フォトギャラリー種差海岸《西澤照光のフォトブログ》

ライフワークとして撮影中の三陸復興国立公園・種差海岸の四季情景を中心に紹介。

★豪華絢爛 八戸三社大祭山車人形

2016年08月07日 12時38分01秒 | 八戸の祭
約300年の歴史と伝統を誇る、国の重要無形民俗文化財「八戸三社大祭」が7月31日から8月4日までの5日間開催され、8/1のお通りと8/3のお還りでは
各町内会等が製作した27台の豪華な山車と市内三神社の神輿行列(神楽、稚児、武者など含む)が合同運行し、華麗な歴史絵巻を繰り広げた。
撮影は、数年ぶりに祭最終日(後夜祭)に会場に出かけ主に「山車人形」に狙いを絞り撮ったものです。     撮影 2016年8月4日

なお、「八戸三社大祭(山・鉾・屋台行事)」が2016年秋に、ユネスコ政府間委員会において「ユネスコ無形文化遺産」登録の可否に関する審議が行われる
予定で登録が見込まれている。

◎狐の嫁入り  ~鍛冶町附祭若者連~


◎狐の嫁入り  ~鍛冶町附祭若者連~より


◎日本振袖始  ~内丸親睦会~より

デジブック 『八戸三社大祭山車人形』     スライド   52点 (大画像で閲覧できます。)



◎海波駆ける義経 八戸神力のもと蝦夷へ渡る  ~朔日町附祭~より


◎三国志・孟獲~蜀に挑みし護郷の決意~  ~十六日町山車組~より


◎大坂夏の陣『光り武者南部信景』と『赤備え真田幸村』  ~新荒町附祭若者連~より


◎舟弁慶 五大明王の守護を受け亡霊を鎮める   ~下組町山車組~より

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伝統武芸「加賀美流騎馬打毬」~奮戦~

2015年08月03日 11時06分05秒 | 八戸の祭
    毎年、八戸三社大祭中日の8月2日、八戸市の長者山新羅神社境内桜の馬場で、青森県無形民俗文化財の「騎馬打­毬(だきゅう)」が行われる。
   競技は紅白2組に別れた各組4人計8名の騎馬武者が狩り装束に身を包み、馬場狭しと人馬一体の­妙技を見せる伝統武芸。
   騎馬打毬は、馬産地として有名な八戸藩で騎馬武者の訓練のために始まったとされる競技で、現在は、宮内庁と青森県八戸市の長者山新羅神社、
   山形県山形市にのみ伝承される。また、長者山新羅神社では騎馬を使用しない「徒打毬(かちだきゅう)」もこの日行われる。

































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★八戸三社大祭山車人形~怒鬼~

2015年08月01日 20時45分06秒 | 八戸の祭

★撮影 2015.7.31 PM 6 :58   八戸市 三日町
☆カメラ Canon EOS Kiss X7  絞り f5.6   露出時間  1/30秒   露出補正  0ステップ   ISO-800   18-55mmズーム   焦点距離 51mm

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★八戸えんぶり初日スナップショット

2015年02月18日 15時51分44秒 | 八戸の祭
   約800年の歴史を誇る国の重要無形民俗文化財で、五穀豊じょうを願って農作業を舞いで表現する八戸地方の伝統芸能「八戸えんぶり」が
  17日、4日間の日程で開幕した。初日は32のえんぶり組が長者山新羅神社でえんぶりを奉納した後、八戸市中心街で一斉摺りを披露した。
  ここで紹介するのは、えんぶり行列開始前の長者山新羅神社周辺でのスナップ光景です。

                                                2015年2月17日   フォト西澤

★えんぶり行列の順番を決める17日午前0時の「仮札」の受付を前に、16日夕刻頃から境内で待機している組もいるようです。


★17日早朝 時間の経過とともに次々境内に集まって来るえんぶり組のみなさん





★奉納受付時間前、暫しくつろぐ人たち



★神社の宮司さんもスタンバイ。午前7時の狼煙を合図に、奉納受付を開始します。



★舞の奉納 (撮影 2011年2月17日)



★奉納を終えて記念撮影をするえんぶり組のみなさん


















★祭りに似合うスマイルショット








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★八戸えんぶりの紹介

2015年02月15日 14時59分58秒 | 八戸の祭
デジブック 『♪八戸えんぶり♪』



八戸えんぶりは約800年の伝統を誇る県南地方に春を呼ぶ祭りとして 毎年2月17日から2月20日まで開催される豊年祈願祭です。
《国指定重要無形民俗文化財》


元々農民がその年の豊作を祈って、稲作の一連の動作(種まきや田植えなど)を表現し舞った祭事ですが、
今では青森県の冬を代表する観光行事のひとつになっています。


古来、八戸地方の農家で小正月の夕方、雪の上に円形を作り、田植えの所作をしてその年の豊作を祈願しました。
それが次第に形を整えて「えんぶり」になったと言われている。
                                  画 大久保景造(八戸市) 提供 小野画廊


名は「えぶり」という農具を手にして舞ったことに由来すると伝えられ、太夫が手に持つ「ジャンキ」と呼ばれる棒はその象徴とされている。



★えんぶりの起源(通説)

鎌倉時代の始め、後の八戸藩主南部光行は、頼朝から奥州糠部郡を拝領し、甲州(今の山梨県)から当国へ下ってきた。
奥州で迎える初めての正月、光行は自分の家来達に武装させ、有力者たちの家を訪問させたが、酒の勢いのためか家来達は
抜刀乱舞したため、家人たちは恐れ慄いた。


その場に居合わせた農民藤九郎という機転の利く男が、賑やかに田植歌を歌い、農具を手に持って踊ったところ、
家来達は刀を納めて その様子を見物したという。


鳴子板をふり、田んぼの土をならす仕種を踊り終えた藤九郎が、南部家を祝福する口上を述べたところ、それが吉例となり、
えんぶりが行われるようになったという。


★現在のえんぶり組は、先立ち(親方ら代表格)、太夫と呼ばれる舞手、祝福芸を踊る子供等、太鼓、笛、
手平鉦(てびらがね)、音頭とり、旗持ちなど総勢15~30人で構成されている。


★舞いの種類・特徴
その1. ながえんぶり

歌や舞い(擦り)がゆったりとした古来の形。主役の太夫の烏帽子に赤い牡丹や白いウツギの花がついている。


★その2. どうさいえんぶり


歌も舞い(擦り)もテンポが速く。勇壮活発に舞う。 
全員の烏帽子に馬の前髪に見立てたマエガミ「五色の房」が垂れている。

※えんぶりの烏帽子は馬の頭を型どったものと言われています。

詳細については、デジブック参照!!
 


  







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