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中国ドラマ「四人の義賊 一枝梅 ~イージーメイ~」第23話 あらすじ

2017年05月31日 22時28分07秒 | 四人の義賊 一枝梅(中)

「それぞれの選択」


牢に入れられたジョンは、酒を飲みながら「長年の無念を一気に吐き出した。まさに痛快」とゴーシャオに話す。しかしゴーシャオは「あまりに代償が大きくありませんか」と言う。「イェン・ソンをたたく機会を待ち続け、結局、妻も子も失った。独り身となっても待ち続けては己の良心が許さん」と言うジョン。ゴーシャオは、後先考えずに突き進めば敵の思うつぼ、耐え忍んで好機が来るのを待つ、自分の命さえ守っていれば時間を稼ぎ、計画を練られる、そして一網打尽の好機を作り出すのだ、悪党を倒すなら悪党よりズルく、狐より賢くなければならない、という教えを忘れろと?と言う。そして「この世の是非はむなしきもの。命さえあれば再び機が巡る」と言うゴーシャオ。

ジョンは溜め息をつくと「確かに、そのとおりだ。しかし、もう命はない」と言う。心残りは、死ぬべき者たちが生き続けることだと。ゴーシャオは「ご安心を。先生の命は、必ず、この私が救ってみせます」と言う。ジョンは「バカなまねはよせ。家に帰り、ルーイーを大切にしろ」と話す。ゴーシャオはジョンの言葉に耳を傾けず「お願いです。勧められた酒は飲まれぬよう」と言う。「これは師匠の命令だ」と言うジョン。しかしゴーシャオは「従えません」と返し、牢を出て行く。


懐妊したルーイーだったが、ジョンが牢に入ったことを知り、ゴーシャオに話すことができない。ルーイーはゴーシャオに「正しいと思うことを、やり通して」と言う。


ジョンを助ける決心をしたゴーシャオに「いいのですか、重罪人となるのですよ」と言うライイン。それでもゴーシャオは、先生の危機を見逃せないと言う。ライインは「ルーイーはどうなる?」と聞く。「理解してくれた。今は別の場所に」と答えるゴーシャオ。ライインは「約束を守れ」と言い、自身も手伝うと告げる。


ジョンの元に酒が運ばれてくる。「長官、弾劾書には大勢の署名があります。おそらく皇帝は、あなたを一族誅殺の刑にされるだろう」と言われるジョン。イェン宰相からねぎらいの酒だ、“ご苦労、もう人を巻き込むな、身内や部下を死なせるな”と、と。ジョンが覚悟を決めて酒を飲もうとした時、ゴーシャオが来る。それでもジョンが酒を飲もうとし、ゴーシャオは自分の持っていた剣を投げ、器を割ってしまう。

1人で大勢と戦うゴーシャオを見て、ゴーシャオの投げた剣を持ち牢から出るジョン。ジョンもゴーシャオと一緒に闘い外へ出る。

ゴーシャオたちは急いで門へ向かう。そこにはライインが待っていた。ライインが門兵を斬り「ゴーシャオの目は確かだった」と言うジョン。そして門を開けると、馬車にはルーイーの姿が。驚いたゴーシャオが「何しに来た」とルーイーに言う。「心配だったの」とゴーシャオに言い、ジョンを気にかけるルーイー。怒ったライインがゴーシャオに「どうして?」と問い詰める。そこに兵が押し寄せてくる。


馬車で逃げた4人は荒れた寺へ。ライインはルーイーを危険な目にあわせたことが許せず、ゴーシャオの胸ぐらつかむ。ゴーシャオは「お前とは言い争ってる暇はない」と言うが、ライインはやめようとしない。そんな2人に気づいたルーイーが「ケンカする暇があるなら手伝って」と言う。
ゴーシャオが行ってしまい、ライインは「なぜ危険なまねを?」とルーイーに聞く。ルーイーは「自分で決めたの」と答える。「死ぬぞ、帰れ」とライインが言い、ルーイーはライインの頬を叩くと「まきを捜すわ。あなたも働いて」と返す。


現在。ゴーシャオを刺したイン(ライイン)は「5年…5年だ。この時を5年待った。腰抜けだと?どっちが腰抜けだ」と叫び、ゴーシャオに短剣を振り下ろそうとする。その時、ジョンが助けに来る。「こんな弟子を持った自分が情けない」と言うジョン。インは「私が弟子?常に私を見下し、責めたくせに。弟子はゴーシャオだけ。俺は1人で、のし上がった」と言い返す。ジョンは「のし上がっても無意味。畜生は畜生のまま」と言う。「その畜生があの世に送る」と言い、ジョンと闘い始めるイン。

胸を蹴られて飛ばされたジョンに気づくサンニャンたち。サンニャン、フー、ジョンが部屋から出てきたインと闘い、シャオメイはゴーシャオの元へ駆けて行く。

ゴーシャオは「今、俺を助けられるのはお前だけだ」とシャオメイに言う。シャオメイはすぐに手当てをしようとするが、ゴーシャオは「そうじゃない。やつの望みは俺の死だけ」と話す。

フーとジョンがインを押さえ込んだ時「ウソだろ。兄さんが死んだ」と言うシャオメイの泣き声が聞こえてくる。急いでインを連れ、部屋に皆は戻る。
「ついに死んだか。その瞬間を見たかった」と笑うイン。怒ったフーがインを殴り殺そうとし、シャオメイが止める。「兄さんが絶対に殺すなと」と言うシャオメイ。その言葉にインの表情が変わる。


5年前。洞窟に逃げたゴーシャオたち。ジョンに薬を渡したルーイーは、2人の会話を聞いて「あなたたちって、そっくり」と笑う。2人が同時に「どこが?」と聞くと「バカなところ」と答えるルーイー。3人が笑っていると、入り口にいたライインに向かって矢が飛んで来る。
兵が洞窟に押し入り、闘うゴーシャオたち。そんな中、ライインが布で顔を隠す。「彼女を」とライインに託すゴーシャオ。ライインはルーイーを連れて、その場から逃げ出す。


ライインと一緒に逃げたルーイーは「なぜ覆面を?」と聞く。「やつらが煙幕を使うと思って」とライインはごまかそうとするが「顔を隠して自分の地位を守りたい?」と言うルーイー。


次の追っ手が来る前に「ルーイーが来てくれてよかった」と言うゴーシャオ。「イェン・ソンが顛末を知ったら、狙うのは家族だからな」と言ったジョンは、自分の息子が殺された時のことを思い返す。ゴーシャオは「捕まれば私の足かせになる。だから私についてきた。私に心配かけずに陰から支えてくれる」と言う。「そう彼女が?」とジョンが聞くと「言わなくてもわかる」とゴーシャオが答える。


ルーイーはライインがゴーシャオと落ち合う約束などしていないことに気づく。怒るルーイーに「君を守るためだ」と言うライイン。ルーイーが頬を叩くと「彼らといては危ない」とライインが言う。もう一度ライインの頬を叩き「彼らが死ぬと言うの?」とルーイーが聞く。ライインは「彼が望んだ道だ。私は関係ない」と返す。「それじゃ、私にも言わせて。私が選んだ夫よ、あなたには関係ない」と言ってルーイーはその場を離れる。

ルーイーが転び、追いかけてきたライインが起こそうとする。そんなライインを突き飛ばし「来ないで、顔も見たくない。彼に万一のことがあれば、一生、許さない」と言うルーイー。ルーイーが泣き崩れているところに、ジョンを馬に乗せたゴーシャオが歩いてくる。
ルーイーが駆け寄ると、ふらふらのゴーシャオがルーイーに倒れかかる。ゴーシャオを支えながら馬を引いて歩き出したルーイーは、蔑んだ目でライインを見ながら行ってしまう。


うなされて目を覚ましたゴーシャオは、ルーイーにジョンのことを聞く。ルーイーが「大丈夫、寝ているわ」と話し、よかった、とほっとするゴーシャオ。
危険な状況だったことはルーイーもジョンから聞いて知っていた。


ゴーシャオの寝顔を見ながら“赤ちゃん、これがあなたのお父さんよ。でも、もう会えないの”と涙を流すルーイー。ルーイーはゴーシャオから握られた手をそっと離すと外へ。
荷馬車に2人の衣装や剣をワザと見えるようにルーイーは隠し、静かに馬を引いて出て行く。


翌朝。ルーイーのいないことに気づくゴーシャオ。ゴーシャオが店で酔いつぶれているライアンを見つけ「ルーイーは?」と聞いていると、店主が「手紙を預かっています」と渡してくる。
手紙はルーイーからで“この手紙を読む頃、私はいません。きっと怒るわね。そして悲しむでしょう。私もよ。でも、しかたない、先が見えないの。次もあなたが無事とは限らない。ごめんなさい、もう無理なの。あなたが傷つく姿を見たくない。北に向かって進んで。私がおとりになる。そうすれば、あなたたち3人は時間を稼ぐことができるわ。どうか許して”と書かれていた。


ジョンを船着き場の近くまで送り届けたゴーシャオとライイン。ゴーシャオが「船にのれば、すぐ城外です」と言うと、ジョンは「私のことよりルーイーを捜せ」と言う。
その頃、ルーイーは荷馬車に置いた剣などが兵に見つかり、捕われていた。


ーつづくー


ゴーシャオはずっとライインを信じているのに(o´д`o)=3
ずっとかみ合っていないものね。
ライインは思い通りにならないと、人のせいにしてばかり。

ルーイー、1人じゃないからよけい強いのかもしれないけど…(;д;)
切ない、切なすぎる。
もっと別の選択がなかったのかと、どうしても思ってしまう。

現在も過去もどうなってしまうのー?というところでつづく。
あうう(;△;)



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