“手作り”の意味それぞれ

先日、某海外ブランドの方から「希少」とのお言葉を頂きました。


現在の日本の市場で、日本人の職人が数人いて、小さいショップなのにＧＩＡ(本校)の鑑定士がいて、手作りの一点物をオリジナルからオーダー、リフォームを提供している事だそうです。


確かに、現在の“手作り”は意味が少しだけ違っていて．．．


出来上がっているパーツを組み合わせたり


出来上がっている型を磨いたり、そこに石を留めたり．．．


その手作業が入れば“手作り”の表記になる事がほとんどだったりします。


もっとも(ブランドに限らず)ＣＡＤから造型機で製作、のパターンが主流になっている現状＝（ＴｅａｒＤｒｏｐの考える技術力を持った）職人が存在しなくなってきている事を考えれば“手作り”の意味合いが変わってくるのは必然なのかも知れません。


だからこそ「ぜひ残して欲しい」との事でした。



それにしても．．．



今回の事で少しだけ、お客様の気持ちをシェア出来たような気がします。


ＴｅａｒＤｒｏｐでお作り頂いた作品を着けて出掛けられた時


特にブランドショップの(ベテランの)店員さんから作りをお褒め頂くことがあるそうなのですが．．．


確かに今回の言葉、嬉しく頂戴しました。


そして職人に改めて感謝する機会となりました。


これからも本来の意味での“手作り”を少しでも長くお楽しみ頂ける様、次世代にもアンテナを巡らせながら作り続けて行きたいと思っております。