触らぬ神に祟りなし 仏滅に結婚式をあげるのは要注意

　妹夫婦のことなんですが、
妹の旦那というのが、神も仏も信じない現実主義者で、織田信長のような方なのです。
結婚式も、すいているし、費用も安いわざわざ仏滅の日に結婚式を挙げました。
「触らぬ神に祟りなし」という格言があって、神がいるかどうかはわからないが、でももし居たら困るので、神様の祟りが無いように、仏滅の日など縁起が悪い日は結婚など大事なことは避けた方が無難という意味なのです。神も仏も信じない現実主義者は、神がいるかどうかはわからないが、わからないものは無いから、そんな言われは無視して構わないという発想のようです。
　その結婚式のことだけではなく、マイホーム購入のことについてもあるとき、即座に購入を決めたというのです。地方都市である函館市内とはいえ、中古とはいえ、土地つき一戸建てが何と１千万円。破格の安さです。普通だったらこの安さは何かあるのではとたじろくはずです。聞くところによると、その家には不気味が仏壇があって、しかも、その裏には神社の御札が貼ってあるとのこと。でも、神も仏も信じない現実主義者なもんだから、そんな世の中、霊とかそんなものはいないと、踏んで、こんな掘出し物買わなきゃ損、ということで即座に契約したとのこと。
　ところが実際に住んでみると、夜な夜な若い女性の幽霊が家の中をうろつき回るとのこと。
そればかりか、その旦那が会社員ですが仕事でへまをやらかす、交通死亡事故を起こす、という不幸が重なり。結局、子供が二人いながら離婚。その家も手放さざるを得なくなりました。仏滅に結婚式をあげると離婚する、という言い伝えどおりになってしまいました。もう離婚して１０数年くらい経ちますがその旦那は今は行方不明になっています。


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