オールドエベレスト街道踏査pert4
私が登山の洗礼を受けたのは、たびたび触れているが2~3歳頃の、両親に連れられた「カラマツの植林作業」である。作業道が登山道を兼ねており、通りかかる登山者が、可愛げは皆無だが、ちいさな私におやつを分けてくれた。登山⇒美味しいおやつと言う意識が、私の脳下垂体に散在意識として、がん細胞の様に増殖したのであろう。依頼、私は70年山に登っている。極楽浄土も見えてきた。
マリへ
運転士は、狭い見通しの悪い場所でもクラクションを鳴らしてドンドン追い越していく。すれ違えない場所も多い。運転士は、阿吽の呼吸で待ったりバックしたりする。追い越しや待ちで怒る運転士は一人もいない。半端ない標高の上り下りを繰り返し、約7時間でジリに到着。通常は9時間であるが、早朝便であるため2時間の短縮ができた。ネパールの渋滞はこれまた半端で無い。
12時ジリ着。ジリは交通の要所であり、賑わっている。ザックを担ぎ、後ろの茶店に入る。ミルクティーと甘いドーナツを頼む。旨い、気力充満。同じバスで来た二人が話しかけてくる。『自分たちは、フランスのブルターニュとポーランドから来た。エベレストBCまで歩き、帰りはルクラから飛行機だ帰る。』。二人は、一皿の煮豆を『スパイシー。』と分け合って食べていた。オールドエベレスト街道はこの町から始まる。今日は、隣村の「マリ」まで行く予定。約3時間の徒歩。
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