☆撮 影 2006.9.8 AM 9:11 八戸市新井田 対泉院 貴福池
☆カメラ SONY DSLR-A100 絞り f 5.6 露出時間 1/ 250秒 ISO-250 レンズ 75-300mmズーム
2014年12月10日刊行の美術雑誌「BM vol.36」(美術の杜出版)で作品評とともに紹介される。
作品評
“弥生時代の古代文化再生を援けた写真”
ひとひらの蓮の花弁を、細かい水滴を散らした瑞々しく清らかな蓮の葉が優しく受け取って、ゆるやかな詩情をたたえながら、
調和の空気をなびかせている・・・・・。
蓮池の池畔を散策しつつ偶然みつけた、この抽象作品のような情景を見逃さず、すかさずショットして成功している。
作家はこの写真が最近のヒット作品のように思えてならず、大切に扱っている。背景になっている物語りもあり、
例の2000年の時空を超えて蘇った古代蓮が世界的に著名となったが、その発掘に功労のあった方の縁で、八戸市(新井田対泉院)の貴福池
にもこの「大賀ハス」が移植され、作家の写真のモティーフとなった。いわば弥生時代の古代文化が芽出度く再生の機会を得たわけである。
文 / 長谷川 栄
また、同作品は2015年5月中旬、アートジャーナル社が全世界の教育の場に向けた啓蒙図書として刊行する
マザーテレサ伝記「Love In Action The Story Of MOTHER TERESA/愛の実践・マザーテレサ物語(完全和英対訳・ ハードカバー製本・永久保存版)」の
表紙デザインに1万人を超える日本人アーティスト作品の中から採択された。