台湾ドラマ「華麗なる玉子様〜スイートリベンジ〜」#1 あらすじ

学生時代、優秀生徒として表彰状やトロフィーなどをたくさん手にしてきたチョン・ユータン。天璽の秘書室で4年7か月働いていたが、前のCEOが引退し、秘書室長が寿退社したことで、後輩からは後任だと思われていた。
そんなユータンが出勤するため家を出ようとした時、携帯に“会長がスイスで雪崩に遭い、消息不明。社外に情報が漏れないようにせよ”というメッセージが届く。


急いで会社に向かったユータンは、秘書たちを集める。
今日は鑫威バイオとの大切な契約があった。ユータンは契約を成功させるため、飛行機の遅延で切り抜けようと考える。そんな中、どこからか情報が漏れたのか、取材陣が来てしまう。

鑫威バイオのワン会長を出迎え、いつもの応接室ではなく大会議室へ案内するユータン。しかし、大会議室へ入ろうとした時、阻止することが出来なかった取材陣に押し掛けられてしまう。
「シェン会長が消息不明だとか?」と聞く取材陣。ワン会長にもご存知だったかと。ユータンは「弊社会長の予定は社外秘となっております。大切な契約が控えております。取材は日を改めてお願いします」と記者に対応する。さらにユータンは、ホン常務を呼び、代行をさせようとする。

ウェンディに会長のIDとパスワードでログインさせ“ホン常務に代行を”というメッセージを携帯に送らせたユータン。これで信じてもらおうとしたが、ワン会長が「メッセージが送れるなら電話もできるはずだ。会長と話がしたい」と言い出す。
会長が本当に無事なのかと迫られ、ユータンは困ってしまう。そこに何ごともなかったかのように会長が現れる。


会長とワン会長が大会議室に入っていく。
廊下でホッとしていたユータンの背後から、手を叩く音がする。ユータンが振り向くと、そこには男が立っていた。
「おみごと」と言い、ユータンに男が近づいてくる。その顔に見覚えがあったユータンは、じきに高校時代の同級生ジー・ウェンカイだと分かる。
「ジー・ウェンカイ?タマゴ君、久しぶり」と言いながら、ユータンはウェンカイの肩を気楽に叩く。

ユータンはウェンカイが警備室で働いていると思っていた。しかし会長は、ユータンとウェンカイも大会議室の中に入れ、ワン会長との契約後、召集していた役員の前でウェンカイが新たに就任した我が社のCEOだと言う。
テストがいつも0点だったタマゴ君が、うちのCEOですって?と驚くユータン。


大会議室を出ると、会長が「驚かせてしまったね。本当にすまない。今朝、君に送った雪崩のメッセージは、いわば我が社の“テスト”だったんだ」とユータンに言う。各部署が会社の危機に直面した時、どのように対処するのか見せてもらったと。それはウェンカイのアイデアだった。
会長と一緒にいたウェンカイが「このテストでの君の得点を知りたいか。もし興味があるなら、手の空いた時に僕の執務室へ」と言う。


ユータンはウェンカイの執務室へ行く。そこで、たったの59点だと言われてしまうユータン。90点くらいはできたと思い納得できないユータンに、取材陣が来る可能性を想定せずコメントの用意もない、とウェンカイは言う。ユータンはその言葉でウェンカイがマスコミに情報を流したと分かる。さらにウェンカイは、取材陣の質問に答えず、はぐらかしたことも問題だと言う。君が毅然とした態度で“会長は無事だ”と答えれば、契約を進められたはずだと。ユータンは言い返すが、ウェンカイは「会長の力で場を収めたことに変わりはない」と言う。

ユータンは「私に嫌がらせしたいの?」と言う。「そうだったら、どうする」と返し、ユータンの耳元で「この言葉、覚えてるか?“あんたは兵士で私は将軍。命令に従え”。今や君が兵士で俺が将軍。いいな?」と告げるウェンカイ。ウェンカイは今から我が社の5年間の販売データをまとめろと言う。
ユータンが執務室を出て行こうとすると、ウェンカイは呼び止め「そろそろ俺にも資格が?」と聞く。答えられなかったユータンは、高校時代と違い冷たいウェンカイが別人みたいだと感じる。


営業3課の資料は、他の課に比べて少なかった。その課は“社員の墓場”や“ゴミ処理場”と言われ、行った社員は二度と戻れないと聞くユータン。


ウェンカイの執務室に会長が来る。「チョン秘書の働きぶりはなかなかだろう?君の助手にどうだね?」と言う会長。ウェンカイは「悪くないですね。ただ、僕の助手は無理です。ハンパな社員に用はありません」と返す。
ウェンカイは会長に「社内を見て回りましたが、どの部署も問題ありません。1か所を除いて」と言う。「そこをテコ入れするため、君を呼んだ」と言う会長。


資料を持ってきたユータンに昼食の用意をするようウェンカイが言う。
ユータンはいつも自身が買っているオムライスを持ち帰り、ウェンカイに持って行く。そのオムライスを見て「誰がこんな物を?」と言うウェンカイ。仮にも秘書なら、上司の好き嫌いくらい調べておけ、これは卵だと。「以前は卵を喜んで食べてたくせに」と言うユータン。ウェンカイは「“喜んで”だと?古いデータは更新しておけ」と言う。さらに「今の俺が何を望んでいると思う?俺にとって欠かせない存在になれ。仕事のスケジュールや会議の予定だけじゃない。俺のプライベートまで知り尽くしてくれ」と言うウェンカイ。俺の趣味や俺の好み、好きな食べ物に好きな映画、好きな相手もだ、と。


ウェンカイが昼食を食べている間、ユータンは荷ほどきをさせられる。それが終り、ようやく昼食を食べようとしたユータンに、戻ってきたウェンカイが「行くぞ」と言う。

外に出たウェンカイの顔に、卵料理のチラシが飛んでくる。「また卵か」と言い、チラシを投げるウェンカイ。そのチラシが今度はユータンの顔に当たり、ユータンが転びそうに。そんなユータンをウェンカイが抱きかかえる。お礼を言うユータン。ウェンカイは「歩き方までヘタになったか」と言う。


ロシアメーカーと工場で会うことになっていたが、ロシア語の通訳が切迫流産で入院したことが分かる。ロシアの担当は英語を話すことが出来ず、工場に通訳もいなかった。
「万一の事態に備えろ。君は自分の経験にあぐらをかき、適当にやり過ごせば済むと思ってるんだろ」とユータンに言うウェンカイ。


通訳がいないため、ロシアメーカー側の話が分からないユータンとウェンカイ。そこに「承知しました。見学は問題ありません」と言いながらミャオ・アイシャが来る。

アイシャのおかげでロシアメーカーとの打ち合わせもスムーズに進む。
打ち合わせ後、ユータンに挨拶をするアイシャ。「ロシア語は大学で専攻を?」とユータンが聞くと、アイシャは「近年、ロシアとの貿易が増えてる。特に化粧品は主な輸出相手でしょ。だからロシア語を独学したの」と答える。今の会社に入りたくて、さらに磨きをかけたと。
ウェンカイは不安だったから事前にアイシャを呼んでいたとユータンに話す。


会社に戻り、執務室で翻訳をするアイシャを見ながら「マズい、私も小宇宙(コスモ)を燃焼させなきゃ」と思うユータン。
出て行くアイシャと入れ違いに執務室に入ったユータンは、資料をウェンカイに渡す。それを中も見ずにゴミ箱に捨ててしまうウェンカイ。ウェンカイはアイシャに頼んだ資料を見せ「これが“整理された資料”だ」と言う。

すぐにやり直すと、ユータンは執務室を出る。そこで目にしたのは、みんなに差し入れを配るアイシャの姿だった。背後から「差し入れしたことは?」とユータンに聞くウェンカイ。ユータンは「忙しくて時間がなかったから」と答え、ウェンカイは「なるほど。忙しくて気配りするヒマもない」と嫌味を言う。


化粧室へ行ったユータンは「私って本当はダメな社員だったのかな」と落ち込む。そんなユータンは、個室から出てきたアイシャとぶつかり、アイシャが持っていた携帯を落としてしまう。その時、アイシャが社員のデータを携帯に入れているのを見てしまうユータン。「ごめん、のぞき見する気はなかった」とユータンが謝ると「見られて困る内容じゃないわ。私は入社したてだから、あなたほど詳しくないの。いろいろと教えてちょうだいね」とアイシャは言う。“アイシャはよく気がつく。私とは大違いね”とユータンは思う。


ユータンが明日の予定を渡すと、ウェンカイから「帰っていい」と言われる。

執務室を出たユータンは、片方のピアスを落としてしまう。ユータンはすぐにピアスを見つけ拾うが、その時、執務室から出てきたウェンカイが、電話相手に「いい加減にしろ。早く帰れ」と言った言葉を自分が言われたと誤解してしまう。振り返り「帰るわよ」と言ってその場を後にするユータン。


ーつづくー


玉子様、始まりました(≧∇≦)ﾉ彡
初回から面白くなりそうな展開で、これからが楽しみ!!
何よりもアーロンがカッコいいぃぃぃぃぃぃぃ(´艸｀●)

ウェンカイが卵嫌い(?)になったのは何か理由がありそう。
何だろう?
もともと嫌いなのに、無理に好きなふりをしていたのかな?
あと、ユータンに冷たくしているのも理由もハッキリ知りたい。

アイシャはいい人そうに見えるけど…本当にいい人なの?
何でもこなせてるし、気配りもできてるけど、ちょっと気になるところ。


また次回が楽しみー♪




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