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中国ドラマ「四人の義賊 一枝梅 ~イージーメイ~」第29話 あらすじ

2017年06月08日 17時21分37秒 | 四人の義賊 一枝梅(中)

「天覧大芝居」


サンニャンはゴウとシャオイェンと一緒にフーたちに最後の食事を届けに行く。守衛をしていたゴーシャオの元部下ホアン・シュイとリン・ジャオが中へ入れてくれる。


牢。棒叩きで痛めた傷の血が止まり、ハイ・ルイはシャオメイに感謝する。「ハイ様、わかりましたか。この兄弟は医術の天才、大したものだ」と言うフー。シャオメイはフーが“兄弟”と言ってくれたことが嬉しい。ハイは「真の友を得ることは、人生の宝を得ることだな」と言う。


シャオメイたちが刑場に連れていかれる。陛下も刑場に来るが、フーは必ず助けがくると信じる。

刑場に呼ばれた道士が「天母よ降臨されよ。2人を刻む数は?」と聞く。霊童の体に500に刻むと浮き出て来る。ハイ・ルイの体は?と聞くと、今度は1000に刻むと。


近くの林にゴーシャオが現れたと聞き、イン・ウーチウは部下の錦衣衛と向かう。
馬に乗ったゴーシャオが現れ、追いかけるイン。

逃げていたゴーシャオが2人になり、見分けがつかないインは部下と二手に分かれる。さらにゴーシャオが2人になり、また分かれるイン。やがて本物のゴーシャオを追いかける者がインだけとなる。



「余も情けはある。閻魔王に会う前に食事をとらせてやろう」と言う皇帝。そしてゴウとシャオイェンが食事を持って入ってくる。驚くフー。

フーが渡された食事の中には鍵が入っていた。食べようとした時、シーファンが「待て」と止める。
ゴウとシャオイェンに何者か聞くシーファン。シャオイェンは「フーの娘よ」と答える。シーファンが「身分を偽り忍び込むとは許されぬ」と言うと、シャオイェンは「食事係を代わってもらったの。父に会いたくて」とフーに寄り添う。シーファンはその罪は両足切断に値すると言い捕らえようとする。しかし皇帝が「待て」と言う。

「刑の執行を邪魔するのは重大な罪です」と言うイェン・ソン。皇帝が「そなたの息子も偉くなったものだ。余より偉いか」と言う。跪いたイェン・ソンが「陛下があってこそ私と息子があります」と言い、シーファンも「ささいな件は私が処理し、陛下には重罪人に専念していただくため」と話す。すべては陛下のためだと。皇帝は「親を思う子の心がわからぬのか。放してやれ」と言う。
シャオイェンは事前にゴーシャオから、自分を善人だと信じている皇帝に情で訴える作戦として、フーの娘だと名乗ればいいと言われていた。フーに鍵を渡し「後で大暴れして」とちゃんと伝えたシャオイェン。


ゴーシャオたちはインを捕まえる。ジャン・ジョンもインの部下も全員捕らえていた。
「ワナにハメたつもりか。必ず殺してやる。あの3人は死ぬ。よく考えろ、お前より賢く強い人が刑の執行に立ち会っている」とゴーシャオに言うイン。ゴーシャオは自分の感情を抑え「バオ・ライイン、次に会う時はどちらかが死ぬ」と言うと、その場を後にする。


リャン・リーとビンビンは琵琶と笛を使い、イナゴの大群を刑場へ送る。「この技は封印すると言っていたが、後悔はないか?」とリャン・リーが聞く。ビンビンは「ええ。お義父様も認めてくださるわ」と言う。


刑の執行時間になる。
鍵を外したフーが暴れ出し、兵が捕らえようと集まる。その兵に紛れていたサンニャン。シーファンがサンニャンを見逃さず、サンニャンも捕らえられる。そんな中、刑場にイナゴの大群が飛んで来る。
シーファンは「天変ではなく、やつらの策略です」と言うが、皇帝は「こんなことを起こせる人間がいるか」と返す。さらにウーゴウ法師が天母となって現れ「奸臣に操られた皇帝よ、忠心を殺せば天罰が下る」と告げる。「天母様、誤解です」と皇帝が言い「誤解なら明らかにせよ」と話す天母。皇帝が「仰せのとおりに」と言い、天母は消え、イナゴもいなくなる。

イェン・ソンが「本物の天母なら霊童に啓示が記されるはず」と言い、確かめることに。そして霊童の体に“殺すな”という啓示が。その字は混乱の中、サンニャンが書いたものだった。

サンニャンとシャオメイたちは間を挟んで別々の牢に入れられる。本当の兄弟のように、再会をみんなで喜び合うサンニャンたち。サンニャンは髪に隠していた薬をシャオメイに投げる。


部屋の中を行ったり来たりしながら「天母の降臨は何か理由がある。何か理由がある。何かを間違った」と言う皇帝。イェン・ソンは「すべて都合がよすぎます。仕組まれたのかも」と話す。しかし皇帝は「あり得ない」と降臨には意味があると疑わない。ハイ・ルイたちも無実なのかはっきりさせねばと。シーファンは「やつらは以前にも天母になりすました。今回も同じことです」と言う。皇帝が「あの女は捕らえたであろう。ほかの女が化けたと?」と言うと「軽業に長けた者は大勢います」と話すシーファン。笑った皇帝が「余の見解が浅いと言うのか」と言う。

イェン・ソンが取り繕い、皇帝は「イナゴの天変と霊童が示した文字、どう説明する」と言う。「忠言は耳に痛いもの、すべて策略です」と言うシーファン。皇帝が怒り、イェン・ソンは「深く反省しろ。そしてハイ・ルイが冤罪かどうか調べよ」と言って、シーファンを下がらせる。
皇帝は「そなたの息子は確かに賢い。だが、それが鼻につく。二度と会わぬぞ」と言う。ハイ・ルイの件は余が自ら調べると。


サンニャンが倒れたふりをし、フーたちが人を呼ぶ。2人の錦衣衛が来て、倒してしまうフーたち。その2人を自分たちの代わりにさせ、サンニャンとシャオメイだけ牢から出る。


イェン・ソンがシーファンを刑場に呼ぶ。刑場に置かれた玉座に座るシーファン。「息子よ。断わりなくその椅子に座れば、斬首の刑だぞ」とイェン・ソンが言う。しかしシーファンは「構わない。ここの者は誰もが私の言いなり、一体、誰が君主か」と返す。「何事も用心するのだ。超えてはいけない一線がある」と言うイェン・ソン。シーファンが「父上、あなたの最大の過ちをご存知か?常に二番手に甘んじたこと。常に手下だった」と言う。

イェン・ソンが「息子よ、お前はまだ若い」と言うとシーファンは「上が優れた者なら、それを上回るために努力する。上がバカだと、その愚かさが自分の首を絞める」と返す。「怒っているのは私のためか、自分のためか」とイェン・ソンが言う。シーファンは「凡人は賢い者を許せない。だから、この世には凡人があふれている」と話す。そして、道は2つ、1つは自堕落に甘んじ凡人の中に埋もれる、もう1つの道は立ちはだかる凡人を消し去る、と言うシーファン。

「私が今もこの地位にいるのは、崖の上でムチャをしないからだ」とイェン・ソンが言う。シーファンが「能力がないのか、度胸がないのか」と返す。「つまり、お前は天母の名をかたり、ハイ・ルイたちを消そうとしたわけだな」と言うイェン・ソン。シーファンは「そうでなければ苦心した意味がない。バカな皇帝は利用しただけ。私の狙いはさらに上」と言う。イェン・ソンが「まさか…」と言うと「この世は賢い者が治めるべき。我こそ皇帝」と言うシーファン。
「“我こそ皇帝?”」と笑ったイェン・ソンは変装していたシャオメイだった。シャオメイが正体をバラすと「謀ったな」と怒りながら皇帝が現れる。

「あなたは終わりよ」とシーファンに言うサンニャン。皇帝が捕らえるよう命じ、シーファンは急いで逃げ出す。「家財を没収しろ」と叫ぶ皇帝。


イェン・ソンは金を持って逃げようとするが、箱が重くて運べない。仕方なく、数本だけ持って逃げる事に。


ハイ・ルイが復職する。皇帝の配慮により、シャオメイたちの罪も取り消され、1万両が授けられる。

浮かない顔をしている皇帝のもとにゴーシャオが行く。感謝をするゴーシャオに「過ちを犯した余に、なぜ感謝する」と皇帝が言う。ゴーシャオは「陛下が改心されたことは民たちの幸せ。うれしく思います」と言うゴーシャオ。
皇帝は錦衣衛の長官の位をゴーシャオに用意したと話す。しかしゴーシャオは、私には役人は向きませんと断わる。

「余にどうしろと?」と皇帝が聞き、ゴーシャオは、天使の剣を手に国を率いれば未来は明るいでしょう、天使の剣は陛下の心、五行と刑徳を正しく用い、尊敬を集めれば世は平安となり、第2のイェン・ソンも現れない、と話す。「国の行く末は余1人の手に握られている。重すぎる」と言う皇帝。ゴーシャオは「陛下は1人ではありません。陛下に尽くす忠臣は大勢います」と言う。皇帝が「ハイ・ルイか」と言うと、うなずいたゴーシャオが「陛下、天下太平にご尽力ください」と返す。


お尋ね者としてイェン・ソン親子の顔が貼り出される。

隠れていたイェン・ソンが「どうする?」とシーファンに聞く。シーファンは「お前のせいでこんなことになった」と言う。イェン・ソンが「口を慎め」と叱ると「私に命令できる立場か。すべてを失って、まだ偉ぶるのか」と言い返すシーファン。

イェン・ソンとシーファンが見つかりそうになった時、インが現れ助ける。「多くの部下がいたが、一番、信頼できるのはお前だ」と言うイェン・ソン。シーファンが「我々はすべて失った。一体、何をたくらんでいる」と言う。「心外なお言葉。我々には共通の敵が」と言うイン。シーファンが笑いながら「リーか」と言う。


サンニャンはウーゴウ法師に腕輪を贈る。そしてお守り代わりだった峨嵋派のお頭の印を返す。
ウーゴウ法師がゴーシャオをいい人だと言う。しかし「嫌いよ」と言うサンニャン。それを聞いたウーゴウ法師が「彼といい仲でないなら、私と一緒に峨嵋山に帰りましょう」と言う。


ーつづくー


皇帝が目を覚ましてくれてよかった。
今度こそ、ゴーシャンの言葉をちゃんと受け止めてくれるはず…。

シーファンはイェン・ソンに「お前のせいで」って言ってたけど、自分の傲慢さが招いた事だよね…(o´д`o)=3
人のせいにするのもだし、父親に対して言う言葉でもないし。

サンニャンが峨嵋山に!?Σ( ° △ °|||)
「嫌いよ」なんて言ったけどウソだし!!
ウーゴウ法師も本気で言ったのかな?


いよいよあと1話。
イェン・ソン親子やイン・ウーチウとの最後の戦いが待ってる。
一枝梅は面白かったので終わってしまうのは寂しいけど、最後がどうなるか気になる!!




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