GE、事業別に3社分割へ-コングロマリットの歴史に終止符(ブルームバーグ)
アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)は、事業別に分社化するそうです。
昨日も、東芝についての記事を書きましたが、GE社はヘルスケア、電力、航空の3社に分社化するとのこと。
これにより、「コングロマリット」としての会社形態を終えるようです。コングロマリットとは、複合企業などとも訳されるようですが、各々、直接の関連を持つわけではない複数の事業を傘下に収め、多角経営を行うこととされています。
11月9日におけるGEの発表では、ヘルスケア事業は2023年序盤にスピンオフし、また再生可能エネルギー、電力設備、デジタル事業を別の部門に統合しつつ24年にスピンオフし、エンジン製造事業のGEアビエーションが残るそうです。
この「スピンオフ」ですが、本来は派生した副産物などを意味する言葉ですが、経済や証券業界の用語としては、会社の一部門を切り離して独立させることだそうです。
更に、類義語に「スピンアウト」もありますが、「スピンオフ」は、分社する前の企業との関係が切れずに、元の企業のブランドなどを共有する状態で、「スピンアウト」は完全に分かれてしまうものだそうです。
こういうの真山仁氏『ハゲタカ』シリーズなどを見て、何となく分かった気がしていましたが、現実の様子を第三者から見てみるとドラマにもなりませんが、もちろん当事者にとっては大変なことなのでしょうね。
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