
幾百千の 朽ちてしまった希い
朽ちかけていた言葉たちは
もう すっかり
深い谷あいに とけてしまったはずなのに
無邪気な木霊たちの悪戯なのでしょうか
午後の木洩れ陽の向こうから
旅人さえ知らぬ あの風の通り途から
胸のほむらを熾すように
ふいのマドリガルが 響いてくるのです
めぐり還る こぼれおちた時 まばゆい記憶の後ろ姿
[絵本通信 VOL50 .2004年 春季号]
※前回ご紹介した絵本通信の詩に「作は人なり」とのコメントをいただき、大いに考えさせられました。難しいですよね。ほんの些細なつもりの言葉が、受ける感性や感じる情感に反映・発展し、それによって与える印象までのが違ってくる。う~~ん、考えさせられます。んで、手元には「近代詩」(石川県近代文学全集)を久々に紐解いてます。この全集は石川県の明治以降の文豪・詩人たち(室生犀星など100名ほど)が紹介されています。文語体がほとんどなんですが、なかなかのものです[正確には、読みにくいし表記等は難しい]。オイラの新たな感性や感覚の覚醒のために・・・・・。んんでもって、気に入ったものは、ご紹介しますね!
今週は仕事がやけに忙しくてバタバタしているんですが、こういったすてきな詩をみると癒されます。
気分を変えたいときによく見るので、また載せてくださいね~。
楽しみにしています!
いつもありがとうございます!
日々のお仕事への癒し効果があればいいね!
写真を見ているとホッとします。
ありがとうございます!