朝。起きた高演は食欲がなく、茶だけを口にする。ひと口飲んだ高演は、懐かしい気持ちに。それは郁皇后が頭痛の時に飲んでいた薄荷茶で、粱の秘伝の茶だった。それが蕭喚雲の土産だったことに気づいた演はハッとする。「貴妃が来たのか」と元福に聞く演。返答に困る元福だが、蕭喚雲が昨夜来たこと、その折に茶を持ってきたが、陛下には知らせるなと言われたことを話す。なぜだ?と思った演だったが、頬笑むと朝食を持ってくるように言う。演は嬉しそうにまた茶を一口飲む。
陸貞が龍袍を刺繍した衣を玲瓏は昭陽殿へ持って行く。「元福殿より聞いておる。私が預かろう」と言う宦官に渡し、玲瓏は帰る。その衣は青薔の元へ運ばれる。「次はそなたの出番だ」と沈碧に言う青薔。沈碧は「準備できております。一晩で出来上がるはずです」と答える。
朝廷で大臣が演の着ている龍袍の飛龍に爪が四本しかないことに気づく。陛下の龍袍なら五本爪のはず、四本の爪は親王の物だとざわめく大臣たち。演は「昨晩、長広王が泊まったゆえ、衣を間違えただけだ」とその場をおさめる。
龍袍を刺繍した陸貞が罪に問われる。自分の作った物ではない、うっかり血をつけてしまった所を別の糸で縫い重ねたが、糸を除いても血の跡はないと訴える陸貞。しかし王璇は陸貞の言い分を聞いてくれず、無実を裏付けられる者がいるのかと言う。そこに「私が致します」と沈嘉敏が入って来る。
琳瑯が昭陽殿へ伺った折、偶然に同じ龍袍を目にしたが、どうも刺繍の錦糸が妙だと言った、この龍の目には普通の白糸が使われている、陸貞に渡した糸が献上品の淡金の糸だとは思わずに誰かがこの刺繍を施したのでしょうと話す沈嘉敏。陸貞を陥れる罠だろうと。
証言する者がいたため弁明は信じるが、司衣司の筆頭女官としては監督不行届で血のついた龍袍を献上したのも恐れ多いと王璇は陸貞を停職処分にする。すべての業務は沈碧が引き継ぐことに。
高湛に頼まれて陸貞を助けた沈嘉敏。沈嘉敏は殿下にまた1つ貸しができたと芳月に話す。
陸貞は修文殿へ行く。中へ入ろうとした時、芳月が出て来る。そして修文殿の中からは楽しそうな沈嘉敏と高湛の声が。湛が沈嘉敏と一緒に長公主を訪問すると芳月から聞かされ、陸貞は湛に会わずに帰って行く。
鳳印を蕭喚雲の元へと元禄が返しに行く。「私の言葉はすべて本心であったが、焦りのあまり貴妃を傷つけてしまった。これより後は含光殿で仏道に専念しようと、昭陽殿へ参って茶を楽しもうと貴妃の意思を尊重するが、鳳印だけは受け取るように」と演の言葉を伝える元福。「話たのか」と聞く蕭喚雲に「お茶の味でお気づきになったのです」と元福は答える。
鳳印を置いて元福は出て行く。「陛下がここまで折れたのです。やはり…」と阮娘が言うと「私の嘘を知ったのよ。まだあの人に虚しい望みを抱かせろと」と蕭喚雲は返す。
演にどこかで朝廷の釜を作れないかと言われた陸貞は、視察のため玲瓏と一緒に街へ行く。李家の前で陸貞は、かつて自分の許嫁だった李誠に嫁いだ妹・珠を見かける。そして陸貞は珠に子供ができないため、李誠が側女を二人置いていること、実家が落ちぶれたという事を知る。
陸貞は腕輪や首飾りなどを買い、事情を聞いた玲瓏がそれを李家へ届ける。
玲瓏は珠が来ると「お嬢様、かようにおやつれになって。司儀様がご覧になったら、どれほど心配なさるか」とわざと大げさに言う。初めて見る玲瓏が何を言っているのか分からなかった珠だったが、玲瓏の持ってきたお土産の紅珊瑚の首飾りを見て姉の陸貞使いだと気づく。
玲瓏はそっと李誠に聞こえないよう「我慢をするな。陸家の令嬢の気概を見せてやりなさい」と珠に陸貞の伝言を伝える。
玲瓏が李家に行っている間、一人で街を歩いていた陸貞は、湛と一緒に入った"孫記磁器店"の前を通りかかる。湛との思い出がよみがえってくる陸貞。そこで陸貞は沈嘉彦と再会する。
陸貞は沈嘉彦から、沈嘉敏の婚礼が近いことを聞く。動揺する陸貞に長広王の意中の女子は陸という女官で「司衣司の陸殿は、そなたの上司では」と言う沈嘉彦。そして沈嘉彦は、陸貞が目端が利き、人に取り入るのが上手いと聞いていたため「ゆくゆく長広王の側室に迎えられれば妹が苦しむ」と話す。「将軍は陸殿を誤解しております」と陸貞は言う。
陸貞が馬に乗ることが得意だと知り、陸貞と沈嘉彦は共に馬に乗って楽しむ。しかし偶然、湛と沈嘉敏に会ってしまい、湛に気づかれる前に陸貞は先に失礼するとその場を後にする。
沈碧は湛にずっと前からお伝えしたかったことがあると言う。しかし何を言おうとしているのか悟った湛は、あくまでもそなたは陸貞の親友だと告げる。かようなことで嫌いになりたくないと。
忠叔父が「陛下からうかがったのだが、陸様が殿下を訪ねてきたらしく、お二人の仲を案じておられた」と元禄に話す。陸貞が修文殿に訪ねてきたことを知った元禄は、急いで湛に知らせに行く。
昭陽殿。陸貞は朝廷の釜について報告しようとする。そこに「貞」と言いながら湛が入ってくる。嘉敏とはただ出かけただけだと説明する湛。しかし陸貞は仲良く馬に乗っているのを見たと言い返す。そして「沈家では嫁入り道具を揃えていると」と言う陸貞。「でたらめだ。私が娶るのは君だけだと言ったはずだ」と湛は言う。そんな湛に陸貞は顔を背けてしまう。
目の前で喧嘩が始まり、演は咳払いをすると二人に近付く。「貞、気が変わったのか。朕に申したではないか、湛を許したと」と言う演。陸貞は困った顔に。そして元禄も湛が沈嘉敏と出かけたのは、陸貞を助けた借りを返すためだったと話す。沈嘉敏の証言が演の命だと思っていた陸貞は驚く。
「観音像は処分した。許してくれ」と謝る湛。湛に衣を脱ぐように言った演は、陸貞に湛の背中を見せる。背中には青鏡殿の大火の時に負った怪我の痕があった。湛が命がけで自分を救ってくれたことを知り、涙が溢れてくる陸貞。陸貞は湛の胸の中へ。湛はそんな陸貞を強く抱き締める。
皆が出て行き、陸貞と湛は二人きりになる。「誓ってくれ。何があっても私に背を向けないと」と言う湛。陸貞はうなずく。「喧嘩になっても話を聞いてほしい」と湛が言っても陸貞はうなずく。沈嘉敏を娶ることは決してない、明日、沈家に行き断ってくると湛は話す。
腕の傷を心配する陸貞に、湛は白虎を取り出して「これさえあれば傷など何ともない」と言う。そして平州でもこのおかげで頑張ることができたと話す湛。湛が自分からの伝言を覚えているか?と聞き、2人は「定めて相思の意に負かざらん」と言うと口づけけを交わす。
翌日。湛は沈嘉彦に嘉敏とは結婚できないと告げる。嘉彦も強引に縁を結んだところで幸せになれないと「大丈夫。嘉敏は私が慰める」と言ってくれる。
ーつづくー
あの方がまた登場(≧∇≦)ノ彡
でも側女を2人も…めっ。
陸貞は直接、珠と話すことはできなかったけど、一目だけでも見ることができてよかったです。
妹のこと、とても大切にしていたから。
そして陸家がどうなったかも分かりました。
やっぱり!!って思わず言っちゃった( ̄▽ ̄;)
継母もあの弟にまかせちゃ駄目だよねー。
湛と貞が仲直りできたのもよかった(*´ω`*)
湛が炎から助けてくれたことも陸貞は知りました。
陸貞も素直になって可愛かったです。
でも、沈嘉彦が分かってくれたのはよかったけど、沈嘉敏が諦めないような気がする…(o´д`o)=3
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします


にほんブログ村


背中にあんな大きな火傷の後が~火事のときは大丈夫なのか心配していたのですが…
すっかり忘れていたら~服を脱げって言った時ね、腕を見せればいいのにって思ったの服まで脱がなくってもって(^_^;)
私って、やっぱり理解力無いみたい(^_^;)
口づけもよかった!ちょっと長かったし☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
演っていい人!優しい!
簫喚雲もきっと振り向いてくれる!そんな雰囲気ありますよね!!
演が幸せになってほしいな~
もちろん!陸貞、湛も、丹娘も
久しぶりにあのお方が(≧∇≦)ちょこっと~出てきましたね!
妹は何だかしっかりした感じになったような~老けたような~
うささん、いつもありがとうございます。
龍袍がでできましたね。五本爪の龍は皇帝しか着てはいけないのを知ってましたが、反対に四本爪を皇帝が着るのもいけないんですね。それにしても、陸貞の停職処分は重すぎます!それに、湛が、碧を女官の位をあげちゃったのがイヤです!一品上がるだけで、陸貞は必死なのにねえ。でも、貞を自分の力でするから力借りたくないと言ってたし、しょうがないのかな。
いい形で仲直りできて良かったです。
嘉敏との婚姻もひと段落。
冒頭のお茶で
喚雲と高演の距離も近くなって
主役たちはいい感じに。
なのに、あの方はやっぱりイマイチ。
すっかり忘れていたのも
ダメダメさを忘却したくなったのでしょうか(苦笑)
久々にこちらにコメントを・・・
陸貞と高湛が~仲直り~そして・・・そして・・・口づけ♪♪♪♪(*´―`*)
Appleさんも仰ってますが、口づけ結構長かったですよね~あと・・・口づけの後半(?)結構デ○ープな感じになってたような・・・(*ΨΨ*)(私の気のせいですかね~)
高演がほんとにいい人ですよね~♪♪♪♪(*´―`*)
いきなり部屋に入ってきて挨拶もしない高湛に注意もせず、蕭喚雲の代わりに謝ったり・・・
高湛に「衣を脱げ」って言った時は、何故そんなことを言うの?と思いましたが火傷の痕を見せる為だったんですね・・・(^-^;)(私くし火傷のことをすっかり忘れてました・・・)
最後はさりげなく(?)元福達と部屋から出ていったみたいですし・・・高演、皇帝なのになんて気遣いがウマイというかいい仕事をするというか・・・(*´―`*)
(簫喚雲からの)お茶を飲んだ後、食欲ないって言ってたのに急に朝ごはん食べるとか言い出すし・・・(*´―`*)
あの方~出てきたと思ったら、側女を2人も・・・( ̄^ ̄)
陸貞からのアドバイス(伝言)があったから、陸珠はこれからビシバシあの方を教育(?)して改心させるかも~(≧▽≦)/
陸貞と陸珠が会えたらよかったなーと思いましたが・・・(;_;)
陸家の現状は・・・(--;)
このドラマを見ている人ほぼ100%の人の思った通りの結果にですよね・・・( ̄▽ ̄;)
沈兄妹+沈碧・・・
沈嘉彦は大丈夫なような気がするんですが、陸貞の正体(?)知ったらどうでしょう・・・沈嘉敏と沈碧は絶対になんかしでかしそうですし・・・(--;)(しそうというより、絶対になんかするウン、しないわけがない)
沈嘉彦と沈嘉敏と沈碧が協力して陸貞と高湛の邪魔とかしだしたらすごーく厄介な感じに・・・(--;)
どうでもいいことなんですが・・・
高湛が蕭喚雲からもらった観音像を処分したと言ってましたが・・・処分=ポイッ?
いくらなんでもポイッってしてないよな・・・(バチあたるぞ)
観音像を割ったとか・・・(これもバチあたり)
お寺とかに納めたのかな・・・?(処分って言えるのか?)
勝手に推理して出た結論が・・・
1 高湛が元禄に観音像を処分するように言った。
2 元禄は処分に困り(捨てたり、割ったりするとバチあたりだから)丹娘に相談した。
3 丹娘が「私が処分してあげる」と言い、元禄から観音像を受け取った。
4 丹娘は観音像を質屋とかで売って、そのお金で食べ物を買いお腹いっぱいで大満足。
と勝手に推理しました―。(≧▽≦)/
また長々と失礼しました。m(__)m
そしておでこではない口づけも素敵でしたね(*´―`*)
これも高演と今回は元禄のお陰ですね♪
蕭喚雲も公主のプライドなのか・・・高演に惹かれてると思うんですけど。もう少し素直になってみないかなぁ・・・
高演にも幸せになって欲しい(*^^*)
一方で陸貞と沈嘉彦の関係気になりますね・・・
それにしてもヒロインはイケメンの馬に撥ねられそうになる・・・はお約束!?一瞬、湛かなと思い、四爺も思い出し・・・(≧▽≦)
いずれにしろ絵になります(≧▽≦)
続きが気になりますね(*^^*)
ドラマこちらは何とか遅れずに視聴してますが、慌てると間違えちゃうと思うとなかなかコメントできなくて(;;)
うささんのあらすじ感想も、みなさんのコメントも楽しませてもらっています。
いつもありがとうございますm(__)m