ときどき 65から学ぶこと

崇高な ファインダーをのぞいて撮る姿

カメラはなんだっていい

コンパクトなデジカメでもいい

安く手に入る一眼レフ機でもいい


共通して言えるのは、「ファインダーをのぞいて撮るカメラがいい」


理由は、「撮ってる姿が懐かしいから」


「ファインダーをのぞいてカメラを構えている人の姿」が美しいなと思います。


そういう立ち姿は、「趣味人」として素敵に映ります。

趣味というのは本人が満足してることもありますが


まわりから見た時に「いい趣味してるなあ」とか

「あんな風にじぶんも没頭できる趣味が欲しいなあ」

という文化的な姿を当時は思ったものです


昔はあの姿が、素敵な景色の一部で生活の中に溢れてました


スマホが登場する以前は

写真を撮ること = カメラを構えることで

いまより人々はカメラを構えるシーンが多かったですね

 

今のスマホカメラの性能と用途は素晴らしいけれど

撮っている姿が美しいとは言い難く

撮ってる人たちの光景は、ちょっと文化的とは言えないような

まして今はカメラにファインダーがあるにもかかわらず

モニターに被写体を映して撮る、スマホと同じような姿が多くなっています。

 

実際、カメラがいつも身の回りにあると、景色のわずかな変化にも気がついたり、

少し足を止めて綺麗なもの、美しいものにシャッターを切ったり、

撮れた写真を後日誰かに見せて、思い出を回想するなんて時間もさりげなく楽しめたりと、

「あぁ カメラがあって良かったな~」と思います

 

何も毎日絶景を撮る必要はなくて、カメラがあることで、

ちょっといつもの日常が違った角度から眺められることが良くて

それが生活を文化的にしていると思います


趣味とは、そういう無理しない感じもまたよく


この夏に向かっては、小さなカメラが良くて

夏はどことなく体に負担のない軽いカメラを肩にかけて

ラフに使っても気にしなくていい使い勝手のいいカメラでそぞろ歩き


そんなカメラを、生活のあちこちでファインダーをのぞいて構えて

その姿で誰かを少し文化的な気持ちになるとしたら


それもまた「趣味人」らしい生き方かと【器用貧乏】

 

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