高級旅館や格式が高い宿に行くときのマナー
「このぐらい知っている」という人もいますけど
参考にしてください。
【 入る時は男性が先に立ち、女性をリード 】
到着すると、仲居さんや番頭さんが出迎えてくれます。
日本旅館では、男性が先に立ち、女性をリードしている方がスマート。
【 荷物は仲居さんに渡し、お部屋まで 】
荷物は、遠慮せずに仲居さんや番頭さんに預けます。
「お荷物をお持ちします」と声をかけられたら、 貴重品の入ったバッグ以外は渡します。
【 引き戸を開ける時は、右から開ける 】
襖などの引き戸を開ける時は、右から開けるのがよい。
少し開けたら、その手をふちに移動させ、下のほうをすっと右に引く。
【 掛け軸や飾られた花は、座って見る 】
部屋には立派な掛け軸や季節の花などが飾られています。
茶席ではなくとも座って拝見し、気の利いた褒め言葉などをかければ一目置かれるかも。
【 心付けは女性から、挨拶を添えて 】
渡すタイミングは? 渡し方は? 祝儀の額は?
ある年齢に達しないと、その呼吸はわからないと人は言うけれど
本当はそっと渡すのがスマートなだけ!
タイミングは、部屋に案内された後や、食時の後、お膳を下げにきてくれた時
ポチ袋または懐紙に入れてそっと渡すとよろしくて。
金額は2人一泊で2000円~3000円で、宿泊料の10%
夫婦の場合は、女性から渡すほうが自然です。
「お世話になります」でも「ほんの少しですが」でも桃わない。
気持を表す言葉と一緒に渡せばいいのです。
【 用事はすべて、電話でOK、すぐに対応してくれます 】
飲み物などが欲しい場合は、フロントに電話1本かければ持ってきてくれます。
間違っても、「自販機ないの?」などと聞かないように。
【 男の浴衣は腰で着る! これぞ粋な男 】
着る時は身体にぴったりはわせ、 裾線は床と平行に。
着崩れ防止にタオルを懐に入れるとよく。
帯は腰に巻いてからグッと下腹部へ下げ、結び目は真後ろより少し横に。
【 浴衣は軽く畳んで布団のそばが乱れ籠に 】
宿が片付けてくれるから、きちんと畳む必要はないが、寝乱れたままでは見苦しい。
布団はある程度整え、浴衣はさっと畳んで布団の上か乱れ篭の上に。
【 チェックイン・アウトは、客室で済ますのが高級旅館 】
高級旅館では、チェックアウトも基本的に部屋で。
フロントに「お会計を」・「チェックアウトします」と電話すれば清算書を持ってきてくれるので、その場で支払います。
宿代を払っているとはいえ、部屋はきれいに使いましょ。
「立つ鳥跡を濁さず」
去り際が恰好よいなんて、まさに 粋 そのものです。
では、さっそく今度の記念日に実践を!
ブログを見ていただき、ありがとうございます。