李涵(りかん)/皇帝 …周渝民/ヴィック・チョウ 皇帝/憲宗の孫
黄軽風(こうけいふう)…胡冰卿/フー・ビンチン イタチの精
胡飛鸞(こひらん)…陳瑤/チェン・ヤオ 九尾狐族の末裔
李玉溪(りぎょくけい)…陳若軒/チェン・リオシュアン 王守澄の門弟
太皇太后(たいこうたいごう)…張瑞珈/チャン・ルイジア 憲宗の皇后
全臻潁(ぜんしんえい)…梁婧嫻/リャン・ジンシエン 祠部主事
李涵は飛鸞を呼び、軽風は言動が軽はずみで、すでに太皇太后の恨みを買っているはず、太皇太后は狭量で執念深い、軽風に手を下すやもしれぬ、と話す。
李涵は宮中の陰謀から軽風を守るため、この機に失言の怖さを軽風に分らせ自重させたかった。太皇太后に狙われていることを軽風には決して知られるな、朕の心が揺れ計画が台なしにならないよう何が起ころうと軽風を助けてくれと泣きつくな、と飛鸞に言う李涵。軽風を戒められず、脅威も除けず、命が一層危うくなると。
飛鸞が太和殿を出ると軽風が来る。軽風は陛下と何の話をしたのか聞くが、言わないと約束した飛鸞は答えない。
絶対、白状させると、軽風は飛鸞と一緒に紫蘭殿に戻ってくる。そこに太皇太后からの令旨が。
政に干渉し不敬罪を犯した罰として、掖庭局で労役を科すよう命じられる軽風。掖庭局とは罪を犯した女が苦役に服する場所だった。抵抗する軽風は、早く陛下を呼んで来て、と頼むが、飛鸞は謝るだけで行こうとしない。助けるなと言われたことが李涵との約束だったと分かり、軽風は怒って自ら掖庭局へ向かう。
飛鸞は李涵のところへ行き、私も姉さんと一緒に掖庭局に送ってくださいと話す。しかし李涵は、この機に太皇太后に警告できねば今後そなたら2人に災いが降りかかる、と聞き入れてくれない。会いに行くのも太皇太后がそれを利用し陰謀を企てるから駄目だと。
飛鸞がいなくなったあと「飛鸞のように素直なら朕は楽なのだが」と福荃に言う李涵。福荃が「そうなったら楽しみが減るのでは?」と言い、2人で笑う。
夜まで衣を洗っていた軽風。そんな軽風を矢で狙う刺客がいた。軽風に気づかれないよう玉溪は始末する。
李涵は軽風を掖庭局に送った件で太皇太后と会う。後宮のことは自分の一存で決めて来た太皇太后は「こたびの処罰は理に合わないと?」と聞く。その逆です、処罰は極めて理にかなっています、黄才人(軽風)は傲慢で暴言を吐きました、後宮の者は政に干渉してはならず特に権力者が皇族を操るなどもっての外です、我が唐の楊貴妃や則天武后は国を危機に陥らせました、そのような事態が再び起きてはなりません、と話す李涵。
太皇太后は「考えすぎだ。たかが才人が暴言を吐いたゆえ、私は規律を正そうと罰しただけだ。政への干渉など大げさだろう」と言う。李涵は「問題はたかが才人が命を狙われたことです。言語道断だ。幸いにも刺客は取り押さえました」と話す。「その刺客は黒幕を白状したのか?」と探るように聞く太皇太后。李涵は黒幕を追い詰めたくないから白状する前に殺したと答える。しかし黄才人が再び襲われれば、その黒幕がどれほど高貴な身分でも、肉親でも容赦しないと。
李涵がこれを機に、今後、宮中のことは他の者に任せては?と言う。太皇太后はすべて陛下の言うとおりにしようと返す。
全臻潁は統軍へ昇進した贈り物だと玉溪に言い、宮中の外で飛鸞と会わせる。寛大に2人を受け入れてくれたと全臻潁に感謝する玉溪。
全臻潁に酒をすすめられた飛鸞は困り、お酒に酔うといつもの自分じゃなくなるから、と言って断る。何か隠していると思った全臻潁は、こっそり甘い米酒に蜂蜜を入れたものを注文。飛鸞はそれを果汁だと言われてたくさん飲み酔ってしまう。
尻尾が出てしまい、急いで隠した飛鸞。しかし維持することが難しく、厠へ行くと言って席を立つ。飛鸞を心配し、ついて行こうとする玉溪。止めた全臻潁が、私に任せて、とあとを追う。
路地へ入って行く飛鸞を見た全臻潁。しかし全臻潁が行くと飛鸞の姿はなく、赤い狐だけがいた。全臻潁は後から来た玉溪に、路地に入ったはずの飛鸞が急に消え、赤い狐が飛び出して来たと話す。
飛鸞は全身濡れた姿で井戸の陰から現れる。井戸に落ちかけたと話す飛鸞。狐が消えて胡飛鸞が現れたことで、全臻潁は“まさか、この者は…”と考える。
翌日。李涵と一緒に全臻潁と玉溪が来る。全臻潁を見て動揺する飛鸞。
邪気を払う茶を用意してきた全臻潁は飛鸞に飲むように言う。心が落ち着く茶だが、妖魔を追い払う作用があり、妖魔が飲めば臓腑がただれ正体を現すと。
追い詰められた飛鸞は、手がすべったふりをし器を落とす。茶が衣にかかり、私が付き添うのでお召替えを、と言う全臻潁。
出て行こうとする李涵を、行かないで、と抱きついて飛鸞が止める。李涵も飛鸞を抱きしめ、見たくない玉溪が出て行く。全臻潁も下がり、飛鸞を休ませるため李涵も紫蘭殿を後にする。
1人になった飛鸞が袖をめくると、茶がかかった腕に傷ができていた。
玉溪を傷つけてしまい涙を流す飛鸞。
全臻潁は「飛鸞はお酒に酔って“厠へ行く”と。そして路地に入ったあと、突然、姿が消えて赤い狐が出て来たの。でも狐は井戸の辺りで消えてしまった。そのあと飛鸞が現れたの」と玉溪に話す。妖怪騒ぎの時、飛鸞には妖気が、飛鸞は狐の妖怪なのかも、と。しかし玉溪は飛鸞のような心優しい娘が狐のわけがないと信じない。
玉溪の前で全臻潁に正体を暴かれるという夢を見た飛鸞。飛鸞は怖くなり軽風に会うため掖庭局へ行く。飛鸞から全臻潁に疑われ始めていると聞いた軽風は、今できることは全臻潁のにおいを嗅いだら逃げることだと言う。玉溪にもしばらく会えないと言うようにと。
早く放免されたい軽風は、掖庭令に手柄を立てればここを出られると聞く。手っ取り早い方法は穀倉を見張ることだったが、これまでの見張りは皆悲惨な末路を辿っていた。それでも軽風は見張りをする決心をする。
ーつづくー
全臻潁が秘密に気づき始めた!?
狐だとバレたら大変なことに(✽ ゚д゚ ✽)
今のところ玉溪は信じていないけど、もし狐だと知ったら受け入れてくれるかな?
穀倉には何があるんだろうヾ(・ω・`;)ノ
どうして皆、悲惨な末路に!?
何かいるの?
何だろう・・・気になる。
早く続きが見たい!!!
それにしても掖庭局に来て軽風が反省しているように見えないんだけど。
失言の怖さなんて…分かったのかな?
仕事も結局、掖庭令にやらせてしまっているし、誰も軽風に意地悪もしてないし。
これで大丈夫?
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします。
にほんブログ村
#ヴィックチョウ #フービンチン #仔仔 #周渝民 #胡冰卿 #櫃中美人 #イタチの精 #九尾狐族 #中国ドラマ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます