中国時代劇「項羽と劉邦 King's War」第47話 あらすじ

与えられた領土へ行く途中、自分は3県の主になったにすぎない、不公平だと陳余は張耳に言う。張耳が聞こうとせず別れを告げると、失礼な態度をとる陳余。そして礼儀に反すると言う張耳に「いつの日か戦場で再会する時は、そんな礼儀などいらんだろう」と言うと陳余は行ってしまう。


魏豹は前より領地が小さくなったと薄姫に言う。項王は私のことを馬鹿にしていると。


章邯は范増からは劉邦を監視するように、項羽からは秦の地の治安を維持し、盗賊を討伐するよう命じられていた。3万の兵を3つの部隊に分けた章邯は、1部隊を董翳に、もう1部隊を司馬欣に与える。


若姜が嫁いでから虞姫は憂鬱な顔をしていた。そんな虞姫に、今度、一緒に会いに行こうと項羽は慰める。そこに項羽を呼ぶ范増の声が聞こえてくる。虞姫が行こうとすると「嫌いなのか?」と聞く項羽。虞姫は「私が嫌われてるの」と言い、その場を後にする。


韓信は暇乞いをもらうため鍾離昧の元へ行く。鍾離昧はまた戦があるかもしれないと引き止めるが、韓信は家に帰りたいと決心を変えない。


咸陽の町を歩いていた韓信は、同じように項軍を辞めた仲間と偶然会う。仲間たちは女房を買いに行くと言い、興味のない韓信も無理やり連れて行かれてしまう。

仲間たちは次から次へと女房になる女を買って行く。韓信は誰も選ばずにその場を去ろうとするが、売れ残った女が殴られているのを見て買い取ってしまう。
韓信は買い取った女・酈鳶に助けただけで養えないと言うが、酈鳶は韓信から離れようとしない。


韓信は劉邦が兵を集めていることを知り、漢軍に入る事を決める。酈鳶を連れては行けないため、韓信は故郷に帰るように話し、20銭を渡して別れる。


劉邦たちは巴蜀へ向かっていた。兵の逃亡が後を絶たず、軍規を担当していた曹参は「私には無理です」と簫何に訴える。処罰する権限は持っているが樊噲や盧綰が特に言う事を聞かず、2人は部下の教育もできていないと。簫何は任務を降りることは許さず、2人への不満は劉邦には言うなと話す。


漢軍に入った韓信は呂馬童と再会する。敵軍と向かい合っている時意外、漢軍では上下の区別がないと話す呂馬童。そこに簫何が来る。簫何が誰かを知らない韓信は、漢王(劉邦)に会いたいと頼む。簫何は笑いながら去ろうとするが「簫何様でもかましません」と食い下がる韓信。天下の大事を韓信が話したいというのを聞き「簫何様にはお前と天下を語る暇はない」と言うと、簫何は行ってしまう。


曹参が逃げた樊噲の兵を殺そうとする。怒った樊噲と曹参がもめるが、逃亡しても武器を持っていなければ不問に付すと劉邦が決めていたため、簫何は家に帰りたいという逃亡兵に食料を渡して行かせるように命じる。その様子を韓信は見ていた。


翌日。蕭何の幕舎へ行った韓信は、親戚だと嘘をついて簫何と会う。私の遠縁に韓信という者はいないはずだが?と言う簫何に「同じ軍営で生死を共にしていれば実の兄弟同然でしょう」と返す韓信。簫何は笑い、どんな用か聞く。韓信は漢王と会いたいと話すが、簫何はそんなに簡単に会える人ではないと言う。

韓信が項羽の元で護衛兵をしていたと知り、なぜ項羽の元を離れたのか聞く簫何。韓信は項羽は天下一の英雄で、漢王は凡人だからだと答える。英雄である項羽には人の助けはいらないが、凡人のに漢王は補佐が必要だからだと。そして漢王のために全軍を指揮すると言う韓信。今度は韓信が、なぜ漢王は逃亡兵や盗みを働いた兵を捕らえても、殺さず罰せず逆に食料を与えて家へ帰したのか聞く。簫何はこの先の道のりは困難で漢王に従う気のない者は帰した方がいい、金や食料を与えるのは慈悲だと言う。
簫何は韓信を自分の助手として側に置くことを決める。


韓王からの文を受け取る劉邦。その文には至急、張良を戻してほしいと書かれていた。韓の臣下の張良は、王に呼ばれれば戻らなくてはならず「用が終わればすぐに戻ってきます」と劉邦に言う。


ーつづくー


昨日書き忘れたけど…虞姫は本当の姉妹のように若姜を慕っていたけど、若姜は何か違うみたい…。
虞姫が傷つかないといいんだけど…。
酈鳶も綺麗な人でした(*´ー｀*)
韓信に季桃がいなかったらお似合いだと思ったけど…季桃ってどうしているんだろう?
いつか本当に韓信は迎えに行けるのかな?

そしてそして韓信は劉邦の元へ。
やっぱり韓信おもしろーーーい(≧∇≦)ノ彡
劉邦を凡人だと言ってしまうなんて。
でもなかなか説得力がありました(*´艸｀*)



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