中国ドラマ「霜花の姫~香蜜が咲かせし愛~」第42話 あらすじ
【登場人物】
錦覓(きんべき)…楊紫(ヤン・ズー) 花女神の娘
旭鳳(きょくほう)…鄧倫(ダン・ルン) 天帝の息子
潤玉(じゅんぎょく)…羅云熙(レオ・ロー) 天帝の息子 旭鳳の兄
穂禾(すいか)…王一菲(ワン・イーフェイ) 鳥族王女
洛湘府。外から錦覓の部屋を覗いていた穂禾。人が来たことが分かり、一旦隠れる。
錦覓の部屋に来たのは、薬を持って来た洛霖だった。苦い薬を飲まされ、顔をしかめた錦覓。洛霖は優しく氷砂糖を渡す。
洛霖は錦覓に容赦のない穂禾のことを天帝に上奏すると話す。「旭鳳を慕う公主の女心は私にも分かります」と言う錦覓。洛霖が「お前は誰を慕っているのだ」と尋ねる。錦覓は「私にも定かでは…。心にぽっかりと穴が開いたようなのです」と答える。どうしたらいいのでしょう、と。
「お前は私たちを困らせまいとしていた。だから私は夜神との婚姻を勧めるつもりだったのだ。だが最近の出来事により、お前の母親や過去のことを考えるようになった。そして理解できた。梓芬がお前の身分を隠し、なぜ水鏡に閉じ込めたか。実際にお前は今、愛に苦しんでいる」と言う洛霖。洛霖は「私がついているのだ。安心しして相手を選びなさい。火神でも夜神でも、お前が心から幸せならば私は応援する」と話す。
再び戻って来た穂禾は、錦覓の肩を抱く洛霖を見る。
錦覓の部屋を出た洛霖の前に旭鳳が現れる。いつもと顔つきの違う旭鳳は、突然、琉璃浄火で洛霖に攻撃する。強い攻撃力に負けてしまう洛霖。旭鳳がとどめを刺そうとした時、臨秀が助けに来る。しかし臨秀の力も及ばない。洛霖は最後の力を振り絞って攻撃するが、旭鳳の耳をかすっただけだった。そして息絶えてしまう洛霖と臨秀。
立ち尽くして亡くなった2人を旭鳳が見ていると、洛湘府に仕えている者が来る。旭鳳はその者にも攻撃するが、殺さずに逃す。
布星台にいた潤玉は、流れ星を見て「まさか…」と言う。
錦覓の元へ向かった洛霖の臣下は「火…」とだけ言うと亡くなってしまう。急いで父の元へ行く錦覓。
錦覓が行くと洛霖と臨秀のそばに旭鳳がいた。すぐに2人に駆け寄り、泣き叫ぶ錦覓。2人が目の前で消えてしまい、錦覓は取り乱す。抱きしめて落ち着かせようとする旭鳳の腕の中で錦覓は意識を失ってしまう。その様子を駆けつけた潤玉が目にする。
うなされて「父上」と言いながら目を覚ました錦覓。寝台のそばには旭鳳と潤玉が立っていた。「何があろうと、私は君のそばにいる」と錦覓に言う旭鳳。潤玉が「錦覓は私の許婚だ。私がついているから、お前の援助はいらぬ」と言い、旭鳳が「こんな状態の時まで、どうして私と争う必要が?」と返す。争う2人に出て行くよう錦覓が言う。1人になりたいと。
旭鳳と潤玉が部屋を出て行き、錦覓は洛霖からもらった刃を出す。その刃を見ながら「父上、ごめんなさい。もしも父上がご自分の霊力の半分をこの刃に込めなければ…。私を守ろうとしなければ父上は…」と涙を流す錦覓。錦覓は下手人を捜し出し敵を討ちます、と誓う。
天界の掟に従い、錦覓は3年間喪に服すことに。潤玉との婚姻は、喪が明ける3年後まで延期となる。さらに錦覓は新しい水神に封じられることに。
花界に錦覓が戻ってくる。錦覓を抱きしめる長芳主。
潤玉は天帝と会う。調査をすることになった潤玉に「披香殿の主管から届いたこの調書には、死因は琉璃浄火だと書いてある。どう思う?」と聞く天帝。潤玉は「極めて高度な琉璃浄火を操れるのは六界に2人しかおりません。牢獄にいる義母上の他にあと1人」と答える。天帝が「旭鳳は、ちょうどあの日、洛湘府にいた」と言う。「表面上では確かに。飛白体の文に琉璃浄火、そのうえ現場に旭鳳がいては自ら下手人だと名乗っているようなもの」と言う潤玉。
天帝が「では旭鳳の所業ではないと?」と聞く。潤玉は「旭鳳には分別があると私は信じています」と言う。
潤玉が「父上が期待を寄せる旭鳳の名声は傷つけられません。下手人を見つける前に調書を公開することは避けたほうがいいでしょう」と言う。「私はそなたにも期待しておる」と言う天帝。
花界。父との出会いからこれまでを思い返し、涙を流す錦覓。“錦覓のことでお話が”と書かれた文を見つめ「ウソよ、鳳凰じゃないわ」と錦覓はつぶやく。
つらそうな錦覓を旭鳳と一緒に見ていた連翹が「錦覓は殿下を慕っています。慰めてあげてください」と言う。
旭鳳が「錦覓」と声をかけ、錦覓は慌てて文を隠す。「お二人の墓に参らせてくれ」と旭鳳が言い、錦覓は頷く。
花を供え「私が必ず下手人を捕まえて報告に参ります」と墓前で約束する旭鳳。錦覓が調査の状況を聞くと、旭鳳は「進展がない。妙なことに現場で何の痕跡も見つからぬ」と話す。錦覓は「父と義母は生前、慈悲深く争い事を好まなかった。なぜこんな災難に?私のせいだわ」と言う。旭鳳は錦覓を抱き「そんなことはない。自分を責めるなるな」と慰めようとする。そんな旭鳳から離れる錦覓。
錦覓は「答えて。この六界で琉璃浄火を自由に操れるのは誰?」と聞く。「琉璃浄火は鳥族の最高の術だ。数千年来、この術を習得しているのは私と母上の他にはおらぬ。なぜ急に?」と答える旭鳳。錦覓は「じゃあ、水神と風神の2人をいっぺんに殺められるのは?」と尋ねる。旭鳳は「何か分かったのか?私に教えてくれ」と言う。文を持ちながら「父の遺品を整理してたら、この文があったわ。どういうことか説明して」と言う錦覓。
文をとって見た旭鳳は「飛白体?」と言う。錦覓が「あなた以外に誰が飛白体を?」と声を荒げる。「疑っているのか?私は書いてない。濡れ衣だ」と言う旭鳳。錦覓は「なら聞くけど、父が殺された時、どこにいたの?」と言う。「“水神が呼んでいる”と洛湘府から使者が…」と言いかけた旭鳳は、はめられたことに気づく。
錦覓が「父の衣は白く焼け焦げてたわ。そんな焼け方は何の火によるものだと?」と言う。「琉璃浄火だ」と動揺する旭鳳。錦覓は「それ以外に考えられない。琉璃浄火を使えるのは2人だけ。天后は今、牢獄よ。ということは…あなたしかいない。父を殺したのね」と言って翊聖玄氷で作った刃を旭鳳に向ける。
旭鳳は「長く一緒にいるのに、なぜ分からぬのだ。私が君の家族を殺めるわけがないだろ。もし私だとしたら証拠を残すような愚かな真似はせぬ。よく考えるのだ」と言う。そして錦覓の手を取り、刃を自分の首元へ持っていくと「今は潔白を証明できない。私が2人を殺めたと君が本気で思うならば、私の命を捧げよう」と言う旭鳳。錦覓は刃を手から離し「必要ないわ。私はただ父に生きててほしかっただけ」と涙を流す。旭鳳は「猶予をくれ。君の前に下手人を連れてくる。私を信じるのだ」と話す。父に会いたいと泣き崩れる錦覓。
卓にうつ伏せって寝ていた錦覓。そばにいた魘獣が錦覓の夢を食べる。そこに潤玉が。潤玉はうなされていた錦覓を術で静かに眠らせる。
軍機文書は天将しか閲覧できないという掟を潤玉が定める。「水神を殺めたのは夜神殿下では?」と疑う燎原君。旭鳳は「考えられぬ。それに兄上は弟の私に不利な掟など定めない」と言う。
旭鳳は母に会いに行く。変わり果てた母の姿に驚く旭鳳。天后は「天帝に背いてここへ来てはならぬ。私なら大丈夫。あなたが天帝になれば、ここから出られるわ」と言う。旭鳳が「天帝になるとは決めていません。なぜ争う必要が?」と聞く。それだけの価値があると天后は答える。
「水神のことは母上の所業ですか?」と旭鳳が尋ねる。天后は「何かあったの?」と言う。水神と風神が何者かに殺されたと話す旭鳳。天后は「好都合だわ」と言う。潤玉は後ろ盾を失った、これであなたの世継ぎの座は脅かされない、この機に乗じて潤玉を抑え込むのよ、と。旭鳳は「母上は私を卑怯な男におとしめるつもりですか?」と言う。
「潤玉に陥れられる可能性など、純粋なそなたには考えもしないでしょ」と言う天后。旭鳳は「弟の私を陥れるはずがありません」と言う。さらに天后は「私のために必ずや天帝の座に。水神が死んだ今が潤玉を排除する好機よ。穂禾と婚姻すれば鳥族が後ろ盾となる」と話す。「穂禾は娶れません」と言う旭鳳。それでもまだ天后が「錦覓に固執すれば後悔することになるわよ」と言い、旭鳳は「見ていてください、母上に従わなくてもやっていけるか。親不孝をお許しに」と言い返す。私は絶対に母上の命令には従えないと。
魘獣が錦覓のそばで寝始める。「いくつ夢を食べたの?見せて」と言う錦覓。魘獣が夢を吐き出す。黄色い玉の後に青い玉が吐き出され、その中に洛霖の姿が。「父上」と錦覓が言う。
ーつづくー
洛霖だけじゃなく、臨秀まで亡くなってしまうなんて!!
臨秀もいい人だった(;д;)
殺した相手の姿は旭鳳だったけど、絶対旭鳳じゃないよね。
琉璃浄火が天后か旭鳳しか使えないのなら、天后から力を授かった穂禾しか…。
もし穂禾だとしたら、好きな人を犯人にするなんてひどすぎる(-᷅_-᷄๑)
潤玉も弟に対する情は残っているのかな?
かばっているよ…ね!?
違う!?
むしろ天帝の方が旭鳳を疑っていたような?
魘獣の出す夢の玉は、青は現実で黄色は願望と前に言っていたので、洛霖が亡くなった時の真相が魘獣の夢で分かるのかな?
でも、殺した時の姿は旭鳳だったから、かえって誤解されちゃう?(✽ ゚д゚ ✽)
どうなるのぉぉぉぉぉぉぉぉ(∩˃o˂∩)
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