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S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

百花為誰開(ひやっかたがためにひらく)

2011-04-07 17:04:19 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

”見渡せば柳さくらをこきまぜて都ぞ春の錦なりけり”

ここ数日、急に春めいてきました。

ちんちょうげの香りと共に、雪柳が白い花を膨らませ、れんぎょも黄色い花を一杯につけ、そして、鳥が止まっていたかのような、もくれんの花も、突然、羽が開いたかのように、真っ白な花をたわわにつけています。

やはり、春は花ですね。

そして、春といえば、桜。

あちこちの桜も殆ど満開状態で、街がピンク色に染まっています。

 

           (ウオ-キングの途中で見る、音戸山の桜)

携帯で撮りましたので、今一つですが、写真の桜、見事の一言です。

濃いピンクの枝垂れ桜で、青空に大きな傘を一杯広げたように咲き誇っています。

「百花為誰開」

春の茶席で見られる茶掛けです。

私達をウキウキさせてくれる自然の花達は、誰かの為に咲く・・・・のではなく、春が来たから、おのずから咲く・・・即ち、無心の境地であると言う事です。

そんな深い意味が込められているのです。

たとえば、誰かの為に何かする事は良い事だけど、その行為の見返りは求めない。。。。。

広い意味では、そんな心も含まれるのでは、ないでしょうか?

とりもあえず、今週末からは、お天気も崩れるとの事。

あわてがり屋の私は、大覚寺、大沢の池に行ってきました。

池畔に咲く桜景色を眺めていると、王朝気分が味わえます。

おしどりの集団も、暖かい陽気につれられて、楽しそうでした。

 


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