1月27日、イタリア議会では同国大統領を選出する4回目の投票を行いました。
しかも、4回目からは、当選に必要な得票が3回目までの3分の2以上から過半数へと、緩められたのですが、当選者は出なかったそうです。なお、新大統領を選出できなかったのはこれで4日連続となり、カトリック教会でローマ教皇を決めるコンクラーベ並みの話となっています。
混迷の度合いを強めているのは、現職のマッタレッラ大統領が続投を否定しているのに、得票数が日に日に伸びていることでしょう。
その理由として、候補者の1人であるドラギ首相が、大統領に就任して首相を退任すれば、現行の連立政権が崩壊すると見られており、結果として、総選挙が前倒しになるため、議員の支持が伸びていないようです。
なかなか難しいですね。とはいえ、そろそろ決まるのでしょうかね。でも、マッタレッラ大統領に決まったら、すぐに辞職しそうですけど、その辺、同国の法律などはどうなっているのでしょうかね。
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