「祝宴のわな」
白虎幇の親分は「昔と変わってないな。死をも恐れない」とゴーシャオに言うと、手下に酒を用意させる。
「私はこの杯をもって友となる」と言って、酒を飲み干すゴーシャオ。親分も一緒に飲むと「何をしてほしいんだ」と言う。ゴーシャオは「天下を震え上がらせる白虎幇は、大通り、脇道、官道から桟道まで知り尽くしている。援助金は運ばれる途中だ。見つけ出してほしい」と頼む。
役人だったゴーシャオに仲間を殺されていた親分の手下たちは反対する。しかし「仲間の敵討ちを望むのはもっともな話だ。だが今、被災民の命はあなた方が握っている。それでも敵討ちが大事か」と説得するゴーシャオ。この借りは必ず返すと約束する、それまでこの命を長らえさせてくれ、と。さらにゴーシャオが「今は遺恨を忘れ被災民のために力を」と言い、親分は被災民を助けることを決める。
白虎の情報でインが水路で黄金を運ぼうとしていることが分かる。運送所にはフー、シャオメイ、サンニャンと同じ特長を持つ達人が用心棒をしていた。
ゴーシャオは同じ特長を持つ者同志ではなく、サンニャンには怪力男と、フーには飛び道具で仕留める達人と、シャオメイとは軽業の達人と戦わせる。
ゴーシャオはインの元へ行く。机の上にあった封筒から鍵を出し「これは金庫の鍵だな」と言うゴーシャオ。インが「やはり、お前にはかなわない」と言うと、ゴーシャオが「だが、わからない。なぜ、あんな芝居をしたのか」と返す。「あれが唯一の方法だった。リー、お前の最大の弱点は、ただ1つ“情”だ」と言うイン。ゴーシャオが鍵を持ち替えると、鍵から毒の煙が出て来る。
一方、黄金の入った箱がある倉庫へフー、シャオメイ、サンニャンは向かっていた。しかし倉庫の中は空で、3人は官兵に取り囲まれてしまう。
「そうか。お前が一流の人材と、一流の護衛と、一流の策を用いたのは、俺をだますためか」と言うゴーシャオ。インは笑うと「賢い相手に手抜きは許されない」と言う。ゴーシャオが「ただ俺を捕まえるためにか」と言うと「イェン閣下の黄金を守るため、そしてお前を殺すためだ」と言うイン。
官兵を倒したゴーシャオは、インを人質にし仲間を救いに行く。そのままインを連れ、仲間たちとその場を離れるゴーシャオ。
毒で朦朧としているゴーシャオの隙を突き、インが馬車から飛び降りる。サンニャンたちはすぐにインを追いかけ、ゴーシャオは「よせ、手を出すな」と止める。大勢を殺したインをサンニャンたちは許せないが、ゴーシャオは「ある人と約束した」と言い、インを解放してしまう。
シャオメイから解毒薬をもらうゴーシャオ。
ゴーシャオがインを逃がしたのは、黄金の行方を知るためだった。サンニャンが「ある人との約束というのもウソ?」と聞くと、ゴーシャオは「本当だ」と答える。
リーを逃がし、激怒するイェン・ソン。インは「いい方法を考えてあります。閣下に唯一無二の贈り物を」と話す。イェン・ソンは「明日が私の誕生日と知っておったか。皇帝もおいでになる。面倒を起こすなよ」と言う。
明日は誕生日の祝宴、黄金はまだ運ばれていないはず、と思ったゴーシャオは、東邦の使者の持っている招状をシャオメイに盗ませる。
宰相邸。インはゴーシャオたちが東邦の使者と接触し、明日、変装して祝宴に来るという情報を手に入れる。わざとゴーシャオたちが招状を盗むようインは計画していた。
「今回の作戦は大きな手柄をあげる絶好の機会です」とイェン・ソンに話すイン。皇帝もお越しになる、そこで重大な罪人を捕らえれば、どんな贈り物より価値がある、黄金が閣下の手にあると思う者も多い、この機会にその噂も打ち消せると。
翌日。祝宴が行なわれ、招状を持っていない東邦の使者も訪れる。シャオメイが変装していると思ったインは、東邦の使者を捕らえ、拷問を始める。
宰相邸に侵入したゴーシャオは、抵抗しないまま官兵に捕まる。
イェン・ソンの蔵に閉じ込められるゴーシャオ。インが「ほかの2人はどこだ」と聞き、ゴーシャオは「お前なら、わかるだろ」と答える。
「きっと黄金はこの蔵にある」と言うゴーシャオが「あの箱の中だと思う」と目で指す。その箱を開け、黄金を1本持ったインが「どうする?」と言う。「わかればいい」と言うゴーシャオ。
ゴーシャオは皇帝陛下の前へ連れて行かれる。救援金を奪ったことを認めたゴーシャオは「だが命じたのはイェン様だ」と言う。証拠はイェン様の蔵にあると。確かめるため、皇帝はゴーシャオと一緒に蔵を見に行く。
黄金の入っていた箱の中には書物が入っていた。慌てて「ウソです。きっと持ち出したんだ」と訴えるゴーシャオ。しかし皇帝は信じてくれず、ゴーシャオを牢に入れ八つ裂きの刑にするよう命じる。ゴーシャオは動揺したふりをする。
その頃、黄金はインに変装したシャオメイによって地下道から運び出されていた。出口で待っていたフーとサンニャンと一緒に、シャオメイは官兵から黄金を奪い取る。
本物のインは、捕らえた東邦の使者に、東邦独特の入れ墨があることに気づく。本物の大使だと分かり、ハッとしたインだったが、出入り口の扉が固く閉じられ、開けることができない。
ーつづくー
被災民を助けるのはいいけれど…東邦の使者がボコボコにされていたのが気になったり…。
この人も実は何か悪いことしているとかなのかなぁ?
でたー!!バカっぽい皇帝(*≧ω≦*)
これも実は演じているだけ…とかじゃないよね???
ゴーシャオとインはだまし合いをしているみたい。
でも、今のところゴーシャオはインの考えがお見通しなのかな…。
「ある人と約束した」とゴーシャオの言ってた“ある人”って誰だろう?
最後もわざとゴーシャオは捕まった感じ。
どうするんだろう?
↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
よろしくお願いします


にほんブログ村
いつもポチッをありがとうございます(*´ー`*)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます