てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

北野勇作どうぶつ図鑑 その1かめ

2005年05月21日 | 読書
薄っぺらい本ですが、ゆっくり味わいながら読みました。
短編が6つ入っています。

カメ天国の話
【カメリ第1話】カメリ、リボンをもらう
かめさん
生き物カレンダー1月~4月


『カメ天国の話』は、SFマガジンに掲載されたのを読んだことがあります。最初再読したとき、ものすごく期待してたから、あ、なんかもう一つって感じでした。
で、昨日、もう一回読んだら、やっぱり可愛くてよかったです。
あまり期待しすぎちゃ駄目ってことですね。
マスコミの動きなんか、最近のJRがらみの動きを彷彿とさせます。
昔から、マスコミの体質って同じなんだなぁ。。。
あ、ちょっと待て。
ちょっと違うかも。昔はそういうのは、お昼のワイドショー限定だったんだ。

『カメリ』書き下ろしだそうです。
もう、可愛いの一言ですねー。
人類が地球から出て行ったあとも、残されたロボット達は律儀に働き続けるという話。
ロボットといっても、生体ロボットというのかな、有機体で出来ている。エヴァみたいな感じ。
第1話とあるから、続くんですよね。

『かめさん』
う~ん、幼稚園のときに、お迎えバスに乗り遅れそうだったからトイレを我慢してお漏らししてしまったというトラウマがある私には、とっても心がざわざわするお話でした。
雰囲気は、『人面町四丁目』に似ています。

『生き物カレンダー』
何回読んでも、ふふふっと笑ってしまう1月の『お猿電車』。
2月の『蛍雪』は、ちょっと『位相夢』の雰囲気。って、全然違うか。
3月の『蟻の行列』は不思議なお話。
4月の『桜に亀』は、北野勇作らしいお話。1行目は笑うけど。


この文庫本は装丁も可愛くてよかったです。
背景色が黄色で、文字色が白で、読みにくいのが難点。

[ HEIDI ]

2005年05月21日 | 英語
PGR2、総単語数8800。
HEIDI

アルプスの少女『ハイジ』です。
初めておじいさんに会うシーンは、どうしてもアニメの絵がちらついてしかたがありませんでした。
7歳だから、それほど小さくもないんですけどね。

食事のシーンは気になりましたー。
チーズは焼いて食べるんですね。
子どもの頃、翻訳版(この本よりは、ずいぶんしっかりした本)を読んだときは気にならなかったのですが。
マシュマロパーティみたいだなと思いました。



【評価】
★★★★

多読単語数【35.4】万