天気予報で雪になると聞いていたが、想像以上の大雪に見舞われた本日15日、京都。
新年15日までは、松の内と言われ、15日は小正月とも呼ばれる。
そんな松の内、車で茶席へ・・・・何て少しは思っておりでしたが、車はこんな風で雪の中。
それならと、朝7時15分のバスでまずは建仁寺へと向かう。
早く出かけるのは、建仁寺のほか、天満宮のお席にも寄せてもらいたいから。
朝7時、自宅前の道はわずかに車の軌跡があるのみで、なんだか雪の草原へと歩いてゆく気分。
しんしんと雪が降り、気を付けていたものの、道はやや坂になっており、やはり、”すってん”・・・しりもちをつく。
ようやく到着したバス停も、雪が斜めに降り注ぎ、寒い~~~。
8時前、四条京阪バス停に到着。建仁寺に続く道も雪で一杯。
待つこと暫しで、一席目に入れてもらう。
(建仁寺茶席前) (待合からの雪景色)
お席はおめでたい銘の物で一杯。
そば席が終わり、お席でご一緒した方から声をかけられ、タクシ-の相乗りで天満宮に向かう。
やはり雪のせい、いつもは待つことの多い明月舎、けれど、すぐにお席に入れてもらう。
ゆったりしたお席の後は、雪をかぶり、それでも少しほころびかけている境内の梅を愛でながら、最後のお席、松向軒へと向かう。
(天満宮の絵馬)
このお席もあまり待つことなく、いれてもらう。
幸せな事に、ここでのお席では、濃茶&薄茶と頂く。お菓子は神戸”つるや”の花びら餅。ふっくらとして牛蒡が2本もはいっている。
今日のお席、合計で主菓子3種類、干菓子、濃茶一服、勧められるままに薄茶5服も頂いた。
やはり松の内のお席かな? 雪の中出かけて行ったかいがあった。
明日は、玉林院でお席がある。
明日も雪でしょう。でも・・・・・行きます。
雪の中 がんばって行った方だけが見られる特別な景色ですね!
雪雲の合間から見える青空、初釜にふさわしく清々しいです。