ときどき 65から学ぶこと

富士山の魅力⑥

江戸時代に盛んだった「富士講」


この神事としての登拝は

現代風に言えば

江戸から引率者付きの団体ツアーの富士登山でしたが

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富士吉田まで来た富士講の各団体は

「御師(おんし)」の宿に泊まり

御師から富士山参詣の仕方の教授を受け

御師の案内で、浅問神社に詣で

浅間神社の鳥居を出発点として

御師の指示のもとに

「六根清浄」を唱えながら行者として登拝しました。

 

途中、御師の講話に耳を傾け

神事を行いながらの登山であったため

充分な休憩を取りながらの

「基本に忠実な登山」であったと思われます。
 


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これから求められる「富士登山」は

富士山と富士登山を科学的、経験的に知り尽くした


御師に準じる「山岳ガイド」のもとに登る団体と

4000m級の登山の知識を常識酌に持った個人による登山だと思います。

 

富士信仰では六合目を天上といい

ここから先は聖域度が高まり

人は歩いて登ることとされています。 


まず、自動車で登ることができる五合目までの入山については

自動車1台ごとに入山料を徴収し

富士山山岳レンジャーの養成のために活用します。


六合目以上への登山者には、天上以上への入山料として

トイレ使用料込の環境整備費を徴収

環境保全の推進と山岳ガイド養成のために使用します。

 

「富士山を守る」意識が、国民的レベルでの常識になる必要があります。

 

 

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