自分の身に何かあれば、沛県の仲間の誰かが引っ張っていけばいいと簫何に言う劉邦。そして俺のように文も満足に読めないようでは駄目だと、子供達によい指南役を探してほしいと頼む。
司馬欣は章邯を投降させたいと考えていた。そのことについて劉邦から意見を聞かれた簫何は「断じて説得などさせてはなりません」と言う。我が漢軍にとって項羽の軍というのは怖い相手、項羽と戦う前に章邯を倒し、将兵に項軍にできたことは漢軍にもできると見せるべきだと。しかし劉邦は極力戦や流血は避けたいと返す。
項羽は必ず攻めた町を壊滅させていた。民が財産で兵は土台だと思う劉邦は、説得できれば戦をしなくてすむと簫何に話す。簫何は納得し、劉邦は司馬欣に説得させることにする。
張良から"田栄が謀反を企んでいる"という急ぎの知らせが項羽に届く。先日使者が来て挙兵を誘われたと。項伯からも田栄が妄言を吐いていると聞いた項羽は「劉邦を倒した後で」と話す范増の言葉も聞かず「奴を殺さねば私は無能だと思われる」と言う。そこに龍且将軍が彭越から奇襲され、田栄からも攻撃を受けたという報告が。龍且将軍が行方不明だと知り、怒った項羽は出兵することを決める。
出兵の支度をする項羽に「彭城へ帰りましょう」と言う虞姫。こんなことをすれば誰からも恨まれる、あなたには憎まれて生きてほしくないと虞姫は説得するが、項羽は「私に構うな。黙って待ってろ」と言うと行ってしまう。
項羽の幕舎の近くで若姜を見つける虞子期。「ここで何を?」と虞子期が問い詰めると、現れた虞姫がかくれんぼをしていたようにみせかけ助ける。
自分の宿舎へ若姜を連れて行く虞姫。虞姫は若姜が趙の国の人ではないと気付いていた。「どこの人なの?」と虞姫が聞くと、小刀を虞姫に突きつけた若姜は「そんなことはどうでもいい。項羽を殺すことが重要。殺さなければ、また虐殺が起きて町が火の海にされてしまう」と言う。秦人のために魔物に復讐すると。
復讐することで恨みが消えるのなら、項王の女である私を殺してという虞姫。そして虞姫は私が生きている限り項王は殺させないと言う。突きつけた小刀を下げた若姜に、虞姫は生き抜く事だけが死んでいった人たちへの償いになると話す。
虞姫はしっかりと生きていくように言い、若姜を逃がす。しかし捕まり、縛られた若姜は項羽の元へ連れて行かれる。
秦の国は滅びても、尊厳は滅ばないと項羽に言う若姜。項羽は若姜の縄を切り、剣を持たせると「父の敵を討て」と告げる。若姜はその剣で項羽の戦装束を突き刺し「これでいい」と言う。
「始皇帝は英雄か?」と項羽が聞き、若姜は「ええ」と答える。「では私は?」とまた項羽が聞くと、若姜は「分からない。後世の者が評価することです」と言う。
同じ質問をかつて項羽が秦王にした時もまったく同じ答えだった。
項羽は虞姫の所へ行き、命より尊厳を重んじる若姜を釈放したと話す。虞姫はもう一度「彭城へ帰れない?」と言う。項羽は幕舎の外で虞姫が若姜をかばい、芝居をしたことを知っていた。「なぜ言わなかった.隠し事をするとは残念だ」と言うと項羽はその場を後にする。
范増は彭城の守備に戻り、虞姫も同行する。
章邯は説得に応じなかった。韓信は廃丘を水攻めにし、最後の一戦と覚悟して戦った名将・章邯は亡くなる。
劉邦たちは咸陽へ向かう。簫何は咸陽には王者の気があると言うが、劉邦は檪陽を都にすることにする。
夜。劉邦から貰ったという寅の皮を持った戚夫人が吕雉を訪ねてくる。吕雉は隣に座った身籠っている戚夫人を気遣い、身体を大事にするように言う。そして「いろいろな決まりをあなたに教えてもらわなくちゃ」と言う吕雉。
自分の部屋に戻ってきた戚夫人は、奥方様(吕雉)はとてもいい方だったと叔母の満に話す。漢王(劉邦)はあなたを寵愛して何でも言う事を聞いてくれている、それでもあなたが下であの女が上、あの女はあなたを始末すると満は吹き込む。優しくするほど憎んでいると。
子供を将来出世させたい、自分も地位を得たいと考えたことがある戚夫人は、満の言うとおりにすることにする。
劉邦と韓信は2人きりで酒を飲む。項羽がどんな人物か聞く劉邦に、守りやすい関中を捨て、守りにくく攻めやすい彭城を都にした、残虐で人心も離れ、項羽は諸侯を服従させたのに台無しにする過ちを犯したと韓信は話す。
さらに酒がすすんだ韓信は、劉邦が将軍なら兵10万人を率いて使える、自分は多いほどいいと言ってしまう。自分が使いこなせる兵より韓信が使いこなせる兵の方が多いと言われ「ではなぜ俺がお前に命令出来る」と激怒する劉邦。慌てて韓信は「私は兵が多い方がいいのですが、王様は将軍が多いほどいいのです。王様が使うのは将軍なのです」と言う。劉邦は笑い、2人でまた酒を飲み始める。
ーつづくー
項羽は虞姫の言うことには少しは耳を貸すのかと思っていたけど…(*´Д`)=3
あんなにも大事にしていた虞姫なのに、若姜のことで関係が…。
大丈夫かな?
とうとう章邯が亡くなってしまいました…。
これで姫の元へ行けたかな(;_;)
でも、またまたこのドラマ独特のことなのか、あっさり亡くなったような?
満のせいで戚夫人が吕雉に何かしそうヾ(・ω・`;)ノ
劉邦は女に手を出すのは早そうだけど(?)、女同士の争い事は上手く処理できるか…。
最後に劉邦は笑っていたけど…何か韓信に思う所があったみたい?
韓信は言いたい放題が面白かったけど、大将軍になってからは言葉が災いにならないかヒヤヒヤしちゃう。
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます