”見渡せば柳さくらをこきまぜて都ぞ春の錦なりけり”
ここ数日、急に春めいてきました。
ちんちょうげの香りと共に、雪柳が白い花を膨らませ、れんぎょも黄色い花を一杯につけ、そして、鳥が止まっていたかのような、もくれんの花も、突然、羽が開いたかのように、真っ白な花をたわわにつけています。
やはり、春は花ですね。
そして、春といえば、桜。
あちこちの桜も殆ど満開状態で、街がピンク色に染まっています。
(ウオ-キングの途中で見る、音戸山の桜)
携帯で撮りましたので、今一つですが、写真の桜、見事の一言です。
濃いピンクの枝垂れ桜で、青空に大きな傘を一杯広げたように咲き誇っています。
「百花為誰開」
春の茶席で見られる茶掛けです。
私達をウキウキさせてくれる自然の花達は、誰かの為に咲く・・・・のではなく、春が来たから、おのずから咲く・・・即ち、無心の境地であると言う事です。
そんな深い意味が込められているのです。
たとえば、誰かの為に何かする事は良い事だけど、その行為の見返りは求めない。。。。。
広い意味では、そんな心も含まれるのでは、ないでしょうか?
とりもあえず、今週末からは、お天気も崩れるとの事。
あわてがり屋の私は、大覚寺、大沢の池に行ってきました。
池畔に咲く桜景色を眺めていると、王朝気分が味わえます。
おしどりの集団も、暖かい陽気につれられて、楽しそうでした。
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