宮廷女官 若曦(ジャクギ) 第14話

風邪をひいた若曦に第四皇子から手製の鼻煙壺が届けられる。描かれていたのは、2匹の凶暴そうな犬と2匹の前でも屈しない白い犬だった。それを見た若曦は、明慧と明玉とのことを思い出し「私に例えてる?」とつぶやく。
陛下が花をめでるため皇子たちが集まる。なごやかな雰囲気に「兄弟がずっと仲が良ければどんなにいいか」と思う若曦。そこに白い犬が来る。その犬をつかまえた若曦は第四皇子を見て「私のどこが犬なのよ」と心の中で思う。
第十四皇子は第四皇子のことで若曦に詰めよる。釈明するつもりはない、と行こうとした若曦に「八兄上を裏切るな」と言う第十四皇子。
父親と会った明慧は「何があっても支持してくれるそうです」と第八皇子に。あなたが望むなら何でもします、と言う明慧に、第八皇子は手を差し出し、明慧はその手に自分の手を添える。
明玉は若蘭が自分から第八皇子を奪うつもりだと考えていた。しかし若蘭は「いいえ」と言う。それを疑う明慧に「自分だけが不幸だとお思いですか?」と返す玉瀾。そして波風を立てず、みなさんと暮らしたいだけだと話す。自分に出来ることがあるか聞く若蘭に、明慧は「若曦の輿入れよ」と答える。最近いろいろ悩んでいる第八皇子を自分では慰めることができず、唯一できることはずっと愛してきた若曦を夫人にすることだと言う。
経を読んでいた若蘭に第八皇子が会いに来る。元気のない第八皇子に「若曦ならお慰めできるのですか?」と聞く若蘭。真意を知りたいと。
良妃が呼んでいると言われ若曦が部屋に行くと、以前と同じように若蘭が待っていた。第八皇子の代理で来たという若蘭は「彼に嫁ぎたい?」と聞く。好きなの?と。若曦が「嫌じゃないの?」と聞くと、第八皇子を本気で好きなら「気にしないで」と若蘭は返す。そして、よく考えるように言う。
雪が積もる中、若曦と第八皇子は会う。ゆっくりと近づいた若曦は「最後に聞くわ。応じてくれる?」と言う。どうしてもどちらかを選ばなければいけないのか分からない第八皇子。そして若曦は無理だと悟る。若曦は第四皇子や腹心たちに注意するように言い、「今後あなたとは無関係だわ」と言って行こうとする。それを呼び止める第八皇子。しかし立ち止まった若曦は振り返ることなく「私は臆病者なの。引き留めるに値しない」と言うと走り出す。
思い切り走った若曦は転んでしまう。そこに第四皇子と第十三皇子が。「連れて帰って」と若曦は言うが、足を痛めてしまった若曦は歩けない。皇子が宮女をおぶると噂になると言う第四皇子の言葉に、第十三皇子は人を呼びに行く。転びそうになった若曦は、第四皇子の腕に強くつかまる。泣き出した若曦に「泣くな。感傷に浸りたいなら部屋で悲しめ。外で悲しんでいても邪魔が入るだけだぞ」と言う第四皇子。その言葉に若曦が第四皇子を突き飛ばすが、自分が転んでしまう。手を差し出した第四皇子に何度も雪を投げつける若曦。担架で運ばれながらもまだ投げつける。
足を痛めた若曦は仕事が出来ず、玉壇から第八皇子が風邪をひいたと聞く。心配する若曦の前に第十四皇子が。「心が痛まないのか」と責め立てる第十四皇子。最初からその気がないのなら、なぜ兄上に期待させたと。若曦が泣き出しても第十四皇子は腕をつかまえて離さない。そこに第四皇子と第十三皇子が来る。若曦の涙を見た第四皇子は、気にかけていた母に顔を見せてやれと第十四皇子に。「また後日、会いに来る」と若曦に言い、第十四皇子は行ってしまう。何があったのか第十三皇子は聞くが、若曦は泣くだけで話そうとしない。
若曦は行きかけた第十三皇子を呼び止め、敏敏のことをどう思っているか聞く。第十三皇子は「私などより草原の好漢がお似合いだ」と返事を。私に気持ちがない以上無駄だと言う。
大みそかの夜。第八皇子の夢で目が覚めた若曦は、彼が皇位を狙わなければ歴史が変わってしまう、歴史が変われば私は生まれていないかも…と思う。
新年になり、若曦は第四皇子に一生嫁がないつもりだと手紙を書き、今までもらった贈り物を返す。そして第八皇子にも今までもらった手紙を返し、2人との関係を清算。「新年に生まれ変わるわ!」と晴れやかに言う。
雨の降る日、若曦は吹っ切れた第八皇子と会う。第八皇子は以前、若曦が注意しろと言っていた3人は分かるが、思道と田鏡文は知らないと言う。ドラマの創作?と思った若曦だったが、とにかく気をつけるように言う。


ーつづくー


大みそかの夜。酔った若曦が見た夢が切なかった。
本当に若曦が言ってほしかった言葉だったから(；_；)

若蘭がもし若曦が嫁いで来たらどんな気持なのかな?と思っていたので、今回聞けたのは良かったな。結局、若曦は嫁がなかったけど。

今の所第十三皇子は敏敏のことには興味ないのね…。いつか振り向いてもらえたらいいけど…。

やっぱ、第四皇子いい!
面白いことをしていないのに面白くて仕方ない(*≧ε≦*)ノ彡
今回の1番のシーンは、若曦が雪を投げたところでした。
もう、不器用な第四皇子と怒って雪を投げちゃう若曦が可愛いー。投げられても顔色を変えない第四皇子もまた良い。
贈り物が返されてきた時の第四皇子も良かったなー。余裕の笑み。っていうか、かえって「おもしろい」とか思ってそ～(*´艸｀*)

一方の第八皇子はつらそうだったけど…でも若曦が捨てたんじゃなく、手を離したのは第八皇子の方だもんね。仕方ないよね。




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