物欲に任せて購入してしまった双眼鏡をいろいろと使い比べて分かったことをご報告
★サイトロン SAFARI 5×21
舞台鑑賞に最適。明るくて全身が見える。実視界も10.5°と広い。
2階後方や3階席だと物足りなさを感じるようになるかもしれない。前屈みになった人の頭が邪魔でしたが、双眼鏡で見ていたら気にならず出演者もきっちり見えました。
持ち歩きに便利な軽さと大きさ。
月見は期待しない方が良いけれど、星見は問題なし。何も見えない夜空にかざすといくつもの星が見えてくるので楽しい。☆彡
★PENTAX papilioⅡ 6.5×21
常に携帯したい双眼鏡。
博物館や動物園、観劇もOK(観劇ではまだ使用してない)
動物園、博物館はこれがないと不安になってしまうくらい、頼ってしまう。
ただ、筐体の素材の関係で埃がくっつきやすいので、帰ったら必ず拭き取るようにしています。
★Vixen アトレックⅡ 8×32
星見・月見・鳥見用。
持っている双眼鏡で一番重いので、持ち歩きには不向きかな。
見え方が一番良いので、目的がハッキリしている場合はこれが良い。
月はよく見える。欲が出て10倍も欲しくなってしまった。
鳥では、拡大されている実感がない。鳥を探すのは意外と大変。遠いと倍率が足りないかなと感じる。
防水なので外にはこれかな?
★Vixen ジョイフルMS 8×21
軽いので持ち歩き用。
160gは何と言っても軽い。視界範囲が狭いのと倍率高めなので観劇では2階席より後ろがいいかも。(1階席中程では、一人しか見えないし、狭いかな。
先日、カワセミを発見。距離のせいでデジカメの方が大きく見えた。
iPhoneやカメラの良いスマホに完全に負けてる。
羽田空港の第2ターミナルの展望デッキからディズニーランドを眺めてみた。視野全体にシーの火山がはっきり観える。肉眼では方向を確認する程度。[かねふく]の看板も発見。これは肉眼ではどれなのかも分からない。
ただし、最短合焦距離が3mなので、近くのものを見るのには不向きです。
★kenko birdie club 10×25
月を見た時に色収差が酷くて、使えません。使うのであれば昼間の晴れている時だけ。
軽いので拡大率10倍はいい。8倍と比べても大きく観える。口径が小さいので月はほぼ全体が見えるだけ。
安物買いの銭失い的なところもあるけれど、倍率によって見え方も違うし、使用目的によっても違っていることを実感。
高級機も良いのですが、自分の使用目的とあっていて、軽さを考慮した方が良いかなと思いました。
持ち歩きには軽さ優先と言いたいところですが、時には使用目的にあった見え方を優先するほうが良いですね。
追記(2023/06/25)
★PENTAX UP10×25
どうしても10倍が欲しくて購入。
決め手は非球面レンズとpapilioと同等の重さの300g
送電線鉄塔の数字もはっきりと見えます。
月のクレーターもはっきり見えます。
★Vixen at4 4×18
近接用にとpapilioⅡを購入して博物館や動物園で楽しみながら使っていたのですが、普段からバッグに入れておくには少々重い。仕事帰りに美術館へ突然行きたいと思うときがあるので、軽さと実視界優先で購入。
ただし見掛視界は狭いです。観劇で10列目くらいか使用すると顔しか見えません。
美術館は単眼鏡の方が専門家みたいに見えるし、小さいので良いのですがどうも私には合わないみたい。
視界について、実視界や見掛視界の見え方がわかりません。対物レンズ有効径で変わるだろうし、実際の見え方も製品によって違うと思うので、使用目的をはっきりして実際に覗いて見ることをお勧めします。
見ているときは集中しているので、視界はあまり気になりません。どちらかというとレンズ全体の見える範囲がどのくらいかなのかが問題に思います。
写真は公式から引用しました。