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ときどき 65から学ぶこと

「日本旅館」で粋に振る舞うマナー

高級旅館や格式が高い宿に行くときのマナー

 

「このぐらい知っている」という人もいますけど

参考にしてください。

 

【 入る時は男性が先に立ち、女性をリード 】

到着すると、仲居さんや番頭さんが出迎えてくれます。

日本旅館では、男性が先に立ち、女性をリードしている方がスマート。



【 荷物は仲居さんに渡し、お部屋まで 】

荷物は、遠慮せずに仲居さんや番頭さんに預けます。

「お荷物をお持ちします」と声をかけられたら、 貴重品の入ったバッグ以外は渡します。 


【 引き戸を開ける時は、右から開ける 】

襖などの引き戸を開ける時は、右から開けるのがよい。

少し開けたら、その手をふちに移動させ、下のほうをすっと右に引く。


 


【 掛け軸や飾られた花は、座って見る 】

部屋には立派な掛け軸や季節の花などが飾られています。

茶席ではなくとも座って拝見し、気の利いた褒め言葉などをかければ一目置かれるかも。

 

【 心付けは女性から、挨拶を添えて 】

渡すタイミングは? 渡し方は? 祝儀の額は?

ある年齢に達しないと、その呼吸はわからないと人は言うけれど

本当はそっと渡すのがスマートなだけ!

タイミングは、部屋に案内された後や、食時の後、お膳を下げにきてくれた時

ポチ袋または懐紙に入れてそっと渡すとよろしくて。

金額は2人一泊で2000円~3000円で、宿泊料の10%

夫婦の場合は、女性から渡すほうが自然です。 

「お世話になります」でも「ほんの少しですが」でも桃わない。

気持を表す言葉と一緒に渡せばいいのです。

 

【 用事はすべて、電話でOK、すぐに対応してくれます 】

飲み物などが欲しい場合は、フロントに電話1本かければ持ってきてくれます。

間違っても、「自販機ないの?」などと聞かないように。


【 男の浴衣は腰で着る! これぞ粋な男 】

着る時は身体にぴったりはわせ、 裾線は床と平行に。

着崩れ防止にタオルを懐に入れるとよく。

帯は腰に巻いてからグッと下腹部へ下げ、結び目は真後ろより少し横に。


【 浴衣は軽く畳んで布団のそばが乱れ籠に 】

宿が片付けてくれるから、きちんと畳む必要はないが、寝乱れたままでは見苦しい。

布団はある程度整え、浴衣はさっと畳んで布団の上か乱れ篭の上に。 


【 チェックイン・アウトは、客室で済ますのが高級旅館 】

高級旅館では、チェックアウトも基本的に部屋で。

フロントに「お会計を」・「チェックアウトします」と電話すれば清算書を持ってきてくれるので、その場で支払います。


宿代を払っているとはいえ、部屋はきれいに使いましょ。


「立つ鳥跡を濁さず」

去り際が恰好よいなんて、まさに  そのものです。


では、さっそく今度の記念日に実践を!

 

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