甄嬛の元に雍正帝から高価な蜀錦で作られた履物が届く。そこに雍正帝が来る。
甄嬛が履いて見せると「思ったとおり、ぴったりだな」と言う雍正帝。雍正帝は甄嬛の足に合わせて履物を作らせていた。「私めの足の大きさを、なぜご存知なのです」と甄嬛が驚いて聞くと、雍正帝は長い間、枕を共にしているから鴛鴦の模様を施させたと言う。
行宮から戻ってきてから甄嬛は元気がなかった。嫌な思いをさせたか聞く雍正帝に、陛下があまりにもお優しいので怖くなったと言う。華妃や眉荘も恩寵を受けたゆえ、自分も同じではないかと。しかし、恩寵の中に少しでも愛があれば幸せだと言う甄嬛。
早馬で届けられた生地を曹貴人に見せる華妃。その柄が牽牛花で、またの名を"夕顔"といい、夕方に咲いて朝にはしおれると聞いた華妃は"幸の薄い花の柄なんて"と怒りだす。そして生地を裂いて送り返すように言う。しかし、曹貴人は生地を裂いたことが知られれば噂になると「知らぬふりをして誰かに贈っては?」と話す。幸も一瞬だと、華妃は甄嬛に贈る事にする。
行宮から甄嬛が戻り、寂しかったと言う淳常在。そこに周公公が来る。蜀錦の生地で作ったという衣装を受け取った崔槿汐。上品で手の込んだ生地だと崔槿汐褒めるが、法師によると、今年、貴人(甄嬛)は鼠(シュウ)が災いとなるため、同音の物もよくない、蜀(シュウ)錦でも履物なら邪気を踏みつぶせるが、衣装となれば来年まで待つほうがいいと言う。それを聞き「娘娘(華妃)のお贈りした衣装は着られないとでも?」と言う周公公。甄嬛は崔槿汐の話は気にしないように言い、後日、お礼に伺うと告げる。
周公公が帰り、淳常在は衣装を広げる。突然贈ってくるなんて意図が分からないと話す崔槿汐に「突然だから裏があるに決まってる」と甄嬛は返す。淳常在は無邪気に「蜀錦の履物と合わせては?10月の観菊会では誰より人目を引きます」と言う。
華妃は黒狐の毛皮で作った外套を皇太后へ。いつまでも若いままではいられない「莞貴人や安陵容には負けます」と言う華妃の衣装は地味だった。雍正帝が甄嬛に贈った蜀錦で作られた履物の話をする華妃に「陛下はあなたが一番大切なはずよ」と皇太后は言う。そして華妃を近くに呼ぶと、徳妃になった時に皇太后から頂いたというかんざしを「身なりが質素すぎるわ」と華妃の髪にさす。
帰り。皇太后を味方につけたと思う華妃。
皇太后は政務の終わった雍正帝を呼ぶ。
もう少し着込んだほうがいいと話す皇太后。蘇培盛を叱り「莞貴人は気が配れるのかしら」と言う。甄嬛を称賛すれば肩入れしずぎだと言われてしまうため難しい質問だと返す雍正帝。しかし、政務で忙しく数日会っていないが、甄嬛は心配りの出来る女子だと言う。政務で忙しい身で数日なら問題はないが「でも華妃はどうなの。皇后や敬嬪には会っている?」と皇太后は聞く。忙しくて皆のもとへ通えないならまだしも、あまりにも差をつけては妃嬪たちを傷つけると。
雍正帝は皇太后の近くに黒狐の毛皮があることに気づく。「それほどの狐の毛皮は青海くらいしかない」と言う雍正帝に、皇太后は華妃が蓮の柄の生地で裏地をあつらえたことも話し「まさに"内外呼応"ね」と言う。皇太后が華妃にかんざしを授けたことも知っている雍正帝は、皇太后の意図がわかり「夜の灯の下ではさぞかし輝くでしょう」と話す。年羹堯は有能な忠臣、おごらせぬよううまく使いこなさねばね、と言う皇太后。
年羹堯が都に凱旋する。養心殿で一緒に食事をと華妃も雍正帝が呼ぶ。嬉しい華妃だったが、兄の年羹堯は完全におごっていた。陛下からの料理は太監に取ってもらうのが決まりだが自分で食べてしまう。それだけではなく料理を蘇培盛に取らせたり、陛下も含め家族だと言ったことで華妃は冷や汗をかく。しかし、まだ年羹堯の力を頼りにしている雍正帝はすべて容認する。
食事が終わり、華妃と年羹堯は養心殿を出る。おとがめがなくて幸いだと年羹堯に話す華妃。華妃らしくないと思った年羹堯は「皇后から肩身の狭い思いを?」と聞く。それに「昨年、新たに入った莞貴人という女狐が陛下と私の仲を裂くのです」と華妃は答える。甄嬛の父親が仕官をしていることが分かり、年羹堯は「娘の仕打ちを私が父親に返してやる」と言う。
年羹堯は雍正帝に「直隷総督の趙之垣ですが、凡人ゆえ務まりません」と言う。「そちが不適格だと申すなら任を解くよう命ずる」と告げ、主君と臣下は共に優れてこそ後世の手本となると話す雍正帝。えらぶった態度で「これからも粉骨砕身して陛下の恩に報います」と年羹堯は返す。雍正帝はちゃんと座るように言うが、高い功績をかんがみ、礼帽用の孔雀の羽と四団龍の上着などの他に黄金を下賜することにする。
雍正帝が年羹堯を"恩人"だと言ったことを聞いた皇后は椅子に座り込んでしまう。そして雍正帝が華妃の元に通い詰めていると剪秋から聞き、皇后のいる景仁宮が冷えきったと思う皇后。悲しそうに「いつ陛下が恩に報うため、ここを華妃に与えるのやら」と言う。
陛下は6日前にお昼の食事に来たきりだと安陵容に話す甄嬛。「私なんて、もう忘れられてしまいました」と話す安陵容の元には、半月以上も雍正帝は訪れていなかった。秋になり、華妃だけが咲き誇ったが「好きにさせればいいわ」と甄嬛は言う。
百和香の話から、父親が仕官前に香料の商いをしていたため少しだけ調合が分かると言う安陵容。甄嬛は安陵容に教えてもらうことにする。
訪れている雍正帝に「安常在(安陵容)を呼んで歌わせては?」と言い出す華妃。もう夜も遅いと雍正帝は言うが、結局、華妃の我がままをきくことに。
甄嬛と安陵容が楽しく話しているところに周公公が来る。「陛下が翊坤宮で安常在の歌を聞きたいと」と言う周公公。「華妃娘娘とご一緒なのでは?」と明日にすると答える安陵容。しかし「陛下がお待ちなのに勅命に背いては、小主はおろか我々も困ってしまいます」と言われてしまう。甄嬛は自分の琴を用意させ、伴奏がないと寂しいからと一緒に行くことにする。
翊坤宮に来た甄嬛を見て「莞貴人。なぜ夜分にそなたまで来た」と雍正帝は言う。
ーつづくー
淳常在が久々に登場してくれて嬉しかったです~。
いちばん良くもなく、争い事とは遠い存在の淳常在が出て来るとホッとします(*´ー`*)
でも、夕顔の衣装でまた問題がおきるんじゃないかと心配。
あと、甄嬛のお父さんが危険!!趙之垣の任を解く話を年羹堯がしていたけど、お父さんと関係あるのかな?(;△;)
怖い怖い怖いー。
自分がひどい目に遭うより、身内がされるほうがつらいよね。
今回、浣碧が出てきませんでしたね。
その後の2人の関係が気になります。
安陵容はちゃんと甄嬛が一緒に来てくれたことを感謝するかなぁ?
どうも、安陵容が信じられない私…( ̄- ̄;)
若曦では兄弟の中で雍正帝の一番の理解者だった十三爺。
こちらでは出て来ることがないのかな?
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雍正帝がムカってきていたように…見えましたが…
華妃もハラハラしていたような(^_^;)
このシーンがちょっと可笑しかった~
甄嬛のお父さんが~危ない( ; ; )大丈夫かな?心配です!
淳常在がやっぱり可愛かった(o^^o)うんうん、ホッとしますね~
でもいつかは…女性になったら雍正帝の夜伽もするのですよね??何か想像が出来ないな~
また、いいところで続くですね~気になります~雍正帝は甄嬛を見てどうするのかな…
華妃~意地悪( *`ω´) 歌を歌わせるの?夜の遅い時間に?見せつけですよね~雍正帝も断ればいいのに!!
雍正帝が、甄嬛の足のサイズを知っていたのにはビックリ~雍正帝凄い!!
うさ娘娘~十三爺はは出て来ないと私は思いますが…と言うよりこのドラマでは出て来て欲しくないよ~イメージが崩れそう!
袁弘さんならいいのですが(o^^o)
いつもありがとうございます(*^^*)
Apple娘娘同様、私も気になりました。
張公公も気に毒。。。
皇太后もあれほど、華妃のことを
気にかけて。。。
雍正帝の基盤は不安定なのでしょうね。。。
そして、牽牛花の衣装。
うさ娘娘が仰るように、何かありそうですね。
淳常在が言っていたようにステキはステキ
と思いますが。。。
ラスト気になります。二人ともどうなるのでしょう。。。
追伸
十三爺の袁弘さんまた会いたいですよね。
巾帼(guo)大将軍(Mulan)が
日本にも来るといいのですよね!