<NPB2022>千葉ロッテマリーンズ「令和の怪物」佐々木朗希投手が28年ぶりの完全試合・64年ぶりの連続奪三振記録更新・1試合奪三振日本タイ記録
2022-04-11 07:20:13
ZOZOマリンで22431人の観衆を前に行われたオリックス戦。
マリーンズは、「令和の怪物」佐々木朗希投手(20)が先発しましたが、とんでもない試合になりました。打者27人に対し、1人もランナーを出さない、完全試合を達成しました。日本プロ野球では94年の読売巨人軍・槙原寛己投手以来28年ぶりのこととなります。また、20歳5ヶ月での達成は、それまで20歳11ヶ月の記録を持っていた島田源太郎投手(大洋)を抜いて、日本プロ野球史上最年少記録です。ロッテとしては、73年10月10日の八木沢荘六投手以来の快挙となります。
なお、アウトの内容は、以下の通りです(Kは三振)。
1回:二ゴロ・一ゴロ・K
2回:K・K・K
3回:K・K・K
4回:K・K・K
5回:K・K・K
6回:中飛・捕邪・K
7回:右飛・二ゴロ・K
8回:K・K・K
9回:三ゴロ・遊ゴロ・K
以上です。このように、「K」ばかりで、1回2死から5回終わりまで13連続奪三振の日本新記録(実は、メジャーリーグの記録も「10」なので、それもあっさり超えた)を達成しております。昨日、用事で出かけている途中で、9連続の日本タイ記録の速報が入ってきて、「?!」とはなったのですが、その後あっという間に「10」の日本新記録の速報、そして、「13」に更新されたとの速報が入り、ちょっと何が何だか分からない感じになりました。なお、この連続奪三振記録は、これまで「9」が最高で、57年7月23日に阪急の梶本隆夫投手が南海戦で、58年5月31日に東映の土橋正幸投手が西鉄線で記録していました。しかし、昨日の佐々木投手はそれを一気に4も更新しています。
結果として、オリックス打線からは、バットに当たってのアウトは8つのみ、しかも、全部がイージーなゴロ、またはフライでしたね。ついでに、左翼手はただ立っていただけ、一度も守備機会がないという異常事態(笑)また、連続奪三振が終わってからもしっかりと抑え、8回などはまた3者連続(というか、7回2死から4者連続)奪三振を重ね、この段階で、95年4月21日にマリーンズが千葉マリン(今のZOZOマリン)で、今日の対戦相手オリックスの野田浩司投手から喫した「1試合19奪三振」の日本記録も見えてきたわけですが、9回にも1個三振を取って、そのタイ記録となりました。
まさに、記録ずくめの試合となりました。現地で観戦された皆さんが、本当に羨ましいですね。当方は、出先で試合速報を見ながら、独りドキドキしてました。
4月10日 (日) vs オリックス・バファローズ ダイジェスト
ということで、勝った試合はダイジェストを見ておきたいと思いますが、今日はマリーンズ公式チャンネルを引用しておきます。連続奪三振の状況を見たい方は、以下のパリーグTVの映像もオススメです。
【令和の伝説】佐々木朗希『日本新記録・13者連続三振』
それから、昨日の試合は、佐々木投手の凄まじいボールはもちろんですが、ルーキーの捕手・松川選手の好リードも忘れてはなりません。昨日、松川選手は追加点が欲しかった6回裏に走者一掃の3点タイムリーツーベースを放っています。また、佐々木投手は、試合終了後、松川選手に感謝の言葉を述べています。パリーグTVで見ておきましょう。
【完全試合達成】千葉ロッテ・佐々木朗希投手ヒーローインタビュー
以上の通りですね。本当に、日本プロ野球史上に残る1日となりました。一晩経っても、まだ試合結果を見たときの興奮の余韻が収まりません。
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