フォトギャラリー種差海岸《西澤照光のフォトブログ》

ライフワークとして撮影中の三陸復興国立公園・種差海岸の四季情景を中心に紹介。

★種差海岸 蕪島 ウミネコの生態記録  第10章  卵の孵化・雛の誕生

2022年03月19日 17時04分18秒 | 蕪島天然記念物指定100周年
(祝) ウミネコの繁殖地蕪島、国の天然記念物指定100周年!!
★三陸復興国立公園 種差海岸 蕪島 ウミネコの生態記録  第10章  卵の孵化・雛の誕生
ウミネコの卵は、抱卵開始から約25日が経過すると孵化をはじめるとのこと。
雛は卵から出るために、嘴で卵殻の内側から卵殻に穴を開けはじめます。これを「嘴打ち・ハシウチ」と言います。
雛が完全に孵化する日数は、気温差で1日か2日間と言われている。また、自力で立てるようになるまでは、さらに一日かかりるようです。

★孵化のはじまり。 雛は卵から出るために、嘴で卵殻の内側から卵殻に穴を開けはじめます。これを「嘴打ち・ハシウチ」と言います。





★卵の中で、雛は嘴を動かして穴を広げます。 ひび割れも広がり、雛の肌が見えて来ます。
雛の、卵殻にいるときの羽の状態は、幼綿羽に覆われた半早成性とのこと。







★生まれたばかりの雛の綿羽は濡れて固まっている。 幼綿羽が乾くまでに1~2時間かかるようです。





★親鳥は雛が誕生すると営巣内にある「卵の殻」を巣外にすぐ撤去します。










★卵の殻の撤去を終えた親鳥は営巣に戻り、優しく誕生した雛をお腹の下に包み込みます。





★生まれたばかりの雛の幼綿羽が乾くまでに1~2時間かかるようです。
雛は毛が乾くと、ふわふわの温かい幼綿羽に覆われていて、 体の色は、全体が淡い茶色で、黒い斑点が散在しています。
★孵化して1日経つと、立てるようになり、上の写真のように転びながらもヨチヨチ歩けるようになります。











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