街道を行け!

街道を行く日記

スイスアルプス物語!70年も山に登れば(58)

2024-12-07 09:30:21 | 旅行

 キャンピングマッターホーン

 40日間のステー先は「キャンピングマッターホーン」。一泊」約1600円。余り綺麗で無いトイレと、狭いシャワーと、小さな炊事場が付いている。けれど、駅やスーパーマーケットに近く、立地と、景観は最高。極上のキャンピングだ。

 オーナーは、もと山岳ガイド。登山について的確なアドバイスをしてくれる、頼れる男である。一年間預けておいたテントを、奥の倉庫から出してくれた。このキャンピングは、早朝から「ビールのプルタグ」を引く音がする、ご機嫌なキャンピングでもある。オーナは、ビールを買い置きして冷蔵庫にストックし、低価格で譲ってくれる。

 準備を万端に整え、馴染のバーで前祝をした。


スイスアルプス物語!70年も山に登れば(56)

2024-12-05 11:09:17 | 旅行

 朝、空港ロビー内の「コーヒーショップ」が開いた。椅子ベッドを片付け、ビバーク仲間に別れの挨拶をしてコーヒーショップへ向かう。焼きたてのクロワッサンは、コーヒーと相性抜群。鉄道駅で「スイスパス40日間」を購入し、ツェルマットむかう。「VISP」駅で、ツェルマットへ向かう電車が出るまで、一時間の待ち時間があった。駅隣接のスーパーでビールとチーズを買い出し、公園で昼食にした。スイスチーズはビールに合う。

 

 

 

 


スイスアルプス物語!70年も山に登れば(55)

2024-12-05 10:34:53 | 旅行

 ジュネーブ空港でビバーク!

 午後10ジュネーブ空港に着いた。羽田~ジュネーブの往復運賃は11万円弱。空港の外に出て、ホテルのシャトルタクシーの運転士に『空き室はある?』か尋ねると『うちは高額ホテルだから、他を探してあげる。』と、自分の携帯で他のホテルを当たってくれた。『もう高額ホテルしか空いてないよ。』と結果を話してくれた。『ありがとう。空港のロビーで寝るよ。』と言うと、『それがいいよ。』と、彼も言う。

 空港内に入り、営業の終了したレストランの椅子を並べてベッドを作る。幕営具を持っているのでどこでも寝られる。ベッドを作っていると、他の客も寄って来て寝る準備を始める。私が寝床を作ったので『ああ、いいんだ!』と他の客も思ったんだろう。夜中には『トイレに行ってくるから、荷物見てて。』と頼まれた。登山者は、スイスでは信用されるのかもしれない。あのパリ北駅でさえ私がシュラフに潜ると、他の人も傍に来て寝た。誰かが寝ると安心するのだと思う。


スイスアルプス物語!70年も山に登れば(54)

2024-12-05 06:21:20 | 旅行

  

 ありがとうコリアン!

 今回は、コリアンエアーのお世話になった。道中、コリアンに対し深く感謝しなけらばならない珍事件が、三つ出来た。一つ目は荷物が40㎏を超えたが『コリアンエアー最高だ。俺はコリアンエアーを30年使っている。』と言うと、追加料金が0になった事。二つ目は、最後部席を取ったが横並び3席が空席で、スイスまで横になって行けた事。三つ目は、韓国国内で金浦空港~インチョン空港間が高速鉄道移動となった。時間がないので韓国ウォンが用意出来なかった。金浦空港駅でカードを出すと『カードは使えない。インチョン駅で清算しろ。』とゲートを開けてくれた。インチョン空港駅に着いて、カードを出すと『カードは使えない。切符も現金も無いだと。よくここまでこれたな。』と、若い女性駅員が言った。金浦空港駅での顛末を話すと『しょうがねえなあ。この次来た時払え。』と、これまたゲートを開けてくれた。そんなラッキーを背にスイスに向かう。