「母親の反対」
インシオンとシウシウはジャン先生を連れてアージョン先生の店へ。これからは堂々とシウシウと練習できると、ジャン先生に感謝するインシオン。皆がお祝いムードの中、フォン姐さんだけが複雑な顔をし、インシオンたちに聞こえないようチャンに「心配じゃないの?インシオンがデビューしたら、春風は解散よ」と言う。「悪いほうに考えるな。その時になれば何とかなるさ」と返すチャン。
シャオホワは、この機会にもっとウー社長に譲歩させて2人の仲も許してもらったら?と話す。しかしションは、喜ぶのは早い、ウー社長は北投最大のホテルに投資してもうじき大株主になる、だから機嫌がよくて許しただけと言う。そのホテルに自分たちも投資したと話すチャンとション。
チャンが大もうけした暁には、春風の人数を増やして大きなバンドにすると言うと、怒ったフォン姐さんが「夢を見るのも大概にして。あのシュー・ワンソンを信じたわけ?本当にバカね」と言う。気まずい雰囲気になり、フォン姐さんはシウシウに謝り出て行く。
練習で会う事ができるようになったが、2人きりで会いたいインシオンはシウシウを呼び出す。2人で寄り添って座りながら、オリジナルの歌は1曲じゃ足りないと話すシウシウ。インシオンは身近な人間のドラマを歌のテーマにしてみたいと言う。あと俺たちのことも、と。ダンスパーティーに出て警察に連行されたこと、中秋節の時、シウシウが西螺に来たこと、台風の夜のこと、振り返ってみると、短い間に色々なことがあったとシウシウは感じる。「俺たちが年を重ねた時、すべて最高の思い出になる」と言うインシオン。2人がキスをしそうになった時、様子を見ていたティエンツァイとシャオホワが邪魔してしまう。
俺たちの歌も作ってほしいと言うティエンツァイ。インシオンは“ダーリンはどこに?”というタイトルで、台風の夜にティエンツァイという奴がシャオホワの愛を拒み、不動明王の所に隠れたという歌を作るとからかう。
ジャン先生は諦めずシウシウ母に付きまとうが、シウシウ母はどうしても許してくれない。
ジャン先生はフォン・フェイフェイを呼び、インシオンとシウシウの歌を聞かせたいと考えていた。彼女が2人の歌を気に入れば、デビューは100パーセント問題なくなると。その話を聞いたインシオンやシウシウ、そして仲間たちは喜ぶ。
春風かき氷店でギターを弾いていたインシオンに、つらいフォン姐さんは「あなたがシウシウとデビューしたら春風は解散かしら」と言う。「知らない。チャンが決めることだ」と返すインシオン。フォン姐さんは、私はあなたの隣に立っていたいだけ、その機会すら奪うなんて残酷よ、と話すが、インシオンは「俺の心にはシウシウしかいない。あなたに言えるのは“すまない”だけだ」と言い、その場を後にする。
シウシウ母に何度会いに行っても追い返されてしまうジャン先生。それを見兼ね、アージョン先生が話を聞いてほしいと間に入ってくれる。それでも聞こうとしてくれず、ジャン先生はシウシウ母にひざまずく。「歌にどんな偏見をお持ちか知りませんが、私の名誉と命を懸けて保証します。シウシウたちの歌は必ず台湾中から注目される。5分だけ聞いてください」と頼むジャン先生。フォン・フェイフェイに彼らの歌を披露する、あなたも来てほしいと。
ウー社長に白原から電話が。父親が亡くなり、しばらく北投には戻れないと白原は言う。
美川閣に来るフォン・フェイフェイ。インシオンとシウシウはフォン・フェイフェイの前で歌い、それをシウシウ母と弟も見に来る。2人の歌をフォン・フェイフェイは気に入り皆は喜ぶが、母はさっさと帰ってしまう。
翌日、“未来のスターの誕生”だと新聞の記事にもなるインシオンとシウシウ。美川閣も予約が殺到する。
アージョン先生の店。ジャン先生がレコード発売契約書をインシオンとシウシウに差し出す。契約後は歌の練習のため台北へ行くことと、会社の同意なしに歌を披露しないことなどを話すジャン先生。流しもやめなくてはいけない。もし2人のレコードが売れたなら、交際を許してやってもいいと思ってると機嫌のいいウー社長。ジャン先生は契約の中に“2人は決して別れないこと”という規定もあると言う。みんながそんな心配はないと笑っているところに、シウシウ母が「別れないなら私の首を斬ってしまいなさい」と言いながら入ってくる。
「大人になって何でも自分で決めるようになったのね。私に内緒でレコード会社と契約するなんて」とシウシウに言う母。ウー社長は、娘はもう大人だ、君や私が口出しする事はできないんだ、と説得しようとする。しかし母は聞いてくれず「歌手になりたいなら好きにすればいい。でも契約したら親子の縁を切るからね」とシウシウに告げる。
アージョン先生は話があると、シウシウ母を外へ連れて行く。
「あなたを尊敬していたのに、シウシウを歌手にすることに賛成だなんてがっかりしたわ」と言うシウシウ母。アージョン先生は「俺だって娘に“縁を切る”と言った君にがっかりしたよ。君にあんなことを言う資格はない。親子の縁なら、養女に出した時に切れてる。君は母としての責任を果たしてきたか?シウシウは今も君に尽くしてるのに。俺たちに若者の夢や理想を壊す権利などない。失敗したらやり直せばいい。俺たちもそうしてきた」と言う。
シウシウ母は「私だって若い頃は理想や夢を追いかけた時期があったわ。だから分かる。このまま突き進ませれば娘の夢は破れ希望は壊れる。そして私みたいに苦労する」と言い返す。しかしアージョン先生は「誰もが自分と同じつらい経験をすると思うな。娘の人生だぞ。誓ってもいい、インシオンはシウシウを不孝にしない。君を捨てた男とは違うんだ」と話す。2人は出会った時から互いに引かれ合っていた、インシオンは気骨のある男、どんな困難にぶつかってもウー社長との約束を果たそうとしている、だから絶対に2人は幸せになれると。
シウシウとインシオンが店から出てくる。アージョン先生は「親子の縁は簡単に切るもんじゃない。娘に恨まれるようなことはするな」とシウシウ母に言う。「私のほうが正しかったといずれ分かるはず」と言い、母は行ってしまう。
つらそうなシウシウに「正しいと思う道を進めばいい。努力して成功した姿を母さんに見せろ。それでも拒絶されたら、結婚式は千代に変わって俺が取り仕切ってやる」と言うアージョン先生。2人は感謝してアージョン先生に頭を下げる。
あさって正式に契約することになり、インシオンとシウシウは喜ぶ。上機嫌のウー社長は、シウシウに美川閣で歌うように言う。
ーつづくー
フォン姐さんは…可哀想だけど、時々自分勝手に見えてしまうことがあるかも…。
インシオンを思うのはいいけど、気持ちを押し付けてる時があるかなぁ?って。
ウー社長がゲンキンすぎる!!(*≧ω≦*)
あれだけ白原白原だったのに、デビューが決まりそうになった途端、白原なんてどうでもよくなっちゃった感じ。
交際も認めそうな勢いで( ̄- ̄;)
今回こそはアージョン先生がお母さんを説得してくれると思ったけど、ダメでした…_(:3」∠)_
誰にも未来は分からないから、失敗して後悔することはあるかもしれないけど、夢を追いかけて後悔するのなら、諦めて後悔するよりいいと思う。
それに…流しや歌手から切り離しても、別の職業の人や別のことで傷つくかもしれない…。
次回には心配なことが起きそう…(;´д`)ノ
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別の母として娘を大切に思う気持ちが攻撃的になりますね。。。
そこへ仲介に入った阿老師は流石でした。
二人は本当に幸せですね。
小花たちも応援してくれていますし。。。
風姐さんは複雑ですよね。
姐姐のコメントを読みながら
なんとなく、白原に似たようなところもあるような気がしました。