10日ほど前、またもやお誘いをいただく。
悩んだが、俺のところに話が来るって事は早めに返事したほうがいいだろうって考え、短時間で決定。もち参加。
勝手に去年、一昨年と同じ車だと思っていたが違うらしい。車もドライバーも。うーーん、プレッシャー。&乗ってみたかった車だったからうれしい。
決勝前日、練習日。まずはHYSさんが出発!
2周目、エンジンから煙を出しながらPITIN。ボンネット開くとオイルが噴出してる、エンジンブロー決定・・・・・。
ここで、選択肢は2つ。不参加かビッツを借りて参加か。俺はビッツ、好きじゃない。
はっきりいって、あんな車でレースしたって楽しくない。
HYSさんはビッツ、まんざらではなさそう。おれはどうする?と聞かれ、生意気だけど
「ビッツは乗りたくありません。明日は諦めでもいいです。」と即答。
これも、レース。しょうがない。ビッツで集中してレースできるほど器用な精神構造していない。と、割り切っていたら、なんか「乗せかえる」なんて単語が聞こえてくる?
えっえっ?? 一回工場に持ってって明日朝持ってくるとか・・・。いやいや、シリーズポイントかかってる訳じゃないんだから、そこまでしなくても。
すると、テストで持ってきたターボ車をとなりに並べ2台ジャッキアップ! ターボ車のタービン外してエンジンブローした車からスーパーチャージャーを外してターボ車に付け替えるらしい・・・。
すげーーな。E/G詳しくないけど、すげーのはわかる。結局4時間くらいで形にしちゃった。
あらためて、スゲー人達の車に乗ってるんだと実感。この行動に応えなくてはならない。完走して結果を出さなきゃとYHSさんと誓う。
翌朝、予報は当たり雪。しかも積もって、降ってる。しかも、かるーーい雪。本気じゃねーか!!
写真のとおり、コースは走れる状態じゃない。急遽、参加者みんなの自家用車でコースを数週走り雪を溶かした。
タイムスケジュールは大幅に狂っている。本来は予選の時間に練習走行。
もう一人のSKNさんも合流。ここで、今回の相方紹介。
HYSさん、砂利のチャンピオン2回。このレースも経験豊富クラス優勝あり。
SKNさん、2車種でコースレコード持ってるらしい。異口同音に「あいつはネジが3本くらい外れてる。」
俺、3児の父・・・・ しかも「よき父」ではない・・・・
俺だけ今回の車、初乗車。よって練習はおれが中心。
コースイン。どのギアでも4500回転でノッキングが出る。暖めても(暖まらない!!)ノッキング&下のレスポンス悪っ。
2周でピットイン。応急処置&HYSさんに交代。
HYSさんイン。ノッキング治らず。応急。SKNさんに交代。ノッキング治らず。
そのままSKNさんで予選を戦う。
噂どおりの実力を発揮するSKNさん、一時は予選2位まであがる。最終的に順位は下がったが、実はトランポの電池が切れていた。
車載の機械では上のクラスを余裕で食って2位のタイムが出てた。驚愕!! 飄々としたしゃべり口とは似合わないタイム。
噂どおりだ!! ちょっとスピードのレベルが違うな。久々に次元が違う人に会った。
こんなに台数がいるレースで、こんなに前のグリッドは久しぶり。
E/G、ノッキングはあるが回るみたい。
天候は雨になり、決勝がスタート。SKNさん、3位に上がりタイムと共に順調な滑り出し。
そして俺はいつもどおり緊張。おなかが空いているのに食欲がない。
ウイダーinとチョコレートを無理矢理口にする。
暫くするとオフィシャルに呼ばれる。コースアウトしたので裏から戻る、と。暫く裏で待ってるとコースから帰還。
真っ直ぐ行ったらしい。この件で俺の緊張も少し和らぐ。
その後、怒涛の追い上げで俺にバトンタッチ。
コースイン。コース状況は2年前のヘビーウエットまではいかないが、十分ウエット。
とにかく、ブレーキがロックする。ヒールトゥが出来ない、アクセルあおっても回転が上がらない。
下手したらブレーキロックでエンスト、トラクションゼロのままコーナーへ。で、タコ踊り。
下手しなくても回転あわずにギアが繋がり、挙動不審。で、タコ踊り。
ブレーキロックして、クリップのがしてコースアウトを避ける。で、タコ踊り。
ブレーキがこんな感じなので、コーナーでインさすのがすこぶる怖い。
そんな状態なので、時間の問題。2コーナーでロック、タコ踊り、コース内で踊り足りず、芝生の上へ。
普段でも滑るのに今日は積雪。雪の上ではあがく事もできず、真っ直ぐタイヤバリアへ・・・・・
あーーー。ごめんなさい!! HYSさんまだ走ってないのに!! KさんSさん昨日一生懸命SC乗せ買えしてくれたのに、ごめんなさい!!
予選中、HYSさんとKさんSさんの苦労を水の泡にしないよう、完走しようって言ってたのに。
今日は、コースから出たら滑るから絶対出ないようにって言ってたのに。
走馬灯を一通り終わらした頃。
ゴン・・・。
予想では、ぐしゃって音と同時にボンネットが曲がり、だったけど、思ったより衝撃が少ない・・・
エンジンかかる・・・ バックギア・・・・入る・・・・バック・・・・できる・・・・コース復帰。
スロー走行しながら各部を確認。異常ナシ、レースできそう。俺になってから30分しかたってない、俺のスティントは90分の予定。
走行を続けようかとも考えたが、オイルクーラーにダメージあって、漏れてるかもしれないし、ピットイン選択。
ピットに戻る。フェンダーは手で引っ張って直している。「走行には支障ない。交代だ!」だよね・・・失格の烙印
でも正直ホッとしている自分。今の俺じゃまた刺さるもん。
状況をクルーに説明。残り時間、HYSさんで走る事を確認。
椅子に呆然と座る俺。
少し落ち着いて色々考えた。結構、前に車がいた。ブレーキロックさせてた。全てのコーナーをスムーズにいったラップはない。
それでも8秒台に入った。ニュートラルでウエットのいろんなコーナーに進入した。何とかなった。
もし、ブレーキのマスターバックが殺してたら・・・けっこう行けるんじゃね?
やっぱ、横Gセンサーとハンドル捌きはイケテルんじゃね?
自分の車がほしいな。
本格的に、またレースがしたいな。
そう思った。
今回は、走り終わっても食欲がない。でも、帰りの運転もあるし、食事をとった。
もう、シューズもスーツも脱いでしまいたい。出番も無いし。
でも、それってチームの一員としてどうなんだろう?と、思いゴールまでは着ていることにした。
無給油で最後まで行く予定だったが、俺が30分で帰ってきたせいで予定は崩れ、残り60分くらいで給油に帰ってきた。
一応確認。「俺、無いですよね?」
「ま、一応確認してみっか。もし交代なら合図する。」
そう言って車に向かうSさん・・・そして・・・手を振るSさん。
マジッか?そう思ったのも一瞬だった。
「やるしかねーー」すぐに切り替え交代。ピットアウト。
Sさんが直前に「タイヤけっこう減ってるから気をつけろよ。」とアドバイス。
落ち着いて乗れた。
まず、2本のストレート以外は5速に入れない。4速パーシャルで我慢する。
絶対にコースアウトはしない。特に1コーナーは150手前でブレーキ。
それを課題にし、実践した。
暫くすると、クラストップの車が! 同一周回かどうかはわからんが、とりあえずは抜くでしょ!
そこから、ジリジリと追いつきバトル。他の車が絡んだりして楽しかった。
絶対に、後ろにいるときは離れない事でプレッシャーをかける。前に立ったら、進入で挙動を乱さずプレッシャーをかける。
草レースのバトルで負けてたまるか!!!
残り15分くらいで完全に抜き去った。そして、最終コーナー、バックミラーの中でトップがスピン。
やった!!あとは落ち着いて乗るだけ。
と、思ったら、イエローとかレッドクロスとかで築いたマージンがすぐなくなる。
また、すぐ後ろに。楽しくレースができた。
そして、ゴール。
2回目のスティントはあっと言う間だった。
とりあえず、クラス2位でフィニッシュ。
昨日の状態、俺個人的には最初のスティントから考えたら上出来のレースだった。
久々の表彰台。
SKNさんは子供の熱が下がらないので帰ったそうだ。
練習来ないで、本番の朝合流。予選アタックでトップタイム出して、決勝もコースアウト後ベストラップ刻んで怒涛の追い上げ。
で、自分の番終わったら帰る。って、プロの助っ人ドライバーみたいじゃん! カッコよすぎる。
レースを終えて・・・・
・やっぱ、自分の車でレースがしたい
・SKNさんと同じ車でれーすしたい(車載つけて)
・ずっと4WDだと思ってたがFFだった(タイヤバリアから生還するときも流石4WD!って思ってた)
・誘ってもらえるのは、本当に感謝
・次の日休みとった。サーフィンいこうと思ってたけど、そんな余裕はない
・タイヤバリアの修理代の請求が来るかも(ガードレールより高いらしい)
・KさんSさんスゲーな
・練習したい
・もう一段上のレベルを見たい
・また、セッティングの決まった車で4輪スライドしたい(1コーナーはインのクリップ前からアクセルオン!)
もう消えたと思ってた気持ちに、また火がついた週末だった。
そして、家に帰ると現実も待っていた。
-/-/-/-/-/-/-/-/-/- 後日談 -/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-
後日、反省会が開催された。
SKNさんがロガーのデーターを持ってきて、ライン、ボトムスピード、脱出スピード、トップスピードなどを確認した。
3人の違いを確認しわかった事、俺はインのクリップにつくのが早い。最終コーナーは速い。アウトのクリップでの調整がロス。
あと、得意と思っていた3と7はがんばっても意味が無い。5はビビッてる(やっぱり!)
ま、雨だったし、平均ラインじゃなくてベストラップのラインだから他の車パスしながらのラインだし。あくまで参考だけど。
いままで感覚で口頭で言い合ってたのが数字になっていて、とても参考になった。
あと、前輪駆動では若干のカウンターでもロスのなるんじゃないかって。
「来年もやろうよ!」って話になった。
そりゃーやりたいさ。
が、正直複雑。
やるなら本気でやりたい。SKNに勝ちたい。ロガーを使って練習したい。
でも、レースに本気になった場合に失う物も知っているし、諦めて得た物も知っている。
現状を考えると、明らかにサンデーレースになる。そして、練習しなければ感覚が戻らない事も自分でわかる。
レースはやりたい。でも、現状では他人からしても自分でも情けない結果しか出ないだろう。
そんなんで満足するか?楽しいか?
「遊びでもレースが出来る楽しみ」だけで満足知るには俺はまだ若いのかも。
奇しくも、戦える車に乗ってしまって葛藤が増えてしまった。
ま、贅沢な悩みではある。ありがたい。乗りたくても乗れない人は星の数ほどいる。
つくづく、ツイてる男だ、俺。
悩んだが、俺のところに話が来るって事は早めに返事したほうがいいだろうって考え、短時間で決定。もち参加。
勝手に去年、一昨年と同じ車だと思っていたが違うらしい。車もドライバーも。うーーん、プレッシャー。&乗ってみたかった車だったからうれしい。
決勝前日、練習日。まずはHYSさんが出発!
2周目、エンジンから煙を出しながらPITIN。ボンネット開くとオイルが噴出してる、エンジンブロー決定・・・・・。
ここで、選択肢は2つ。不参加かビッツを借りて参加か。俺はビッツ、好きじゃない。
はっきりいって、あんな車でレースしたって楽しくない。
HYSさんはビッツ、まんざらではなさそう。おれはどうする?と聞かれ、生意気だけど
「ビッツは乗りたくありません。明日は諦めでもいいです。」と即答。
これも、レース。しょうがない。ビッツで集中してレースできるほど器用な精神構造していない。と、割り切っていたら、なんか「乗せかえる」なんて単語が聞こえてくる?
えっえっ?? 一回工場に持ってって明日朝持ってくるとか・・・。いやいや、シリーズポイントかかってる訳じゃないんだから、そこまでしなくても。
すると、テストで持ってきたターボ車をとなりに並べ2台ジャッキアップ! ターボ車のタービン外してエンジンブローした車からスーパーチャージャーを外してターボ車に付け替えるらしい・・・。
すげーーな。E/G詳しくないけど、すげーのはわかる。結局4時間くらいで形にしちゃった。
あらためて、スゲー人達の車に乗ってるんだと実感。この行動に応えなくてはならない。完走して結果を出さなきゃとYHSさんと誓う。
翌朝、予報は当たり雪。しかも積もって、降ってる。しかも、かるーーい雪。本気じゃねーか!!
写真のとおり、コースは走れる状態じゃない。急遽、参加者みんなの自家用車でコースを数週走り雪を溶かした。
タイムスケジュールは大幅に狂っている。本来は予選の時間に練習走行。
もう一人のSKNさんも合流。ここで、今回の相方紹介。
HYSさん、砂利のチャンピオン2回。このレースも経験豊富クラス優勝あり。
SKNさん、2車種でコースレコード持ってるらしい。異口同音に「あいつはネジが3本くらい外れてる。」
俺、3児の父・・・・ しかも「よき父」ではない・・・・
俺だけ今回の車、初乗車。よって練習はおれが中心。
コースイン。どのギアでも4500回転でノッキングが出る。暖めても(暖まらない!!)ノッキング&下のレスポンス悪っ。
2周でピットイン。応急処置&HYSさんに交代。
HYSさんイン。ノッキング治らず。応急。SKNさんに交代。ノッキング治らず。
そのままSKNさんで予選を戦う。
噂どおりの実力を発揮するSKNさん、一時は予選2位まであがる。最終的に順位は下がったが、実はトランポの電池が切れていた。
車載の機械では上のクラスを余裕で食って2位のタイムが出てた。驚愕!! 飄々としたしゃべり口とは似合わないタイム。
噂どおりだ!! ちょっとスピードのレベルが違うな。久々に次元が違う人に会った。
こんなに台数がいるレースで、こんなに前のグリッドは久しぶり。
E/G、ノッキングはあるが回るみたい。
天候は雨になり、決勝がスタート。SKNさん、3位に上がりタイムと共に順調な滑り出し。
そして俺はいつもどおり緊張。おなかが空いているのに食欲がない。
ウイダーinとチョコレートを無理矢理口にする。
暫くするとオフィシャルに呼ばれる。コースアウトしたので裏から戻る、と。暫く裏で待ってるとコースから帰還。
真っ直ぐ行ったらしい。この件で俺の緊張も少し和らぐ。
その後、怒涛の追い上げで俺にバトンタッチ。
コースイン。コース状況は2年前のヘビーウエットまではいかないが、十分ウエット。
とにかく、ブレーキがロックする。ヒールトゥが出来ない、アクセルあおっても回転が上がらない。
下手したらブレーキロックでエンスト、トラクションゼロのままコーナーへ。で、タコ踊り。
下手しなくても回転あわずにギアが繋がり、挙動不審。で、タコ踊り。
ブレーキロックして、クリップのがしてコースアウトを避ける。で、タコ踊り。
ブレーキがこんな感じなので、コーナーでインさすのがすこぶる怖い。
そんな状態なので、時間の問題。2コーナーでロック、タコ踊り、コース内で踊り足りず、芝生の上へ。
普段でも滑るのに今日は積雪。雪の上ではあがく事もできず、真っ直ぐタイヤバリアへ・・・・・
あーーー。ごめんなさい!! HYSさんまだ走ってないのに!! KさんSさん昨日一生懸命SC乗せ買えしてくれたのに、ごめんなさい!!
予選中、HYSさんとKさんSさんの苦労を水の泡にしないよう、完走しようって言ってたのに。
今日は、コースから出たら滑るから絶対出ないようにって言ってたのに。
走馬灯を一通り終わらした頃。
ゴン・・・。
予想では、ぐしゃって音と同時にボンネットが曲がり、だったけど、思ったより衝撃が少ない・・・
エンジンかかる・・・ バックギア・・・・入る・・・・バック・・・・できる・・・・コース復帰。
スロー走行しながら各部を確認。異常ナシ、レースできそう。俺になってから30分しかたってない、俺のスティントは90分の予定。
走行を続けようかとも考えたが、オイルクーラーにダメージあって、漏れてるかもしれないし、ピットイン選択。
ピットに戻る。フェンダーは手で引っ張って直している。「走行には支障ない。交代だ!」だよね・・・失格の烙印
でも正直ホッとしている自分。今の俺じゃまた刺さるもん。
状況をクルーに説明。残り時間、HYSさんで走る事を確認。
椅子に呆然と座る俺。
少し落ち着いて色々考えた。結構、前に車がいた。ブレーキロックさせてた。全てのコーナーをスムーズにいったラップはない。
それでも8秒台に入った。ニュートラルでウエットのいろんなコーナーに進入した。何とかなった。
もし、ブレーキのマスターバックが殺してたら・・・けっこう行けるんじゃね?
やっぱ、横Gセンサーとハンドル捌きはイケテルんじゃね?
自分の車がほしいな。
本格的に、またレースがしたいな。
そう思った。
今回は、走り終わっても食欲がない。でも、帰りの運転もあるし、食事をとった。
もう、シューズもスーツも脱いでしまいたい。出番も無いし。
でも、それってチームの一員としてどうなんだろう?と、思いゴールまでは着ていることにした。
無給油で最後まで行く予定だったが、俺が30分で帰ってきたせいで予定は崩れ、残り60分くらいで給油に帰ってきた。
一応確認。「俺、無いですよね?」
「ま、一応確認してみっか。もし交代なら合図する。」
そう言って車に向かうSさん・・・そして・・・手を振るSさん。
マジッか?そう思ったのも一瞬だった。
「やるしかねーー」すぐに切り替え交代。ピットアウト。
Sさんが直前に「タイヤけっこう減ってるから気をつけろよ。」とアドバイス。
落ち着いて乗れた。
まず、2本のストレート以外は5速に入れない。4速パーシャルで我慢する。
絶対にコースアウトはしない。特に1コーナーは150手前でブレーキ。
それを課題にし、実践した。
暫くすると、クラストップの車が! 同一周回かどうかはわからんが、とりあえずは抜くでしょ!
そこから、ジリジリと追いつきバトル。他の車が絡んだりして楽しかった。
絶対に、後ろにいるときは離れない事でプレッシャーをかける。前に立ったら、進入で挙動を乱さずプレッシャーをかける。
草レースのバトルで負けてたまるか!!!
残り15分くらいで完全に抜き去った。そして、最終コーナー、バックミラーの中でトップがスピン。
やった!!あとは落ち着いて乗るだけ。
と、思ったら、イエローとかレッドクロスとかで築いたマージンがすぐなくなる。
また、すぐ後ろに。楽しくレースができた。
そして、ゴール。
2回目のスティントはあっと言う間だった。
とりあえず、クラス2位でフィニッシュ。
昨日の状態、俺個人的には最初のスティントから考えたら上出来のレースだった。
久々の表彰台。
SKNさんは子供の熱が下がらないので帰ったそうだ。
練習来ないで、本番の朝合流。予選アタックでトップタイム出して、決勝もコースアウト後ベストラップ刻んで怒涛の追い上げ。
で、自分の番終わったら帰る。って、プロの助っ人ドライバーみたいじゃん! カッコよすぎる。
レースを終えて・・・・
・やっぱ、自分の車でレースがしたい
・SKNさんと同じ車でれーすしたい(車載つけて)
・ずっと4WDだと思ってたがFFだった(タイヤバリアから生還するときも流石4WD!って思ってた)
・誘ってもらえるのは、本当に感謝
・次の日休みとった。サーフィンいこうと思ってたけど、そんな余裕はない
・タイヤバリアの修理代の請求が来るかも(ガードレールより高いらしい)
・KさんSさんスゲーな
・練習したい
・もう一段上のレベルを見たい
・また、セッティングの決まった車で4輪スライドしたい(1コーナーはインのクリップ前からアクセルオン!)
もう消えたと思ってた気持ちに、また火がついた週末だった。
そして、家に帰ると現実も待っていた。
-/-/-/-/-/-/-/-/-/- 後日談 -/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-/-
後日、反省会が開催された。
SKNさんがロガーのデーターを持ってきて、ライン、ボトムスピード、脱出スピード、トップスピードなどを確認した。
3人の違いを確認しわかった事、俺はインのクリップにつくのが早い。最終コーナーは速い。アウトのクリップでの調整がロス。
あと、得意と思っていた3と7はがんばっても意味が無い。5はビビッてる(やっぱり!)
ま、雨だったし、平均ラインじゃなくてベストラップのラインだから他の車パスしながらのラインだし。あくまで参考だけど。
いままで感覚で口頭で言い合ってたのが数字になっていて、とても参考になった。
あと、前輪駆動では若干のカウンターでもロスのなるんじゃないかって。
「来年もやろうよ!」って話になった。
そりゃーやりたいさ。
が、正直複雑。
やるなら本気でやりたい。SKNに勝ちたい。ロガーを使って練習したい。
でも、レースに本気になった場合に失う物も知っているし、諦めて得た物も知っている。
現状を考えると、明らかにサンデーレースになる。そして、練習しなければ感覚が戻らない事も自分でわかる。
レースはやりたい。でも、現状では他人からしても自分でも情けない結果しか出ないだろう。
そんなんで満足するか?楽しいか?
「遊びでもレースが出来る楽しみ」だけで満足知るには俺はまだ若いのかも。
奇しくも、戦える車に乗ってしまって葛藤が増えてしまった。
ま、贅沢な悩みではある。ありがたい。乗りたくても乗れない人は星の数ほどいる。
つくづく、ツイてる男だ、俺。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます