てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

グイン・サーガ101  北の豹、南の鷹

2005年05月16日 | 読書
グイン・サーガで「北の豹、南の鷹」というタイトルが出たので、期待していたのですが、目次をみて少しがっかり。
読む気力が半減してしまいました。


北の豹と南の鷹が出会ったとき、

何かが起きる

んじゃなかったのかぁー!!



前と同様、淡々と話が続きます。
思い出話を織り交ぜながら。
あぁ、何回、この話を聞かされたことだろう。。。。


あ、でも、うちの主人は、面白い!と喜んで読んでいました。
電車内や、電車の待ち時間に読んでいたのですが、「マリウスーっ!」と叫ぶので、恥ずかしかったです。

自分では、周囲の人には聞こえないと思っているようです。
近くにいる人に関する感想なんかも、普通の声でしゃべっちゃうし。
耳が悪いのだろうか。。。
困るなぁ。

リングワールドの玉座

2005年05月13日 | 読書
図書館で借りて読みました。
『リングワールド』『リングワールドふたたび』に続く作品なんですが、どういうわけかこの『リングワールドの玉座』だけ、文庫になってないんですよね。
単行本で買うのもなんだかなぁとケチなので、しぶっていたわけです。
そしたら、図書館にあるじゃないですか。
早速借りてきましたよ。

で、『リングワールド』は覚えているけど、『リングワールドふたたび』はさっぱりさっぱりだったので、読み直し。
たまたま実家から持ち出して手元にあったので良かったです。

『リングワールドふたたび』、読み出せば思い出すかなと思ったら、全然でした。
最初の頃は、ああ、そういえばそんな感じだったと思えたんですが、だんだん、へえぇ~知らなかった~となりました。
私は、本当にこの『ふたたび』を読んだことがあるのだろうか。
だんだん自信がなくなってきたけど、既読本だと思うから、『ふたたび』の感想は、こっちへ。


さて、『リングワールド』は、ラリイ・ニーブンの書くノウンスペース物です。
愉快な(?)宇宙人が出てきて楽しいですよ。
『リングワールド』って、宇宙空間にある巨大なリボン。
真ん中に太陽があって、その周りをリボン状の構造物が回っています。
リボンの太陽側は、大気も海も陸地もあって人が生活できます。その面積は、地球表面積の百万倍という巨大さです。

パペッティア人という高度な文明と異常に臆病なことで有名な宇宙人が、それを発見しました。
パペッティア人は銀河の核で爆発が起きたことを知り、何万年後かに襲ってくる災厄のため、自分達の惑星ごと、銀河系を脱出中でした。
その途中にあったのが、リングワールド。
なんじゃこりゃ~と、調査団が派遣されることになったのです。

でも、普通のパペッティア人は、こんな巨大な建造物を作ることができる技術を持った宇宙人とコンタクトを取れるような神経はしていません。だって、危ないじゃん。
そこで、一人のパペッティア人としては精神異常とされる冒険が可能な人物(でも、人類から見るとすごく臆病)が選ばれ調査団の指揮を執ることになりました。
家来は、人類から2人とクジン人から1人。
クジン人は、巨大な猫型宇宙人で乱暴者です。パペッティア人はひそかにクジン人の性格を穏やかにするよう介入してます。
人類からは、主人公と、ラッキーな若い女性。やはりパペッティア人がひそかに地球の政策に介入して、幸運な人種を作り上げるようにしていたのです。
幸運な人と一緒に冒険すれば、自分達も無事冒険から帰還できるだろうという思惑です。

あ、なんだか、前置きが非常に長いですね。。。


そんなわけで、この人たちの冒険の話が『リングワールド』です。
で、いったん戻ってきた人たちがもう一度リングワールドに出かけるのが『リングワールドふたたび』。

この『リングワールドの玉座』というのは、『ふたたび』の続きです。

やっぱりパペッティア人は、可愛いです。
普段は感情表現のある銀河共通語をしゃべるのに、ショックを受けると棒読みになるとか、丸まっちゃうとか、いろいろ。
『失礼な。私がそんなことも考えてないと思っているのですか。すでに手は打ってあります。』
というのがきめ台詞。
本当にそんな台詞があったかは、不明。ま、イメージですよ、イメージ。
もう危機管理ばっちりですよ。
ばっちりすぎて、逆に困る状況になるぐらいですよ。

それに頭が2つあるしさぁ。
足は3本だし。
脳みそは頭じゃなくて体にあるし。
手はないから、舌で操作するし。
あんまり可愛いので、イメージ図まで描いてしまいました。
パペッティア人イメージ

あいかわらず稚拙です。
真ん中の膨らんだところが、脳みそです。

ということで。


あ、『玉座』について何にも書いてないですね。
えっと、えっと、リングワールドはとても広いので、いろんな人種というか、種族が住んでいるんですよ。
そこで、リングワールドの覇権をめぐる争いってことです。
あまり書くと、前作、前々作のネタバレになるからね~。

でも、これまだ続きそうなんですけど。
ニーブンさん、続きは、書いてないよね。。。

西城秀樹のおかげです

2005年05月09日 | 読書
森奈津子の『西城秀樹のおかげです』(ハヤカワ文庫の方)を普通に本屋で買って読んでしまいました。

愛と笑いとエロスと、書かれていたのは、ちょっと引っかかったけど、妙に気になるタイトルだし、日本SF大賞ノミネートだし、と買ってしまったのでした。
このとき、表紙をもっとしっかりチェックしていたら、買わなかったかもしれない。
いや、通販で買ったかもしれないけど。。。

さて、読んでびっくり。
思わず、爆笑してしまった箇所が何箇所かあります。
しかし、それにしてもこの本は、電車内などで読むのには、全く向いてないですね。
娘にも見つからないよう、こっそりとしまっておくことにします。


全部で8つの短編が収録されていますが、一番SFっぽいと感じたのは表題作です。
よくある人類滅亡物ですが、登場人物の価値観にセンスオブワンダーすら感じてしまいます。

ただし、私のこの感想を信じて、この本を読んだ場合、「どこがSFじゃーっあ!」となる可能性はあります。

愛と笑いとエロスですから。ここにSFという文字はありませんから。。。
とりあえず、バカな話ってことだけは、保証できます。
それから、表紙もちゃんとチェックしてくださいよ~。

七王国の玉座 -氷と炎の歌1-

2005年05月06日 | 読書
ジョージ・R・R・マーティンの長大なファンタジー『氷と炎の歌』の第1部『七王国の玉座』上下巻を読みました。
図書館にあったので、速攻で借りた本です。
これ、買うと1冊2800円もするもんね。
上下巻で2冊あるし、2の『王狼たちの戦旗』も上下巻だから、合計で1万円以上。
第3部は、まだ翻訳されていないけど、きっと同じぐらいの値段だよね。

ところで、これ、長いです。
第1部じゃ、全然話が進まない。
色々なことが気になったまま、終了ですよ、しかも『つづく』ですよ。

登場人物が多くて名前が覚えられません。
一覧があるといいなぁ。
確かに、最後に七王家の紹介があるけど、そこから探すのも大変だし、
家来だと載ってないこともあるし。

これで、2部まではいいけど、3部を読む頃はすっかり忘れているんだろうな。
図書館で借りるっていうのは、失敗だったかも。


さて、どんな話か書いておこう。私も忘れそうだから。

昔は七つに分割統治されていた大陸だったのですが、ドラゴンを旗印とする家に統合され、今では王様は1人しかいません。
そのドラゴンの王家を倒して、王座に上ったのが雄鹿を旗印にしている今の王。
たまたま王の右腕となる人が病死したので、北国に住む狼を紋章とする友人がその職に就くことになりました。
ところが、王の周りは陰謀が一杯で、誰が味方で誰が敵なのかすら、よくわからない有様。
お后すら怪しい。お后は、ライオンを旗印とする家の出で、この弟達も一癖も二癖もある人物です。
さらに、ドラゴン王家の生き残りの兄妹も遠い異国で、王座奪還を狙っています。

この大陸の北には、壁が築かれています。万里の長城みたいなのかな。
そこでは、北からの進入を防ぐための超俗的な軍隊(というか、世捨て人?)が組織されています。
この北でも怪しい動きがあります。それは、超常現象に近いものです。

そもそもこの地は、不定期に続く夏と冬しかなく、今は夏が10年続いているのです。
これから長い冬がやってくる兆しがあります。

ということで始まるこのお話。

上下巻を費やして、1年ほど進み、死ぬ人は死んで、生きている人は生きています。
誰が死んだか、それは、書けませんよ~。
書いてもいいなら、バリバリ書いちゃうけどさぁ。
検索でやってくる通りすがりの人以外でも、困る人は最低1人はいると見た。
その人のために書かないことにしますよ。

[ Mr Mean -in town- ]

2005年05月02日 | 英語
PGR2、総単語数4300。
Mr Mean -in town-

ミスタービーンです。
映画で観たことがあるけど、そんなに面白いと思わなかったです。

この本に書いてあったのも、映画でみたのと同じでした。
ミスタービーンが誕生日に、ちょっと奮発して高級レストランに行って、
よくわからないままに、タルタルステーキを頼んだけど、食べられなくて困る話と、
コインランドリーで、今はいているパンツも洗おうと、ズボンを脱いだら、
間違えて他の人の洗濯物とまぎれてしまって、ズボンを取り返すのに奮闘する話の2つでした。


【評価】
★★★


多読単語数【33.5】万