【出演】
尹夏沫(イン・シャーモー)役…バービィー・スー
洛煕(ルオ・シー)役…ホァン・シャオミン
歐辰(オウ・チェン)役…ピーター・ホー
尹澄(イン・チェン)役…クリス・シェン
ルオ・シーのマネージャーから預かってきた、送別会の招待状をチェンエンはシャーモーに差し出します。しかし「明日の夜は予定があるの。返すわ」と言うシャーモー。落ち込むルオ・シーを励ますようにチェンエンは言いますが、シャーモーは「忘れてもらうしかない」と返しました。
そんな2人の会話をオウ・チェンは耳にします。
冷たいと思われても、会わない方がルオ・シーのためかもしれない。会えばまたつらくなるだけだし…。
シャーに呼び出され、浴びるようにお酒を飲むシェン・チアン。後から来たルオ・シーが、それを止めます。怒り出すシェン・チアンに落ち着くようにシャーが言うと「私はシャーモーの陰にいるしかないの?」と…。ルオ・シーが明日発つため話し合うようにシャーは言いました。しかし、そばにいたくて尽くしてきたシェン・チアンは、引退することが納得できません。「送別会には出ない」と言って出て行ってしまいます。
翌日。部屋の荷物をまとめるルオ・シーは、シャーモーと一緒に撮ったポラロイドに気づき、手が止まってしまいます。そこにマネージャーから"今夜はみんな待ってるから"とメールが。
そして、シャーモーにもルオ・シーのマネージャーから"送別会には必ず来てね"とメールが届きます。
絵を描いているチェンに声をかけたオウ・チェン。チェンが描いていたのは、美しいシャーモーの絵でした。「この絵、くれないか?」とオウ・チェンに言われ、チェンは快く「いいよ」と言います。
本当にこの絵、とっても綺麗。写真もみたいに描かれてて。チェンを気遣うオウ・チェンも良かったです。
行こうとしたオウ・チェンを呼び止めたチェン。チェンは「返すよ。僕が持ってるのは変だ」と離婚協議書を。戸惑いながら「自分で渡せと言うのか?」と言うオウ・チェンに「分からない」とチェンは答えました。結婚を強制したのは間違っていると思う、でも姉さんへの想いには感動したんだ、と。そして、近頃姉さんはいつも楽しそうにしている、と話します。
「姉さんの笑顔をありがとう」とチェンはお礼を言うと、あなたが義兄で僕もうれしい、と言いました。
本当の兄弟とは知らない2人だけど、もう絆が出来ている感じ。
チェンの服を取りに、シャーモーは家へ帰りました。棚にある写真を取ろうとして、ふとルオ・シーからもらった合鍵が目に入ります。手に取ったシャーモーは、ルオ・シーからもらった日のことを思い出し「見送れなくてごめんね」とつぶやきました。そして「さよなら」と鍵を元の場所に置きます。
シャーモーが家を出ると、車からルオ・シーが降りてきます。入って行く姿を見て、幻覚かと思ったと言うルオ・シーは「まさか戻って来てくれたのか?」と聞きました。シャーモーが気まずそうに何も答えられないのを見て「ゴメン。またバカなことを言ったな」とルオ・シーは謝ります。そしてシャーモーが1人だと分かり送ると言いますが、それも断られると「バカな申し出だったよ。すまない」と、またルオ・シーは謝りました。シャーモーは「謝るのは私の方よ」と返します。
「いや、俺が間違ってたよ。君の釈明に耳を傾けようとしなかった。君も本当につらかっただろう。オウ・チェンには移植をダシに迫られ、俺には疑われて…」と言うルオ・シー。「知ってたの?」とシャーモーは驚きます。「早く話してくれればと恨んだよ」とルオ・シーは言い、最近になりシャーモーにとって「俺は信頼するに値しない人間だったんだよ」と言いました。
それは違う、とシャーモーは、別れ話がなくとも同じ選択をしたと話します。あなたとは関係ない話しだと。切り捨てるつもりだったと言うなんて、残酷だと言うルオ・シー。それでもシャーモーは「私は結婚したの。今の私に大切なのは、チェンの健康。そしてオウ・チェンのこと」と言いました。
ルオ・シーはシャーモーが幸せなのか聞きます。結婚は取り引きだと知っているルオ・シーは「もし不幸なら俺が…」と言いますが、シャーモーはさえぎるように「幸せよ」と返しました。ウソだと思うルオ・シーに「本当に幸せなの」と…。
そして「俺を愛してたか?」と聞くルオ・シー。シャーモーは少しの間の後、ルオ・シーを真っすぐ見ながら「ええ」と答えます。悲しそうな笑みを浮かべながら「たとえ慰めでもうれしいよ」とルオ・シーは言いました。ありがしう、と。
シャーモーは「私を忘れてね」と言います。それがシャーモーの望みと分かり「分かった」とルオ・シーは返しました。ルオ・シーは代わりに「俺を忘れないで。時が過ぎても永遠に覚えていて」と言います。そして小さくうなづいたシャーモーをルオ・シーは抱きしめ「祝福するよ」と…。
抱きしめられながらシャーモーもルオ・シーの幸せを願いますが、その時オウ・チェンの姿が目に入ります。ハッとしてシャーモーはルオ・シーから離れました。
オウ・チェンはそのことには触れず、荷物を持つと「帰るぞ」とシャーモーを連れて行きます。シャーモーは振り返り、小さな声で「さよなら」とルオ・シーに言いました。
家に帰り、オウ・チェンに「あれはただの別れの挨拶」と話すシャーモー。そして過ぎた事は忘れ「これからは平穏に暮らすの」と。オウ・チェンにも幸せか聞かれ、ルオ・シーに答えたように幸せだとシャーモーは言います。愛する家族と毎日過ごせるんだもの、と。それでも「結婚相手が俺でも君は幸せなのか?」と聞くオウ・チェン。シャーモーは笑顔で「ええ」と答えました。
さらに「もし俺が…嫌がる事を求めても?」とオウ・チェンは聞いてきます。シャーモーが答えられないと「俺を拒むんだろ?」と…。シャーモーは笑顔を作り「平気よ」と言いました。その言葉に「これでもか?」とオウ・チェンはシャーモーにキスをしようとします。それに後ずさってしまうシャーモー。「何が"平気"だ」と言うと、オウ・チェンはシャーモーに無理矢理激しくキスを。
フォトフレームが床に落ち、動きの止まったオウ・チェンはシャーモーから離れます。シャーモーが「ごめんね」と謝ると「謝るのは俺のほうだ」とつらそうにオウ・チェンは言いました。
シャーモーはオウ・チェンを連れて寝室へ。羽織っていたものを脱ぎ、裸になります。「分かってるのか?」と聞くオウ・チェンに、シャーモーは「分かってるわ。あなたの妻だもの」と言いました。そして今度はシャーモーからキスをし、2人はベッドへ…。
翌朝。シャーモーの寝顔を見ていたオウ・チェン。"俺は自分で変われると思ってたんだ。だが実際はいつも君に強いてばかりいる。幸せにできると思ってた。だが俺にできるのか?もしかして俺の元を離れたほうが君は幸せかもしれない。俺は君のものだ。でも、君は自由でいればいい"と思いながらシャーモーの腕に結んだ緑のリボンをほどきます。そして服に着替えたオウ・チェンは、ベッドに離婚協議書を置いて出て行きました。
ルオ・シーは、母親と別れた場所に行き、涙を拭うと「さよなら、母さん。さよなら、シャーモー」と言います。
目の覚めたシャーモーは、自分の手にあったリボンがなくなり、離婚協議書が置いてあるのに気づきます。急いでベッドを飛び出し、出かけるオウ・チェンを呼び止めたシャーモー。「どういうこと?」とシャーモーが聞くと、オウ・チェンは、この協議書と引き換えにチェンが手術に同意した話しを。
「幸せを装ってくれたんだろ?」と言うオウ・チェン。君の協力に感謝するよ、と言われ「昨夜のことも演技だと?」とシャーモーは言いました。あれは本心だと。そして3人で過ごせるだけで幸せで、誰が欠けてもダメだと話します。
その時、チェンが倒れたという知らせが。
ルオ・シーは車に乗り、走り出します。その車の前に立ち、シェン・チアンは止めてしまいました。
チェンは意識を取り戻し「心配しないで、大丈夫だよ。もう少し眠るね」と、つらそうな声でシャーモーを気遣い目を閉じます。
シャーモーが医師に「意識が戻ったから大丈夫ですよね?」と聞くと、医師からは腎臓移植で命は長らえたが、他の臓器も衰弱しているという返事が。再手術も効果は見込めないと。維持的な治療しか出来ないと言われ、どのくらい生きられるのか聞くシャーモーに、医師は「うまくいけば2、3ヶ月。悪くすれば1ヶ月以内には…」と答えます。
「信じさえすれば、奇跡はきっと起こる」と励ますオウ・チェンに、シャーモーも「私は運に恵まれない女よ。だからチェンは私の分まで強運のはず。そうよね?」と言いました。オウ・チェンは「ああ」と言い、シャーモーの肩を抱き寄せます。
もう手の施しようがないんです、と医師がオウ・チェンに言っているのを聞いてしまうシャーモー。医師は、今生きていること自体が奇跡だと言います。医師ならどんな手を使っても患者を治すべきだろ、とオウ・チェンは怒鳴るように言いますが、もう医師にもどうする事も出来ませんでした。シャーモーが聞いていることも知らず、オウ・チェンは「シャーモーには秘密にしろ」と言います。
シャーモーは、ただの拒絶反応ですぐ治るとチェンに話します。
チェンは側にいたオウ・チェンに、思い出のリボンをシャーモーに結ぶように言いました。シャーモーが左手を差し出すと、リボンを結ぶオウ・チェン。チェンはそれを見守ります。そして、シャーモーにジュースを買って来てくれるようにチェンは頼みました。
2人が別れないために、チェンの病気が再発しちゃったのかな…。すごく優しくて良い子なのに。切なすぎるよぉ。
シャーモーが出て行くと「ありがとう」と言うオウ・チェン。そんなオウ・チェンの手に触れたチェンは「もう1つお願いが」と話します。
チェンは自分のせいでシャーモーが芸能界を離れてしまったと思っていました。それが残念だと言うチェンは、もっと多くの人に姉さんの演技を見てもらいたいと。「手伝ってくれる?」とチェンに言われ「シャーモーの輝きを埋もれさせたりしないよ」とオウ・チェンは頷きます。
シャーモーは病室の外で2人の会話を聞いていました…。
涙を流しながら「もしも僕が…2人のそばにいられなくなったら…姉さんにこう伝えて。"悲しまないで。僕はずっとそばにいるよ。絵の中から姉さんを見守っているから"」と言うチェン。「そんなことを言うな」とオウ・チェンは言いました。絶対大丈夫だと。
チェンは「以前僕は義兄さんを嫌って拒んでいたよね。許してほしい」と言います。そして姉さんを頼みます、と言いました。僕が逝ったら、姉さんには義兄さんしかいないと…。オウ・チェンの目からも涙が溢れます。
しばらくしてチェンの容体が急変します。そして医師が呼ばれ、救命処置が…。
ーつづくー
20 22
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尹夏沫(イン・シャーモー)役…バービィー・スー
洛煕(ルオ・シー)役…ホァン・シャオミン
歐辰(オウ・チェン)役…ピーター・ホー
尹澄(イン・チェン)役…クリス・シェン
ルオ・シーのマネージャーから預かってきた、送別会の招待状をチェンエンはシャーモーに差し出します。しかし「明日の夜は予定があるの。返すわ」と言うシャーモー。落ち込むルオ・シーを励ますようにチェンエンは言いますが、シャーモーは「忘れてもらうしかない」と返しました。
そんな2人の会話をオウ・チェンは耳にします。
冷たいと思われても、会わない方がルオ・シーのためかもしれない。会えばまたつらくなるだけだし…。
シャーに呼び出され、浴びるようにお酒を飲むシェン・チアン。後から来たルオ・シーが、それを止めます。怒り出すシェン・チアンに落ち着くようにシャーが言うと「私はシャーモーの陰にいるしかないの?」と…。ルオ・シーが明日発つため話し合うようにシャーは言いました。しかし、そばにいたくて尽くしてきたシェン・チアンは、引退することが納得できません。「送別会には出ない」と言って出て行ってしまいます。
翌日。部屋の荷物をまとめるルオ・シーは、シャーモーと一緒に撮ったポラロイドに気づき、手が止まってしまいます。そこにマネージャーから"今夜はみんな待ってるから"とメールが。
そして、シャーモーにもルオ・シーのマネージャーから"送別会には必ず来てね"とメールが届きます。
絵を描いているチェンに声をかけたオウ・チェン。チェンが描いていたのは、美しいシャーモーの絵でした。「この絵、くれないか?」とオウ・チェンに言われ、チェンは快く「いいよ」と言います。
本当にこの絵、とっても綺麗。写真もみたいに描かれてて。チェンを気遣うオウ・チェンも良かったです。
行こうとしたオウ・チェンを呼び止めたチェン。チェンは「返すよ。僕が持ってるのは変だ」と離婚協議書を。戸惑いながら「自分で渡せと言うのか?」と言うオウ・チェンに「分からない」とチェンは答えました。結婚を強制したのは間違っていると思う、でも姉さんへの想いには感動したんだ、と。そして、近頃姉さんはいつも楽しそうにしている、と話します。
「姉さんの笑顔をありがとう」とチェンはお礼を言うと、あなたが義兄で僕もうれしい、と言いました。
本当の兄弟とは知らない2人だけど、もう絆が出来ている感じ。
チェンの服を取りに、シャーモーは家へ帰りました。棚にある写真を取ろうとして、ふとルオ・シーからもらった合鍵が目に入ります。手に取ったシャーモーは、ルオ・シーからもらった日のことを思い出し「見送れなくてごめんね」とつぶやきました。そして「さよなら」と鍵を元の場所に置きます。
シャーモーが家を出ると、車からルオ・シーが降りてきます。入って行く姿を見て、幻覚かと思ったと言うルオ・シーは「まさか戻って来てくれたのか?」と聞きました。シャーモーが気まずそうに何も答えられないのを見て「ゴメン。またバカなことを言ったな」とルオ・シーは謝ります。そしてシャーモーが1人だと分かり送ると言いますが、それも断られると「バカな申し出だったよ。すまない」と、またルオ・シーは謝りました。シャーモーは「謝るのは私の方よ」と返します。
「いや、俺が間違ってたよ。君の釈明に耳を傾けようとしなかった。君も本当につらかっただろう。オウ・チェンには移植をダシに迫られ、俺には疑われて…」と言うルオ・シー。「知ってたの?」とシャーモーは驚きます。「早く話してくれればと恨んだよ」とルオ・シーは言い、最近になりシャーモーにとって「俺は信頼するに値しない人間だったんだよ」と言いました。
それは違う、とシャーモーは、別れ話がなくとも同じ選択をしたと話します。あなたとは関係ない話しだと。切り捨てるつもりだったと言うなんて、残酷だと言うルオ・シー。それでもシャーモーは「私は結婚したの。今の私に大切なのは、チェンの健康。そしてオウ・チェンのこと」と言いました。
ルオ・シーはシャーモーが幸せなのか聞きます。結婚は取り引きだと知っているルオ・シーは「もし不幸なら俺が…」と言いますが、シャーモーはさえぎるように「幸せよ」と返しました。ウソだと思うルオ・シーに「本当に幸せなの」と…。
そして「俺を愛してたか?」と聞くルオ・シー。シャーモーは少しの間の後、ルオ・シーを真っすぐ見ながら「ええ」と答えます。悲しそうな笑みを浮かべながら「たとえ慰めでもうれしいよ」とルオ・シーは言いました。ありがしう、と。
シャーモーは「私を忘れてね」と言います。それがシャーモーの望みと分かり「分かった」とルオ・シーは返しました。ルオ・シーは代わりに「俺を忘れないで。時が過ぎても永遠に覚えていて」と言います。そして小さくうなづいたシャーモーをルオ・シーは抱きしめ「祝福するよ」と…。
抱きしめられながらシャーモーもルオ・シーの幸せを願いますが、その時オウ・チェンの姿が目に入ります。ハッとしてシャーモーはルオ・シーから離れました。
オウ・チェンはそのことには触れず、荷物を持つと「帰るぞ」とシャーモーを連れて行きます。シャーモーは振り返り、小さな声で「さよなら」とルオ・シーに言いました。
家に帰り、オウ・チェンに「あれはただの別れの挨拶」と話すシャーモー。そして過ぎた事は忘れ「これからは平穏に暮らすの」と。オウ・チェンにも幸せか聞かれ、ルオ・シーに答えたように幸せだとシャーモーは言います。愛する家族と毎日過ごせるんだもの、と。それでも「結婚相手が俺でも君は幸せなのか?」と聞くオウ・チェン。シャーモーは笑顔で「ええ」と答えました。
さらに「もし俺が…嫌がる事を求めても?」とオウ・チェンは聞いてきます。シャーモーが答えられないと「俺を拒むんだろ?」と…。シャーモーは笑顔を作り「平気よ」と言いました。その言葉に「これでもか?」とオウ・チェンはシャーモーにキスをしようとします。それに後ずさってしまうシャーモー。「何が"平気"だ」と言うと、オウ・チェンはシャーモーに無理矢理激しくキスを。
フォトフレームが床に落ち、動きの止まったオウ・チェンはシャーモーから離れます。シャーモーが「ごめんね」と謝ると「謝るのは俺のほうだ」とつらそうにオウ・チェンは言いました。
シャーモーはオウ・チェンを連れて寝室へ。羽織っていたものを脱ぎ、裸になります。「分かってるのか?」と聞くオウ・チェンに、シャーモーは「分かってるわ。あなたの妻だもの」と言いました。そして今度はシャーモーからキスをし、2人はベッドへ…。
翌朝。シャーモーの寝顔を見ていたオウ・チェン。"俺は自分で変われると思ってたんだ。だが実際はいつも君に強いてばかりいる。幸せにできると思ってた。だが俺にできるのか?もしかして俺の元を離れたほうが君は幸せかもしれない。俺は君のものだ。でも、君は自由でいればいい"と思いながらシャーモーの腕に結んだ緑のリボンをほどきます。そして服に着替えたオウ・チェンは、ベッドに離婚協議書を置いて出て行きました。
ルオ・シーは、母親と別れた場所に行き、涙を拭うと「さよなら、母さん。さよなら、シャーモー」と言います。
目の覚めたシャーモーは、自分の手にあったリボンがなくなり、離婚協議書が置いてあるのに気づきます。急いでベッドを飛び出し、出かけるオウ・チェンを呼び止めたシャーモー。「どういうこと?」とシャーモーが聞くと、オウ・チェンは、この協議書と引き換えにチェンが手術に同意した話しを。
「幸せを装ってくれたんだろ?」と言うオウ・チェン。君の協力に感謝するよ、と言われ「昨夜のことも演技だと?」とシャーモーは言いました。あれは本心だと。そして3人で過ごせるだけで幸せで、誰が欠けてもダメだと話します。
その時、チェンが倒れたという知らせが。
ルオ・シーは車に乗り、走り出します。その車の前に立ち、シェン・チアンは止めてしまいました。
チェンは意識を取り戻し「心配しないで、大丈夫だよ。もう少し眠るね」と、つらそうな声でシャーモーを気遣い目を閉じます。
シャーモーが医師に「意識が戻ったから大丈夫ですよね?」と聞くと、医師からは腎臓移植で命は長らえたが、他の臓器も衰弱しているという返事が。再手術も効果は見込めないと。維持的な治療しか出来ないと言われ、どのくらい生きられるのか聞くシャーモーに、医師は「うまくいけば2、3ヶ月。悪くすれば1ヶ月以内には…」と答えます。
「信じさえすれば、奇跡はきっと起こる」と励ますオウ・チェンに、シャーモーも「私は運に恵まれない女よ。だからチェンは私の分まで強運のはず。そうよね?」と言いました。オウ・チェンは「ああ」と言い、シャーモーの肩を抱き寄せます。
もう手の施しようがないんです、と医師がオウ・チェンに言っているのを聞いてしまうシャーモー。医師は、今生きていること自体が奇跡だと言います。医師ならどんな手を使っても患者を治すべきだろ、とオウ・チェンは怒鳴るように言いますが、もう医師にもどうする事も出来ませんでした。シャーモーが聞いていることも知らず、オウ・チェンは「シャーモーには秘密にしろ」と言います。
シャーモーは、ただの拒絶反応ですぐ治るとチェンに話します。
チェンは側にいたオウ・チェンに、思い出のリボンをシャーモーに結ぶように言いました。シャーモーが左手を差し出すと、リボンを結ぶオウ・チェン。チェンはそれを見守ります。そして、シャーモーにジュースを買って来てくれるようにチェンは頼みました。
2人が別れないために、チェンの病気が再発しちゃったのかな…。すごく優しくて良い子なのに。切なすぎるよぉ。
シャーモーが出て行くと「ありがとう」と言うオウ・チェン。そんなオウ・チェンの手に触れたチェンは「もう1つお願いが」と話します。
チェンは自分のせいでシャーモーが芸能界を離れてしまったと思っていました。それが残念だと言うチェンは、もっと多くの人に姉さんの演技を見てもらいたいと。「手伝ってくれる?」とチェンに言われ「シャーモーの輝きを埋もれさせたりしないよ」とオウ・チェンは頷きます。
シャーモーは病室の外で2人の会話を聞いていました…。
涙を流しながら「もしも僕が…2人のそばにいられなくなったら…姉さんにこう伝えて。"悲しまないで。僕はずっとそばにいるよ。絵の中から姉さんを見守っているから"」と言うチェン。「そんなことを言うな」とオウ・チェンは言いました。絶対大丈夫だと。
チェンは「以前僕は義兄さんを嫌って拒んでいたよね。許してほしい」と言います。そして姉さんを頼みます、と言いました。僕が逝ったら、姉さんには義兄さんしかいないと…。オウ・チェンの目からも涙が溢れます。
しばらくしてチェンの容体が急変します。そして医師が呼ばれ、救命処置が…。
ーつづくー
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