

イアロビック
いあろびっく
クッビロアイ
…と会うたびに私は
そう喋っていたが、
私のすっかりとまでに
標準語
だと思っていた
イアロビックってのが
たいそうな思い違いの
やっぱり方言の類だと言う事が
ある日
とある人の指摘にて
トツゼン判明した
正しくは
エアロビクスらしい…
…
エアロビクス
えあろびくす
スクビロアエ
ここでアラタメテ3回も
漢字書取りテストならぬ
カタカナひらがな
おり混ぜ
カキトリ試験と言う
熱心さで?
カンペキなまでに
そう理解したのだけれども
吃音のせいか
口から
発せられる言葉は
やっぱりと言うか
どうしても
舌垂らずからの
イアロビック…
と相手のイヤーな顔ならぬ
earな耳に聞こえてしまうのだ
…
たいそうな呆れ顔を浮かべ
学ばない人だね…と
アキラメ感情あふれる声音…
愛想を尽かされる
と言う繰り返しな日々…
学べない人と
評判の
私は
今日も明日も
明後日も
特定の人とは
ケッシテ巡り会えず
一期一会と言う
エンドレス…
それでも地球はまわる…
みたいな…