晴れのち女神が微笑んで 第20話

【出演者】
査美楽　役…シンディ・ワン
韓以烈　役…マイク・ハー
韓以風　役…シー・イーナン
楚少茵　役…リウ・イエン
何言劭　役…ゴールデン・チャン
郭瑄瑄　役…ミシェル・チャン


以烈のスキャンダルが杭州で撮られたものだと知り、いてもたってもいられない美楽は言劭の家を飛び出して行こうとする。以烈の居場所が分らないまま出ていこうとする美楽を止める言劭。杭州なら詳しく、少しは探れると言劭も一緒に捜しに行くことに。


言劭が情報を集め、以烈が午前中に入ったというホテルを見つける。2人はホテルへ行き、以烈の泊まっている部屋へ向かう。美楽がインターホンを押すと、ドアを開けたのはバスローブ姿の少茵だった。そして以烈も同じ格好で出て来る。驚く美楽。

少茵と言劭が帰り、美楽と以烈は2人きりになる。美楽の見たことが真実とは限らない、ベッドに入っていても純粋に話をしていただけかも、と平気な顔で言う以烈。美楽は以烈の頬を叩く。

聖人じゃないから間違いも犯す、彼女の件は事故で愛してるのは美楽だと以烈は言うが、一度、以風に裏切られている美楽には、また裏切られたことが耐えられなかった。「やっと目が覚めた」と言うと美楽はホテルの部屋を飛び出して行く。
追いかける事も出来ず、つらい以烈は1人「すまない。許してくれ」と涙を流す。


お酒を飲む美楽に付き合う言劭。言劭の高圧的な命令口調に「まるで彼みたい」と美楽は言う。そして酔った美楽が「あなたに失恋の傷を癒してもらうかも」と言うと、言劭は好都合だと返し「結婚しよう」と言う。


翌日。言劭の母は、今後は言沁が幸せで元気でいてくれたら何をしても構わないと、娘のフリをしている美楽に話す。「ただ私のそばにいてほしい」と。悲しそうな顔で隣に座った美楽に「どうしたの?つらいことでも?」と聞く母。美楽は抱きしめられながら涙を流し、母は心の中で"言沁と同じようなつらい目には遭わせない"と思う。


言劭は以烈のいるホテルへ。部屋にいた以烈は荷造りをしていた。以烈が仕事で来たわけでもなく、美楽を連れてくるよう、言劭に情報を流してきたことも分っていた言劭。以烈の行動に裏があると気づきながらも、美楽を永遠に自分のそばに置くと言劭は話す。「だったら裏切らないでくれ。彼女は愛する価値がある」と以烈は言う。

ホテルの部屋を出た以烈は、わざとマスコミの集まっている正面玄関から少茵と出て行く。


賀楓が言劭の家に来る。母と一緒にいた時、言沁のフリをした美楽に声をかけてきたのは賀楓だった。賀楓に気づいた言劭は、お前のせいで妹が死んだと怒鳴るが、街で会った美楽を言沁だと思い込んでいる賀楓は、言沁の自殺がウソだと思っていた。そして言沁と直接話すと言い張り帰ろうとしない。

母と一緒に家から出て来た美楽は、言劭と賀楓がもめていることに気づく。賀楓に改めて説明すると言うと帰るように言う美楽。しかし諦めない賀楓は「だったら連れて行く」と美楽のほうへ駆けてくる。その時、母が「ダメよ。彼女は私の娘じゃない」と言う。母が気づいていたことに驚く美楽。


「私をだましてたの?」と怒る美楽に、言劭は美楽が賀楓と会った日のことを話し出す。
賀楓と会ったことを知り、心配で家に帰ってきた言劭。しかし母はグラスの持ち方や恐がりでするはずのないピアスをしていたことで言沁ではないと気づいていた。それでも構わないと言う母。永遠に手放したくないと。

求婚はそれが狙いだったのかと怒る美楽。言劭はたしかにそれが一番手っ取り早いが「好きでもない女性を妻にする気はない」と言い返す。


以烈は誰にも言わず、黙ってドイツへ行くつもりだった。そんな以烈の元に以風が訪ねてくる。美楽を裏切った以烈の頬を殴る以風。以風に責められても、以烈は顔色を変えない。「目を覚まさせてやる」と再び殴る以風に少茵は耐えられず「以烈は病気なの」と叫んでしまう。

驚く以風に説明をしようとする少茵。以烈は止めるが、美楽を巻き込みたくない以烈のために協力をしたが、家族まで誤解させてはダメだと少茵は言う。危険な手術に一番大事なのは家族の支えだと。そして、交通事故で脳を損傷し認知に異常が起きていることを以風に説明する。

珍しい症状で日常生活を送る能力さえ失ってしまうと話すが、認知の異常がどういうものか分らない以風。以烈は今朝も携帯を持ったつもりが財布だったと話す。それは視覚神経と認知をつかさどる部分が連結していなために起きることだと。以烈の場合はそれだけではなく、聴覚も失う珍しい症例だった。
少茵は手術の成功率も30パーセントだと話す。

「美楽はきっと最後まで面倒を見る」と以風は言うが「だから巻き込めない」と以烈は言い返す。恨まれても美楽の人生を犠牲にしたくないと。


美楽は言劭の母に娘のフリをしていたことを謝る。それでも美楽のことを天が遣わしたと言い、娘との縁は切れていないと話す言劭の母。美楽は顔は似てても自分は娘さんとは違うと言う。


ーつづくー


ホテルの部屋から美楽が飛び出して行った後の以烈が可哀想で可哀想で。゜゜(´□｀。)°゜。
美楽もつらいけど、それよりもずっとずっと以烈は苦しかったよね。

そして真実を知っている少茵もつらそう。たぶん、もう以烈と美楽のことを少茵は認めてて、自分は諦めていたんだと思う(TωT)

言劭のプロポーズは…私は正直に言うとダメ。本当の妹じゃないけど、妹とそっくりなんだものね…(￣▼￣|||)
私が同じ立場なら、兄とそっくりな人となんて絶対無理。気持ち悪い。婚約者とそっくりだとか、付き合っていた人とそっくりとは違うと思うんだけど…。

あと以風。自分も美楽を裏切ったのに、以烈を殴るなんて…(￣-￣;)



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