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ときどき 65から学ぶこと

ぼたもち、おはぎのよび方

はじまりました、60から学ぶこんなこと、気軽にゆったりと見てください。

 

さあはじめましょ

 

「ぼたもち」「おはぎ」の呼び方

これは、作る季節に違いがあります。

そして、季節の花の名前に由来しています。

 

「ぼたもち」は、江戸時代に春のお彼岸

江戸時代中期には砂糖の入ったあんこが広まり

 

一説には、小豆を「牡丹の花」に見立て「ぼたんもち」

そして「ぼたもち」に変わったといわれています。

 


 

「おはぎ」は、秋のお彼岸

秋の七草のひとつ「萩の花」と小豆が似ているため

「おはぎもち」「おはぎ」に変わったといわれています。

 


 

夏や冬に作る場合には別名があります。

 

夏の別名は「夜船(よふね)」

米をつぶして作るため、餅をつくような音は出ません。

 

おはぎを “ついた” のがいつか分からないことから

夜は暗くて船がいつ “着いた” か分からない

「夜船」になぞらえて呼ばれています。

 


 

冬は「北窓」とも呼ばれ

北にある窓からは “月” 見えないことによります。

搗(つ)くことをしないことから

転じて “月知らず”

 

今は季節の区別なく呼ばれる「おはぎ」や「ぼたもち」

春夏秋冬で「ぼたもち」「夜船」「おはぎ」「北窓」と分けて呼ぶこともあるのですね。

 

 


 

「ぼたもち」と「おはぎ」の形状やあんこの種類は?

どちらも米を蒸すか、炊いた後に潰し、丸めてあんこで覆うという作り方

 

もともとは形状やあんこの種類も異なるものでした。

「ぼたもち」は、「牡丹の花」のように大きな丸い形で作られ


 

「おはぎ」は、「萩の花」のように細長い俵型のような形で

 

外側を覆うあんこも

「ぼたもちは、こしあん」

「おはぎは、つぶあん」という違いがあります。

 

秋に収穫したばかりの小豆は、

皮も柔らかく食べられるため、「つぶあん」に使われ

 

春には皮が固くなるため、

皮を取り除いた「こしあん」が使われていました。

 

今では、季節を問わず、つぶあんが作られ、季節によるあんこの違いがなくなりました。

 

ブログを見ていただき、ありがとうございます。

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