中国時代劇「項羽と劉邦 King's War」第22話 あらすじ

項羽の怪力に驚いた桓楚と余英。桓楚は項羽と一緒に酒を飲みながら、全身真っ黒で脚も強いが
誰にも懐かない馬がいると言う。

桓楚から聞いた馬を見に行った項羽は、その馬が虞姫の馬だと気付く。


雍歯は兵に魏の周市へ宛てた文を書かせ届けさせる。


劉季(劉邦)は県令としての自分はどうか簫何に聞く。簫何は県令としては最悪だと答える。雍歯が法を犯した時、調べもせずに死罪を決め、そののち仲間の外出を禁じ、仲間たちはには不満を抱かせた、劉季のやり方は亭長の時と何1つ変わっていないと。それでも劉季には人を引っ張る能力があり、県令は劉季にしかできないと言う簫何。そして劉季を補佐する事で大事を成す事が私の仕事だと言う。

簫何は「皇帝の護衛官を覚えてるか?」と劉季に聞く。その護衛官を簫何は殺したと劉季に話す。「あの男を逃がして報告されるよりは、朝廷があの男の行方を調べに来る方がずっといい」と。私は沛公のためならどんな苦労も引き受ける覚悟だと言う簫何に、劉季は自分が歩き出したことを悟る。

簫何は「お前はもう沛公なのだ。仲間にいつまでも"劉季"と呼ばせるな」と言う。そして洛水の諸侯たちが周の天子に書いた"天使は民と邦を安らかにする"という詩の一節から"邦"という字はどうだと話す。「劉邦」と言う劉季。


項羽は黒い馬を虞姫の元へ連れて行く。「見つけたのね」と言う虞姫。項羽は「まだ約束は覚えている」とだけ言うとその場を後にする。


咸陽。趙高に陳勝が亡くなったという知らせが。章邯がまた手柄をたて、得意げに違いないと思った趙高は気に入らない。
閻楽は逆賊たちもこれまでは陳勝に従っていたが、間もなく競い合うようにここに押し寄せてくるはずだと言う。


趙高は胡亥に会いに行くが、天下が泰平だと信じている胡亥は「すべて良きに計らっておけ」と趙高の話を聞こうとしない。


馬に乗っていた項羽は、町で老人に話かけられる。その老人から将軍が天下を平定するよい策があると言われるが、年寄りの戯言だと思った項羽は金の入った袋を投げて行ってしまう。老人は袋を拾うと「戯言とはこういうことを言うのだ」と中に入っていた金を道にばらまく。


帰ってきた項羽から老人の話を聞いた項梁は、項羽と項伯を老人・范増の家へ向かわせる。
天下を左右できる賢者の范増に、考えを聞かせてほしいと頼む項伯。項羽も先日の無礼を詫びる。

范増は楚王の末裔を捜し出し、民心をつかんで兵をまとめるようにと話す。楚王の末裔を捜し出せるか心配する項伯に、范増は「実は1人おる。だが急がねば」と言う。


項羽は羊飼いをしていた楚王の末裔・羋心を見つけ連れて行く。


劉邦は丁公との戦いに勝利する。しかし丁公は逃がすことに。
次に戦場で会った時は生死をかけて戦おうと劉邦に言い、丁公は去って行く。


沛県。劉邦のいない間に留守をまかされていた雍歯が沛県を乗っ取ってしまう。

簫何は急いで劉邦の元へ行き、雍歯が周市と手を結び裏切ったと伝える。劉邦は引き返し、雍歯を殺すと言う。


雍歯は気の強い吕雉を殺そうとするが、審食其は大事な人質を殺せば猛攻を仕掛けられると慌てて止める。


ーつづくー


これで劉季が劉邦になったでいいの…よね?
特に「そうしましょう」とか劉邦は言ってないけど。
ずっと劉季のままなのか気になっていたので、個人的にちょっとスッキリ(≧∇≦)ノ彡

項羽と虞姫が会いました。
交わした言葉は少なかったけど、項羽の優しさが見えました(*´ー｀*)

雍歯(￣▼￣|||)
とうとうって感じが・・・。
吕雉も久しぶりに登場。が、人質として……ヾ(・ω・`;)ノ
劉邦がどうするのか楽しみです。



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