🍂ベンチャーズ・バンド・ライブ 2024 秋🍂(2024/11/4日、府中市生涯学習センター小ホール)が無事終了しました。朝9時15分現地集合から打ち上げ終了午後6時半まで、長くも楽しい一日でした。多くのみなさまにご来場いただきました。本当にありがとうございました。また、出演を快く受けてくれたシグマ、Mベンチャーズ、そしてホスト役のクールビーツのメンバーにも感謝です。本当にありがとう。それでは時間を追って、ライブの様子を紹介しましょう。
⭐️午前⭐️9時〜12時
ステージ・セッティング&リハーサル
【写真1】午前中は、機材の搬入・セッティングとリハーサル。ステージ両サイドに配置する目隠し用のパネル出しも出演者の手で勝手に行った。ここにセンターの職員はいない。毎年、この会場を使用しているので手慣れたもの。
【写真2】両サイドのパネルが設置できた。ステージはまだ上げられていない。ステージを上げる前に、アンプやドラムなどの機材をステージに乗せる。
【写真3】逆リハなので、出演順が一番最後のクールビーツの機材セッティングだ。まず、各パートの立ち位置を決めて、養生テープで印をつける。それに合わせてアンプを置く。う〜ん、鮫ちゃんが持ってきた'60年代2段積みフェンダー・アンプ、斜けるとカッコ良いね👍
⭐️バンド・リハーサル⭐️
【写真4】最初はクールビーツのリハだ。ここで音量バランスの調整や立ち位置の細かい修正を行った。時間が十分にあったので、いいウォーミングアップになった。それでもミスする、本番は怖いネ!だから面白いんだけど!!
【写真5】2番目はMベン。写真のヘッドアンプはMベンの秘密兵器(と言っても、すでに紹介してしまっているが・・・)グヤトーン"Black 5"だ。ベンチャーズは1965年1月の来日公演でグヤトーンのアンプを使用している。これはその後継機らしい。当時のものだ。音までも実況録音盤に近づけようという企てだ!モズライトも63年型のオールド。高そう・・・
【写真6】使用するアンプやドラムはクールビーツとほぼ同じなので、機材の移動は楽チン。リードGの菊ちゃんは、クールビーツのリズムGが使ったフェンダー・バンドマスターのスピーカーボックスに持ち込んだクヤトーンのヘッドアンプを繋げている。果たして「IN JAPAN」の音がしたか・・・ゴメン!私は忙しく動き回っていてよく聴いていない!
【写真7】最後はシグマのリハだ。シグマはアンプ、ドラムなど機材一式を持ち込んだ。クールビーツとMベンが使った機材は後ろの壁までずらし、ドラムはステージから下ろした。機材全てを入れ替えた。上の写真のように・・・あれ〜っ、ベースGの丹羽さんがいない、向かって右端にいるはずなのに!トイレかな?
【写真8】トイレではありません、丹羽さんはピンクっぽいタオルを首に掛け、現場監督さながら観客席から全体のバランスをチェック。コバさん(小林正治さん:ハイボール・ベンチャーズ)も監督補佐のように一緒にチェック。リハ後は機材をそのままにして、あとは本番を待つだけだ。
✨午後✨13時〜18時半
⭐️第1バンド:Sigma シグマ⭐️
【写真9】シグマは「Mel Taylor & The Dynamics Live In Japan '73」を熱演。熱心なシグマ・ファンが関西から駆けつけてくれたそうだ。光栄な話だ!このコピーを演るバンドは少ない。貴重な存在だ!
【写真10】1965〜67年までのモズライト時代のベンチャーズと機材の配置、各パートの立ち位置がまるっきり違う。ドラムをセンターにして、両サイドに二人ずつ分かれる。この方がドラムがよく聞こえ、リズムをとりやすいだろうなと感じる(60年代モズ・バージョンを演る人の声)。
⭐️2nd Band:The "M" Ventures ザ・Mベンチャーズ⭐️
【写真11】Mベンの演奏の前に「マメ・テーラー」のコーナーがあった。DR小澤君の息子さんがMベンに混じって2曲ほど演奏を披露してくれた。パートはドラムだ。席を交代した小澤パパは、リードギターを担当。息子がちゃんと叩いてくれるか気が気ではなかったはずだ。
【写真12】Mベンは1965年1月の来日公演を演奏した。しかし、今回は実況録音盤のコピーではない。当時、来日公演を観に行った観客がテープレコーダーを会場に持ち込みベンチャーズの演奏を録音した。その個人録音音源をコピーするというマニアックな挑戦を行った。説明を受けないと、何を演っているのか訳の分からない内容だ。
⭐️第3バンド: The Cool Beats & トキちゃん⭐️
【写真13】クールビーツは1966年(擬似)実況録音盤「THE VENTURES ON STAGE ENCORE!」を演奏した。ベンチャーズの演奏はとてもテンポが速く、あの雰囲気を出すのに一苦労。歳のせいか指が追いつかない!
【写真14】特別ゲストとして、女性ベンチャーズ・バンド "のんちゃ〜ず" のRGトキちゃんをお迎えした。のんちゃーずは、新型コロナ以降活動休止状態で、トキちゃんは腕が鈍らないようクールビーツと一緒に練習している。そんな縁で、特別ゲストでステージを華やかに盛り上げてもらった。トキちゃん、ありがとう!
【写真15】椅子や机などを置いてあるステージ裏の倉庫で、トレードマークのピンク・モズライトを持って出番を待つトキちゃん。数年ぶりの人前での演奏で緊張したことだろう。
⭐️打ち上げ(館内のレストラン)⭐️16時半〜18時半
【写真16】恒例になったライブ終了後の打ち上げの様子。この打ち上げは、ライブ出演者だけではなく、ライブを観にお出で頂いた方々も参加可能だ。今回は全部で25名の参加があった。長年の付き合いの常連さんも多く、色んな話に花が咲いた。
ホールでのライブは、自分の機材を運んだり、セッティングしたり大変ですが、自分が気に入って買った機材を使えるのが良い!1960年代のビンテージ・アンプを買っても、ライブハウスではほとんど使う機会がありません。ライブハウス用のアンプがセッティング済みだから。ホールは違う、自分のお宝を使うことができます。これがホール・ライブの大きな魅力の一つですね。
⭐️THE COOL BEATS 演奏映像⭐️
クールビーツの映像編集が上がりましたのでご覧ください。シグマとMベンの映像も頑張って編集中です。でき上がりましたら、このブログで公開いたしますので、お楽しみに!
THE COOL BEATS/THE VENTURES TRIBUTE BAND 特別ゲスト:トキちゃん