一月物語 平野啓一郎 新潮文庫
SF、ホラー、漫画以外の本も読みますわよ。
これは、「いちがつものがたり」じゃなくて「いちげつものがたり」と読みます。
ふうん、1月の寒いときのお話かぁ。
と思った、あなた。
わたしと同レベルです。
残念ながら、初夏のお話です。
1月じゃないんです。
「いちげつ」ですから。
くどいかな。いやあ年取るとくどくなっちゃう。
平野啓一郎って、京大在学中に芥川賞を取ったことで有名ですね。
古典的な文体も賛否両論だったと記憶しています。
この小説は、若く美しい詩人(男)が熊野山中で蛇に噛まれて倒れていたところを
山寺のお坊さんに助けられ、運命の女性と出会うというお話。
どこまでが事実で、どこからが夢か、よくわからないような幻想的なお話です。
文体も独特。
漢字が多く、明治時代の小説のよう。
でも、ちょっと違う。最初は、違和感を感じました。
古典的な文体で無理に書いている感じで、こなれていない。
なんか、鼻につくなーと思いました。
でも読み進むにつれて、現代の若者(私より若けりゃ、若者)が書いているんだし、
それはそれでいいのかもと思えてくるようになりました。
たんに読みなれただけかもしれませんが。
まだこれからに期待が持てますね。
9月3日読了
SF、ホラー、漫画以外の本も読みますわよ。
これは、「いちがつものがたり」じゃなくて「いちげつものがたり」と読みます。
ふうん、1月の寒いときのお話かぁ。
と思った、あなた。
わたしと同レベルです。

残念ながら、初夏のお話です。
1月じゃないんです。
「いちげつ」ですから。
くどいかな。いやあ年取るとくどくなっちゃう。
平野啓一郎って、京大在学中に芥川賞を取ったことで有名ですね。
古典的な文体も賛否両論だったと記憶しています。
この小説は、若く美しい詩人(男)が熊野山中で蛇に噛まれて倒れていたところを
山寺のお坊さんに助けられ、運命の女性と出会うというお話。
どこまでが事実で、どこからが夢か、よくわからないような幻想的なお話です。
文体も独特。
漢字が多く、明治時代の小説のよう。
でも、ちょっと違う。最初は、違和感を感じました。
古典的な文体で無理に書いている感じで、こなれていない。
なんか、鼻につくなーと思いました。
でも読み進むにつれて、現代の若者(私より若けりゃ、若者)が書いているんだし、
それはそれでいいのかもと思えてくるようになりました。
たんに読みなれただけかもしれませんが。
まだこれからに期待が持てますね。
9月3日読了