一朶香・・・と書いて、いちだかんばしい・・・と読みます。
春未だ浅い谷間の梅が、一枝咲き始め、ほのかな香りが漂い始めた・・・・そんな景色を読んでいます。
本日、2月1日。
天満宮のお茶席に寄せてもらった折、境内には、もう早咲きの梅が咲いていました。
冬景色の中、可愛いピンクの花は、少し晴れやかに感じます。
正に、「春隣」・・・・です。
京都は雪は少ないけれど、大雪で、大変な思いをしておられる人々は、もっと切実に春を待ち望んでおられることでしょうね。
今年は地球規模で、日本海側、北海道は、大雪だというけれど、私の小さい頃は、(50年も前の話ですが)、良く雪が降り、みんなで、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったり、ツララを食べたり。。。。でした。
家庭を持ち、娘達はシンガポ-ルの日本人小学校へ通っていたのですが、飛行機で雪だるまが、学校へ運ばれてきました。
又、オリエンタルホテルにも、日本から雪だるまが到着し、娘達に見せたいと・・・連れて行ったのを思い出します。
日本から、はるばる来た雪だるまは、もうすっかり鼠色になり、溶けかけていたのですが・・・・・。
四季は、日本人に繊細な心を育みました。
来る春を楽しみに、あともう一歩、去り行く冬を慈しみましょうか。
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