ご報告

2017-10-14 | 日記
皆様へ

私、田山寛豪は、2017年日本選手権を最後に、エリートレースの第一線を退く決意を致しました。
 
トライアスロンデビューした1999年(高校3年生)の潮来トライアスロン大会から私のトライアスロン人生がスタートしました。それから19年。この世に生まれた半分以上をトライアスロン選手として過ごしてきました。

私の好きな言葉「夢実現」は、トライアスロンから学び、うまくいかない時、もがき苦しんでいた時には支えになり、夢実現を果たした時には、ご声援、ご支援して頂いている皆様への感謝する気持に変わっていきました。
 
オリンピック4大会出場や日本選手権10勝等の成績を残す事が出来たのは、怪我に苦しんだ時期や全く結果が出なくなった時期、もうダメだと思った時でも、最後まで諦めなかった自分へのご褒美だと思います。
トライアスロンをやっていなければ、妻と出会うことはありませんでした。また、2人の可愛い娘にも会えなかったでしょう。トライアスロンを通じて、たくさんの事を学び勉強をしましたが、世界一の【愛する家族】にも巡り会わせていただきました。感謝しております。
 
これからは、指導者としての新たな道を歩き始めますが、そのきっかけになったのは、2014年から流通経済大学トライアスロン競技部を立ち上げ、選手兼監督としてオリンピックを目指しながら指導をした事です。
学生達に、言葉ではなく背中でオリンピックを目指す姿を伝える事が出来たのは貴重な財産です。
 
また今後は、指導とともにトライアスロンの素晴らしさを多くの人に伝えていくことも、これからの私の役割と考えています。今まで経験してきた成功や失敗、夢実現が出来た喜び、トライアスロンやオリンピックの魅力を伝えていくことで、更にこの競技が多くの人から応援していただけるように努めていきます。
 
トライアスロン選手人生に後悔はなし。清々しい気持ちで、最後日本選手権のスタートラインに立ちます。
 
最後まで応援いただけますようお願いいたします。
皆様の応援を頂きながら、フィニッシュできれば幸甚です。
また、これまでお力添えいただいた多くの皆さまに、お一人ずつ感謝の気持ちを伝えることができませんが、この場で御礼を申し上げたいと思います。
有難うございました。これからも宜しくお願い致します。


以上、ご報告とさせて頂きます。


 NTT東日本・NTT西日本/流通経済大学 職員
田山寛豪