憲宗は王淑女を皇后に迎える。婚礼の日、耐えられない万貴妃は何杯も酒を飲む。万貴妃の体を心配する映月。万貴妃は怒り、映月を叩く。
万貴妃の召し物を持ってきた七巧は、映月が万貴妃から八つ当たりをされたと聞く。
凌司正に今の後宮で一番力がある万貴妃に仕えたいと七巧は話す。万貴妃に仕えれば、手柄を立てて昇進する機会も増えると。根回しをしてほしいと頼む七巧に「まかせて。機会を見つけて取り成してあげるから」と凌司正は言う。
銭皇太后と会った万貴妃は、来月のお誕生日をお祝いさせてもらいたいと話す。誕生日を覚えてくれていた万貴妃に喜ぶ銭皇太后。
潘洪は銭皇太后と会い、来月の誕生日、養女・清姿に祝いの舞を準備させていると話す。ぜひとも宮中で披露したいと潘洪は言うが、陛下は皇后を立てたばかりだと難色を示す銭皇太后。そんな銭皇太后に、皇后などいつでも退ける事ができる、娘が陛下の寵愛を得られれば、我が親族は朝廷で揺るぎない地位が得られると言う潘洪。万貴妃も自分に敬意を払っているが身内としての繋がりがある訳ではく頼りにはできないと思った銭皇太后は、清姿を披露できるようお膳立てすることにする。
兄が亡くなり、楊永は酒に溺れる日々を送るように。同じ店で飲んでいた客とけんかまでしてしまう。
楊家にはもうあなたしかいない、と使用人の忠伯は言うが、兄が自分のせいで死んだと思っている楊永は自分が許せない。兄貴が死んだあの日、俺も死んだんだ、と言い、忠伯の止めるのも聞かず家を飛び出して行く。
潘洪は銭皇太后の誕生日に、宮中で舞を披露するように清姿に話す。そして機会が訪れたらしっかり陛下に仕えるようにと。清姿は宮中に入る前に両親に会いたいと頼む。しかし潘洪は両親の住まいは遠い、宮中に呼ばれたらすぐに行かねばならないと許してくれない。
宮中に入れば出られないため、どうしても両親に会いたい清姿は屋敷を抜け出す。しかし、途中で盗賊に襲われてしまう。そんな清姿を通りかかった袁放が助けてくれる。
袁放は自分の名を名乗り、潘洪とは親しい仲で、清姿のこともお屋敷てお目にかかったことがあると話す。
清姿の話を聞いた袁放は、潘洪が弱みにつけこみ清姿を養女にしたと知る。宮中に入るのが嫌なら、私が両親の元へ連れて行くと言う袁放。しかし、そんなことをしてもすぐに見つかると思った清姿は「よいのです」と諦めたように言う。宮中に入れば逃げられない、よく考えるようにと袁放は説得する。そこに捜しに来た潘洪が来る。
なぜ袁殿と一緒にいるのかと、怖い顔で清姿に聞く潘洪。清姿は両親に会いたくなり、こっそり屋敷を抜け出したが、盗賊に襲われ袁放様に助けられたと説明する。それだけ話すと意識を失ってしまう清姿。
清姿が倒れたのは動揺が過ぎたからだった。屋敷まで一緒に来た袁放に礼を言う潘洪。今宵は泊まるように言う。
自分のお気に入りの王淑女に、陛下と親しくなれるよう、せいいっぱい務めるように言う周皇太后。周皇太后は、万貴妃から陛下を取り戻してほしいと頼む。
王皇后は偶然、万貴妃と会う。拝謁した万貴妃は、ご婚礼以来、ご迷惑かと思いご挨拶に伺いませんでした、と言う。王皇后は「いいのです。貴妃のほうが宮中では私より先輩ですから、わざわざ来ていただくなど」と返す。万貴妃は「まことにそうでしょうか」と呉皇后から平手打ちをされた時の話をし「陛下がお察しくださり皇后を退けなかったら、私はもっと苦しめられたでしょうね」と言う。そして万が一、また皇后が退けられて私が騒ぎを起こしたと思われては困りますもの、と言うと万貴妃は行ってしまう。動揺する王皇后。
憲宗は皇后の部屋で休んではいなかった。なぜ陛下が自分の所へ来ないのか万貴妃が聞くと、皇太后に気を使い、政に励んでいるフリをしていると二喜公公は答える。しかし、先ほど皇后から体が優れないと手紙をもらったため、じきにここに来るはずだと。
陛下が来ても私は会わないと言い、万貴妃も体の加減がすぐれないと憲宗に手紙を書く。
手紙を呼んだ憲宗は、どこが悪いのか聞いても二喜公公が答えないため、貴妃の元へと向かう。
憲宗が見舞いに来たと言っても、もう休んだと宮女に言わせ、会おうとしない万貴妃。指図は受けないと、憲宗は構わず宮殿の中に入る。
憲宗が呼んでも寝たふりをする万貴妃。具合が悪いのならどこが悪いのか言うように憲宗が言うと「気が塞いでいるのです」と万貴妃は答える。
憲宗は万貴妃を座らせると、皇后を立てたことで嫌な思いをさせたと詫びる。叔父上を処分したため、やむを得なかったと。私はただ陛下と末永く、仲睦まじく暮らしたいだけ、次々と皇后を立てられる陛下を見て、安らかでいられるわけがない、と涙を浮かべ訴える万貴妃。憲宗は万貴妃を抱き締め、必ず大切にすると言う。
趙公公が潘洪宅を訪ねてくる。銭皇太后より清姿との参内を許すという伝言を伝えに来た趙公公。潘洪は喜ぶ。その話を、偶然、袁放が聞いてしまう。
袁放は清姿の部屋へ向かい、宮中へお招きしたいという使いが来たことを話す。そして行くか逃げるか決断してほしいと言う袁放。これが定めだと思った清姿は、宮中へ行くことを決める。
庭園で憲宗と万貴妃が一緒にいるのを見た周皇太后は、不愉快になり急いでその場を去ろうとする。しかし銭皇太后と会ってしまい、慌ててどこへ行くのかと聞かれてしまう。頭痛がしたので戻って休もうかと、と答える周皇太后。それを聞いた銭皇太后は、皇后を立てるために世話を焼きすぎたからだと言い、陛下は若いが一国の君主、後宮の事に関しては干渉しすぎるのはよくないと言う。
我が子のことはいくつになっても気になるものだと話した周皇太后は、子のない銭皇太后には母の苦しみが分からないと返す。周皇太后と別れた銭皇太后は、叔父上の養女が宮中で地位を築いてくれれば、私にもようやく拠り所が出来ると思う。
銭皇太后の誕生日に出す料理や酒を王司膳が担当することになり、献立を銭皇太后と万貴妃に見せることに。
王司膳を呼び止めた凌司正は、貴妃様の所にちょうど行くので私が献立を届けましょうかと言う。夕餉の支度もある王司膳は、時間の節約にもなると凌司正に頼むことにする。
凌司正が万貴妃に献立を見せている時、七巧が近くを通る。それを気にするフリをする凌司正。万貴妃が「どうした?」と聞くと、さげなく「姪の七巧がこちらにお召し物を運んでおりまして、たった今、通りかかった気が」と話す。万貴妃は七巧を呼ぶように言う。
ーつづくー
楊永がつらそうで…すごく心配。
ずっと傷は残ってしまうと思うけど、楊家を守る事はお兄さんのためでもあるよね(;_;)
袁放も清姿を好きになってしまってつらそう。
まだ袁放は楊永の兄の死を知らないと思うから、知ったらもっとつらくなってしまうと思う。
袁放も大丈夫か心配(;△;)
清姿もどうなるんだろう?
宮中に行けば万貴妃との争いもありそう…。
今のところ銭皇太后を敬っているけど、清姿を呼んだと分かったら銭皇太后も万貴妃は許さないかもしれない。
いろいろ気になることばかりヾ(・ω・`;)ノ
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清姿は辛い選択であることをきっと分かっているのですね。
争いごとの中に身を置くのでなく、
平凡でも幸せに暮らしたいでしょうから。。。
新しい登場人物が動き始めましたね。
飲み潰れている楊永がどうなるのか、
そして試験はどうなるのでしょう???
続きが楽しみです♪
兄の為にも楊家の為にも!!
袁放も…切ない!清姿も可哀想…
宮中にあがると…万貴妃に絶対いじめられるよね( ; ; )
大丈夫かな?こちらも凄く心配
銭皇太后もなかなか策があるみたいで~
万貴妃ではダメだったんだ~身内っていうのが大事なんですね~
うんうん、万貴妃もきっと何かしてくるとおもいます。
王皇后がなんだか弱すぎますね…万貴妃に睨まれると怖いけれど~
七巧も色々てを打ってきますね~
潘洪も悪知恵を働きそうな人!!
続きが凄く気になりますね(o^^o)
ありがとうございます。