進学教室に通わない高校受験

某公共放送で、記者・ニュースデスクを約40年間経験しました。現在がんで療養中。自宅からブログを書いています。

きょうから始めよう

2021-04-27 23:29:54 | 日記

先ごろ(2021年3月20日)出版された「日本の構造」(橘木俊詔 講談社現代新書)の中で、
塾に通うと、中学では、数学に20点の差がつくという話が載っていました。
でも、これはそれほど悲観するほどの数字の差でもありません。
「1日23分」を100日実践すると、たぶん10点は追いつけるはずです。
ただ、100日で10点追いついても、200日で完全に追いつけるわけではないので、
追いついて追い越すにはもう少しペースを上げる必要があります。
とはいっても、「1日23分」をt100日続ければ、ある程度コツがつかめると思うので
マイペースで追い越してください。
塾になんか通わなくても、「+1日23分」で成績は伸びます。
ぜひ今日から始めてみてください。

 

2ランク上の高校へ 進学教室に通わない中学生を応援します。

1日23分で、あなたの将来が変わります。

「私の成績は、こんな程度」とあきらめてませんか。

でもそれは違います。

「1日23分」の工夫で、将来が見違えるように開けます。

内訳は、「1分×3 +10分×2」(英語13分、数学10分)

とりあえず、(だまされるかも・・・と思って?)100日間取り組んでみてください。


英会話・ヒアリングの、らくらく学習法

2021-04-15 08:58:02 | 日記


英会話・ヒアリングの、らくらく学習法!

ここでは、英語のヒアリングを、楽しみながら学習する方法を伝授します。

1)テレビ

英語のテレビプログラムが、特にコメディがおすすめです。

イチ押しは、NHK教育テレビ(Eテレ)で、毎週金曜日、夜7時25分から放送している、「ゲームシェイカーズ」です。

副音声が収録できるように、高画質で録画してください。

はじめに主音声(日本語)で見てストーリーを把握します。

2度目には、副音声で見ます。聞き流すだけでも効果がありますよ。


2)インターネット

スマホがあれば、インターネットでいつでも英語に触れることができます。

ただ、英語初心者向けのプログラムは少ないので、探すのが一苦労です。

そんな中で、おすすめしたいのが、VOA(ボイス・オブ・アメリカというアメリカ合衆国の海外向けの放送)の

「Let's Learn English」というプログラムです。

voa learning english let's learn english で検索してください。

このプログラムは、楽しい(笑える)うえに、見ればことばがわからなくても、だいたいの話の筋がわかります。

さらに、画面の下に英語で字幕が出るので、何を話しているか、目で読むことができます。

耳で英語を聞いて、目で英語を読む。つまりヒアリングとリーディングが同時にできるので一石二鳥です。

気になるところは一時停止ボタンを活用しましょう。

話すスピードを遅くすることもできます。

これを繰り返し見れば確実に英語力があがります。

※イギリスのBBCにも似たようなプログラムがありますが、こちらは格段に内容がつまらないのでおすすめしません。


3)You Tube

You Tube にも英語の初心者向けのプログラムが豊富にあります。

english conversation beginner または、 english conversation elementary で検索してみてください

この手のプログラムは、たいてい画面の下に、英語の字幕が出るようになっています。

ただ、これらの多くは、初心者向けのはずなのに、日本人の初心者には敷居が高いです。

はじめのうちは、英語に耳を慣らすつもりで接してみてください。


4)レンタルビデオ

アマゾンプライムなどネット配信の英語の映画やテレビ番組は、日本語の字幕しか出ないので、学習には不向きです。

DVDやブルーレイなら、字幕の切り替え(日本語・英語・字幕なし)ができるので、こちらがおすすめです。

英語に耳を慣らすなら、ちょっと古くてエッチですが、「Friends(フレンズ)」というテレビシリーズ(第10シリーズまで全60枚)がイチ押しです。

とにかく面白い(笑える)。しかも会話のテンポがいいので、意味がわからなくても英語の楽しさが体感できます。

日本語字幕で見た後は、英語の字幕つきで、もう一度見てみましょう。たぶんところどころ聞き取れるところがあるはずです。

何度も、(あるいは次から次へ)見ているうちに、聞き取れるところが増えていきます。

ところで、これを学習時間に参入したらバチが当たりそうなので、あくまで別枠だと考えてください。

(日本語の吹き替え音声での視聴はお勧めしません。)

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10分間で、本気の学習を!

2021-04-15 07:07:07 | 日記


10分間で、本気の学習を!

このブログは、進学教室に通わない中学生を応援しています。

成績中位以下の中学生は、ぜひ以下のことを実践してください。

はじめに、タイマーを準備します。キッチンタイマーなら100円ショップでも買えます。

この110円の投資が、とても大きなリターンを生み出します。

1)タイマーで10分間をセット。

2)学習の準備ができたらスタートです。

3)10分間で、どこまでできるかに、挑戦してみてください。
  コツは、特にはじめのうちは、すこしやさしすぎる程度の課題に取り組むこと。
  難しい課題に取り組むと、極端に学習効率が落ちます。

4)タイマーが鳴ったら、とりあえず課題はクリアーです。
  もし、まだ余力があって、短すぎるように感じたら、もう一度、10分間の学習を繰り返してください。
  はじめのうちは、1つの教科は10分×2=20分までにとどめておいて、次の教科に進みます。

5)2つ目の教科も、同じように10分間、タイマーが鳴るまで取り組みます。
  やり方は、1つ目の科目と同じです。

6)ここまで終わったら、課題はひとまず終了です。
  (3つ目の科目に取り組むのは、慣れるまでひかえておきましょう)

7)結果をスケジュール表などに、シールで貼っていきます。
  100円ショップなどで専用のカレンダーやスケジュール表を購入するのもいいアイデアです。
  2教科ならシールを2つに色分けして、10分間をクリアするごとに、シールを1枚貼っていきます。

 最低目標は、100日で200枚。
 とりあえず、はじめの1か月で、100枚程度はシールを貼りたいところです。

8)シールはなるべく毎日、欠かさず貼っていけるようにしてください。
  どうしても貼れなかった日があれば、その分は、学校が休みの日など、余裕がある日にカバーしましょう。

これを100日間続けられれば、学習の実力がついたことが実感できるはずです。

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進学教室に通わない高校受験 +23分の学習を!

2021-04-14 13:46:00 | 日記

このブログは、進学教室に通わない中学生を応援しています。

1日23分の自主学習を、ぜひ実践してください。
内訳は、英単語3分、その他の英語10分、数学10分です。

対象は、成績優秀未満のすべての中学生です。
成績最下位の中学生が、いちばん伸びます。

これまでのふだんどおりの生活に、毎日23分間の自主学習(家庭学習)をプラスしてください。

これまで自主学習が0分なら、+23分。
これまで、自主学習が2時間なら、それに+23分です。

時間が足りない、と感じたら、これまでの時間の使い方を見直してみましょう。
これまで、3時間を勉強に当てていたなら、それを思い切って、2時間に減らしても効果が上がる方法はないか工夫してみてください。

長い時間、勉強すれば成績が上がるというものでもありません。時間を区切って学習効率を上げる。余った時間で、好きなことをするという、余裕のある中学校生活をめざしましょう。

一般的な進学教室のカリキュラムは、3年になると週3回に増えるので、進学教室に通う時間も加えると、1週間で10時間以上かかってしまいます。それに進学教室で出題される課題もこなすとなると・・・。

進学教室に通っている中学生に、1日23分の学習で追いつくのは、少し無理がありますが、学習効率を上げれば、進学教室に費やす時間の半分くらいの時間で、追いつけるはずです。

その秘密は、進学教室のしくみにあります。そもそも進学教室は、親が支出する学費で運営されているので、どうしても生徒本人より親の方を向いて仕事をすることになります。そうなるとどうしてもひとりひとりの個性を伸ばすより、最大公約数に適応できるやり方で、とにかくあれもこれも勉強しなさい、ということになってしまいがちです。だからどうしても課題をこなすために学習時間が長くなり、勉強が苦痛になって・・・という悪循環に陥る人も少なくありません。進学教室に通っても成績が伸びないのはそういう人たちです。
以前、「進学教室に通わせて、3か月たって伸びないなら、やめさせましょう」という記事を読みましたが、その通りだと思います。

では、あらためて、+23分の使い方です。

3分は、英単語・英熟語の学習にあてます。

単語の意味を知るのが目標です。つづり(スペル)を暗記する必要はありません。

はじめにタイマーを用意してください。(キッチンタイマーでOK。100円ショップで110円で買えます)

めやすは、1分間で5つ。(見開き1ページ) これを3回やります。(あわせて6ページ)

忘れてもかまわないと思って、気楽に続けましょう。5つ覚えたら、1つくらいは時間がたっても忘れていないものです。忘れた単語は、後日また覚えればいいのです。

あとの20分は、英語10分、数学10分です。学習習慣がついていない人はきちんとタイマーではかりましょう)

英語は、はじめはなるべくやさしい英文法の問題集がお勧めです。

数学は、ペレ出版の「語りかける中学数学 問題集」が断然お勧めです。

わからないところを調べたり、まだ学校で習っていないところを予習するために、姉妹書の参考書「語りかける中学数学」も、持っていたほうがいいです。

問題集は、区切りまでやってから答え合わせをするのではなく、1問解いたらすぐ答え合わせをして、わからなかったら解説を読む、という方式をとってください。学習効率が格段に向上します。

国語・理科・社会は、過去のブログを読んでください。

では、きょうから+23分の学習をよろしく。

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英語の学習方法 長文編

2021-04-14 08:17:16 | 日記


英語の学習方法 長文編

はじめの投稿にも書きましたが、このブログは、進学教室に通わない中学生を応援しています。

1日23分の自主学習を、ぜひ実践してください。
内訳は、英単語3分、その他の英語10分、数学10分です。

さて、最初の課題の英文法の問題集がひと通り終わったら、いよいよ英語の長文に挑戦です。

高校入試の合否を分けるのが、この英語長文の読解です。

ほとんどの高校生は英語の長文を苦手にしているため、学習を後回しにして、本格的に学習するのが入試の直前ということになりがちです。模試を受けたら、見たこともない長い英語の文章が出ていて、頭がくらくらして解けなかったという人も少なくないでしょう。(私も最初の模試がそうでした)

英語の長文は、慣れれば怖くはありません。だからなるべく早いうちから、長い英語に触れておきましょう。というより、基本的にそれだけをやれば英語は高得点が期待できます。

最近の入試では、問題文の英文が長くなっているようで、特に東京都立高校の問題は長いです。制限時間内に最後まで解き終わるためには、相当長文の英語に親しんでおく必要があります。ということは、逆から見ると、長文の英語に慣れてさえいれば、ほかの受験生よりかなり有利になります。
さらに、これは受験に備えた重要な学習のコツにつながるのですが、都立高校入試の問題文は、文章が長いわりに使われる単語がものすごく限られています。ですから単語はあまり多く覚える必要はありません。おそらく基本の1000語程度で対応できるはずです。

では、具体的な英語長文の学習方法を解説します。

1)教科書ガイド

いきなり入試の過去問レベルではあまりにハードルが高いと思います。
ところが、やさしい単語だけで書かれた英語長文の問題集はほとんどありません。
そこでお勧めしたいのが教科書ガイドです。
ここで、教科書ガイド選びのポイントは、自分が使っている学校の教科書とは違う出版社の教科書に対応した教科書ガイドを買うことです。
自分が使っている教科書のガイドをやると、学校の勉強の延長みたいな気になってモチベーションが極端に落ちます。
そこで、知らない教科書のガイドを購入しましょう。
やさしいところから始めたいので、まずは中学1年生の教科書ガイドから。
本文を読んで、わからないところは日本語訳を参照しましょう。単語の意味も掲載されているのでいたれりつくせりです。
1年のガイドが終わったら2年に進みます。2年が終わったら3年に。でも、もしそこで3年の教科書ガイドが難しすぎるようなら、別の出版社の2年の教科書に対応したガイドをやってみます。
コツは、「易しすぎるくらいがちょうどいい」と思って、無理して難しいものに挑戦しないことです。目的はあくまで、英語の長文になれることなので、「たくさん読む」ことが大事です。

2)問題集
くもん出版の「「中学基礎がため100% 中1英語(中2英語・中3英語)単語・読解編」は、中1レベルからのやさしい英語長文に対応している貴重な問題集です。見開きで、左が単語編、右が読解編という構成ですが、ここは長文に慣れるのが目的なので、左ページはスルーしてください。やるのは右ページだけ。最後までたどり着けれは、入試の過去問に何とか取り組める程度の英語力がついているはずです。

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