中国ドラマ「如歌～百年の誓い～」第30話 あらすじ

烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ)…ディリラバ
銀雪(銀せつ)/雪衣王(せつい)/雪公子…ヴィック・チョウ
戦楓(せんほう)…チャン・ビンビン
雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー　　江南霹靂門の若君
暗夜羅(あんやら)…ライ・イー



「消された記憶」


夷山に来た歌児は、気づかれないよう暗夜絶の配下と入れ替わる。皆について歩いて行くと、そこには木に吊るされた薫衣の姿が。


玉自寒たちは夷山に着き、二手に分かれ邙山に向かっていた馬車は襲われる。直ちに歌児を捜すよう護衛たちに命じ、有琴泓にも捜査に加わってほしいと頼む玉自寒。玉自寒自身も歌児を捜し始める。


暗夜絶は薫衣を木から落とし、配下に目をえぐるよう告げる。誰も動かず、私がやります、と言う歌児。歌児が薫衣のもとまで歩いて行く。暗夜絶は歌児の足元へ短剣を放る。
手に取った短剣を歌児が投げると、短剣がひもを切り木に仕掛けてあった麒麟火雷が落ちる。あちこちで爆発が起き、歌児は薫衣を連れて逃げる。そして歌児たちは木の上へ。


玉自寒は木の根元に車椅子が引っかかり進めなくなる。それでも歌児の名を大声で呼ぶ玉自寒。その声が聞こえ助けに来てくれたと喜んだ歌児が、私はここよ、と言う。歌児の声に気づいた玉自寒が声のした方を見る。よかったと思った歌児だったが、次の瞬間、薫衣に刺されてしまう。それを見て驚いた玉自寒が車椅子から落ちる。

なぜ来たの?と歌児に言う薫衣。歌児がどうして?と聞くと、薫衣は暗夜絶の娘だからですと答える。木から落ちて行く歌児。木の下で激しい爆発が起きる。玉自寒は這って歌児の元へ行こうとしたが裔浪に捕まる。

有琴泓が玉自寒を捜していると雪が降り始める。師匠…とつぶやく有琴泓。
護衛や有琴泓は車椅子を見つけるが、玉自寒の姿はなかった。


泣いている薫衣に暗夜絶は玉佩を返す。再会の際の目印として暗夜絶が渡した玉佩を、薫衣は肌身離さず持っていた。約束は守ってね、姫驚雷を助けて、と言う薫衣。暗夜絶はそれには答えず行ってしまう。


暗河宮。捕まった玉自寒は鎖に繋がれていた。この者を捕らえていることは他言無用だと裔浪に言う暗夜羅。


戦楓が酒を飲んでいると暗夜羅が来る。暗夜羅は烈如歌が死んだと告げる。戦楓はお前を殺してやると言うが、暗夜羅にはかなわない。姿を消した暗夜羅が、そなたが烈親子を殺した、烈明鏡と烈如歌を死に至らしめたのだ、奴らは親の敵だぞ、何を悔やむことがある?、と笑う。


傷ついて暗河宮を出て行く戦楓。その後ろ姿を見ながら、戦飛天の息子だけあって情けない、と暗夜羅は思う。


暗夜羅は裔浪に烈火山荘を授ける。しかし山荘内の反対派を一掃するまでは辛抱してくれと話す。
抵抗を続ける霹靂門について暗夜絶は私が解決すると言う。烈如歌が雷驚鴻に殺されたとなれば荘主2人を殺害した罪で霹靂門掃討の名目も立つであろう?、と言う暗夜羅。裔浪が、はい、と答え、刀無暇が霹靂門を倒せば山荘内外の名声も高まり荘主の座も安泰です、と言う。宮主、と暗夜絶が言いかけるが、黙れ、お前の手出しは無用、と暗夜羅はさえぎる。


寝台に座り、雷恨天、約束どおり雷驚鴻の命は必ず守る、と思う暗夜絶。
食事を運んで来た薫衣が、母上、と言うと暗夜絶は、三宮主と呼べ、と返す。お前の顔は父親に少し似ている、と暗夜絶が言う。薫衣が父上の話を聞かせてくださいと頼むが、暗夜絶は下がるよう告げる。

暗夜絶は出て行こうとした薫衣を呼び止め、姫驚雷の安全のために私に従順なのか?、と聞く。はい、と答える薫衣。暗夜絶は霹靂門の本船に姫驚雷がいることを教え、もうすぐ死ぬ、宮主の命令で烈火山荘と無刀城が霹靂門を掃討すると話す。そして救いたいと思っている薫衣に、好きにしていいわ、でも私に累が及ばぬよう烈火山荘の侍女として行って、と言う暗夜絶。


烈火山荘。慕容堂主と凌堂主は先代の養子であった裔浪を荘主代行に選ぶ。荘主代行として霹靂門の掃討を布告すると言う裔浪。


裔浪は掃除をしていた鐘離無涙のもとへ行くと、これより私が烈火山荘の荘主となる、望みをかなえてやるから私に請え、と言う。青龍堂の堂主に復帰させてやると。鐘離無涙は蝶衣を失った私は抜け殻も同然、堂主にも未練はないと言うと部屋を出て行く。


鐘離無涙は“荘主を捜せ、遺体でも構わぬ”という文を書き配下に渡す。


小燕は霹靂門の火器で如歌様が殺され雷驚鴻の仕業だと断定された、そのため裔浪が霹靂門の掃討へ向かったと刀冽香に話す。信じられない刀冽香は、雷驚鴻に会って確かめるため江南へ行くことに。


刺されて木から落ちた歌児を銀雪が助けていた。心が傷つかないよう、歌児に健忘薬を飲ませた銀雪。

目覚めた歌児は銀雪のことも忘れていた。あなたは誰?と尋ねる歌児に、銀雪はそなたの親しい友だと答える。そして私たちは追われている、危険は脱したが安全のため先を急ぎたいと話す銀雪。


刀無痕により舵主2名の船が焼かれ、舵主と300名の配下も焼死する。鳳凰は本船が襲撃される前に逃げましょうと言うが、雷驚鴻は迎え撃つと言って聞こうとしない。そこに刀冽香が来る。

急いでここを逃げるよう話す刀冽香。絶対に逃げないと雷驚鴻は言うが、刀冽香は霹靂門の存続を第一に考えるよう説得する。本船が沈んでもあなたの仲間は各地に残るはず、生きていれば再起を果たせる、と。
姫驚雷は落ちぶれた自分を助けに刀冽香が来るとは思っていなかった。刀冽香は雷驚鴻の手をにぎり、私は待つ、10年でも20年でも待っている、と言う。雷驚鴻は刀冽香を抱きしめる。
姫驚雷を連れて来る鳳凰。刀冽香は姫驚雷を見て驚く。


銀雪は有琴泓と住んでいた家に歌児を連れて来る。歌児が明かりをつけると、突然、具合が悪くなる銀雪。銀雪は寝台に倒れ込み、気づかない歌児がもう眠ったの?と隣に座る。ようやく銀雪の異変に気付き、氷みたいに冷たいわ、持病の発作なの?、治す方法は?、と聞く歌児。銀雪は歌児を引き寄せ口づけする。


ーつづくー


必死で歌児のもとへ向かおうとしていた玉自寒が切ない。
そんな玉自寒がまさか捕まってしまうなんてぇぇぇぇ(∩˃o˂∩)
痛々しい玉自寒を早く助けてあげてほしい。

暗夜絶は薫衣に対して親としての情がないのかと思ったけど…。
姫驚雷の状況や居場所を教えて助けに行かせたということは、やっぱり情はあるということなのかな?

長老が銀雪の姿に!!!
その姿になるのを待ってたよぉぉぉぉぉ。
でも健忘薬を飲まされた歌児は銀雪が誰だかわからず(✽ ﾟдﾟ ✽)
それでも口づけした時、最後は受け入れていたような…?



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