独孤伽羅(どっこから)…胡冰卿(フー・ビンチン) 独孤家の末娘
楊堅(ようけん)…張丹峰(チャン・ダンフォン)
独孤般若(どっこはんじゃく)…安以軒(アンアン) 独孤家の長女
宇文護(うぶんご)/太師…徐正溪(シュー・ジェンシー)
独孤曼陀(どっこばんた)…李依晓(リー・イーシャオ)
李昞(りへい)…ルー・シンユ
宇文毓(うぶんいく)/皇帝…ゾウ・ティンウェイ
大豆をまいたのが李澄の従兄の明源だと分かる。李澄は明源が誰かにそそのかされふざけただけだと李昞に話す。腹黒い男ではない、連れてきて謝罪させると。明源がお前の手下をそそのかした、お前は首謀者にされかけたのだ、もしや明源の企みを見て見ぬ振りをしてたのか?、錦娘を追い出すよう仕組んだのもお前か、次男に爵位を奪われぬために、と激怒する李昞。
慌てて否定する李澄に、ではなぜ錦娘の薬を替え正気を失わせた?、と李昞が聞く。それは曼陀が…いえ、母上が錦娘を…と言いかける李澄。李昞はいつもお前を褒めていた曼陀を悪者にするのかとさらに怒り、候方城へ行き、許すまで戻ってくるな、と告げる。
荷をまとめる李澄のもとに叔父が来る。明源を辺境へ行かせることになり詫びる李澄。叔父は、この一件の裏で指示したものは誰だと思う?、と言う。明源がある夜酒場へ行くと2人の男がいた、身ごもった後妻が前妻の子を追い出す計画を話していたとか、と。李澄は曼陀が腹の子のために仕組んだことだと分かる。
候方城へ向かう李澄を見送ってくれたのは叔父だけだった。李澄は悔しい気持ちのまま、肩を落として馬に乗る。
その様子を見ていた曼陀は、恨むなら己の父親を恨むことね、と笑う。
朝議。太師の息女・新興郡主が大行台の蘇綽の子・蘇威(そい)を婿にすることとなり、太師は股肱の臣にして皇族の一族、これを機に郡主を公主に封じては?という声が。宇文毓は蘇威は亡き父上が決めた我が妹の駙馬だと怒る。それは初耳ですな、ととぼける宇文護。さらに宇文泰様は生前我が娘に公主の風格があると言われました、新興を公主にとは宇文泰様のご遺志です、と言うと、勅命である、新興郡主を公主に封じ、食邑を増加し、駙馬の蘇威を車騎大将軍に任ずる、と宇文護は高官たちに告げる。
朕を無視し勅命を下すとは、と怒った宇文毓は、宇文護に殴りかかる。そんな宇文毓を、挑発に乗れば一大事になるやも、と宇文邕が止める。
朝議を終わらせ高官たちを下がらせた宇文護は、般若に報告せよ、必ず報告するのだぞ、さもないとつまらぬ、と笑って出て行く。いずれ必ず、あの者を殺す、と言う宇文毓。
宇文邕は、兵権を奪い楊忠父子を引き立てたことを太師は恨んでいるようです、挑発に乗ってはいけませぬ、と宇文毓をなだめる。しかし、あの者を殺す、と宇文毓は繰り返し聞く耳を持たない。そこに般若が来る。
般若は宇文邕に最近の様子を聞く。宇文邕は李妃と仲良くやっています、ご安心を、と答える。そして兄上と義姉上の私に対する心遣いは私たちも理解を、と言ってその場を後にする。
あの者を殺す、と言う宇文毓に、ただの公主の尊称くらい認めてやればいい、体面を汚された宇文護が黙っているはずがない、宇文護を殺すと言うならその方法はあるの?、と言う般若。宇文毓は、朕は皇帝だ、望めば誰をも殺せる、と怒鳴る。般若が、ささいなことで騒ぐなんて、と言うと、分かってる、朕は皇帝にふさわしくない、ならば今すぐここで退位してやる、と宇文毓は行きそうに。止めた般若の手を宇文毓が振り払い、般若が転んでしまう。
般若が出血し、急いで太医が呼ばれる。
鳳儀殿。般若は自分に謝り、太医に怒る宇文毓を出て行かせる。自分が寝ている間、伽羅に宮中のことを任せることにする般若。
宇文毓が鳳儀殿から出ると宇文護が来る。ここは皇后の宮殿だと怒る宇文毓。
宇文護は名医を用意してきていた。宇文毓は医者だけを中に入れ、入ろうとする宇文護を止める。宇文護は宇文毓の手を引っ張り転ばせると、皇帝だと威勢を張るだけで何の役にも立たぬ、と言う。それでも、朕の妻のことに口を出すな、と宇文毓が言い、鼻で笑った宇文護は、あれは私の女だ放ってはおけぬ、と告げる。
さらに宇文護は死産だった子の父親が自分だと話し、信じない宇文毓の耳元で、般若の乳房の3寸下に赤いあざがある、と言う。愕然とする宇文毓。
医者の薬が効き、般若のおなかの子も無事だと分かった宇文護は、般若の腹に子がいるゆえそなたを生かす、もし再び般若を傷つければ容赦せぬ、と宇文毓に言って去って行く。
宇文毓に伽羅が呼ばれる。行くと死を賜った者たちが運ばれていた。中では般若が死産した頃に使えていた御医の娘が、故郷に帰った御医の代わりに拷問を。
娘を連れ出せと命じた宇文毓は、伽羅にあの時の子の父が誰か聞く。さらに宇文毓は伽羅の首元に剣を当て、般若と宇文護はいつ深い仲になった、言わぬ気ならここでそなたを…と言う。
そこに伽羅を殺すとでも?と言う般若の声が。般若は子の父親は宇文護だと話す。私の過ちだから己の手で始末をつけた、あの頃、伽羅は牢に入れられ私と父は先帝に命乞いをした、あなたに出兵を願ったけれどあなたは死ぬのを恐れて逃げたじゃないの、万策が尽きた私は宇文護に身を捧げるなかった、と。
般若はここに私たちの子もいる、過去を振り返るのはやめましょう、他人の話をうのみにしないで、と言う。他人の話をうのみにするなだと?これは宇文護に聞いたのだ、恥知らずな女に皇后はふさわしくない、と声を荒げる宇文毓。般若は、あなたは皇帝にふさわしい?私がいたから宇文覚を退位させられたし父がいたからあなたは助かった、今皇帝でいられるのは私のおかげなのよ、と言い返す。
朕は皇帝になどなりたくなかった、朕が恋い焦がれやっと妻にできた女は別の男を愛していた、朕が待ちわびた子の父は別の男だった、朕にどうせよと?、と泣きながら怒鳴る宇文毓。般若は、私と宇文護の縁はとっくに切れている、おなかにいるのはあなたの子よ、今私の心にいるのはあなただけ、私の言葉を信じないならそれでも構わない、この剣でひと思いに殺してほしい、と宇文毓の持っていた剣を持ち、その先を自分の胸に当てる。宇文毓は剣を捨て、その場を立ち去る。
座り込んだ般若は、すべてが手に入ることはない、どうか私のようにならないでほしい、と伽羅に言う。
楊家の屋敷。伽羅が帰って来る。激怒した陛下に呼び出され、楊堅は伽羅を心配して待っていた。楊堅は伽羅の首の傷に気づき、傷つけられたなら私に言ってみろ、と言う。
伽羅は育てられた姉上に気性が似ていて、今まであなたを傷つけることを言い、何度も怒らせたと思う、と謝る。私の前で強がることはない、と言う楊堅。
楊堅が誰にも話さないと誓い、伽羅は姉上と宇文護の間には子がいたと話す。そして宮中であったことも話す伽羅。独狐信と朝廷の情勢をよく語り合った楊堅は、どう考えても理屈に合わないことがあった、そういう事情があったとは、と納得する。宇文護のことも、思いがけず一途なのだな、と言う楊堅。
済慈軍を作ったせいで趙貴に陥れられてしまい、姉上は宇文護に助けを求め陛下が宇文護を恨むことにつながった、父上を自害に追い込んだし、あなたにも望まぬ婚姻を強いてしまった、すべての原因を作ったのは私だと伽羅は自分を責める。しかし楊堅は、そなたのせいではない、済慈軍を作ったのは家を守るため、皇后が宇文護にすがったのは夫が頼りないせい、宇文護が姉上と関係を持ったのは権力より愛を選んだからだ、陛下とて皇帝になりたくなかったなんて本心とは思えぬ、と言う。宇文護と姉上の関わりを知りつつ見て見ぬふりをして姉上の力を借りて即位した、と。
冬曲はあの方(楊堅)が曼陀様の名を口にするたび伽羅様が顔色を変えるのはなぜです?と伽羅に聞く。慌てて、気のせいよ、と言う伽羅。否定するのが早すぎます、と返した冬曲は、実は私も楊堅様が好きではありませんでした、頼りないと思ったからです、でも少しずつ見る目が変わりました、伽羅様に薬も塗ってくださったし恐妻家の汚名も進んで着てくれました、と話す。
ーつづくー
李澄( ̄▼ ̄|||)
自分の身にふりかかって、ようやく曼陀がどんな女だったか知っても遅い。
今まで気づかなかったほうが不思議なくらい。
とうとう子の父親が宇文護だと知ってしまった宇文毓。
怒るのもやるせないのもわかるけど、宇文毓ってこんな人だったのかと思ったりヾ(・ω・`;)ノ
殺したり、ぜんぜん関係ない御医の娘を拷問したり。
娘が知ってて、それを話したら話したで殺しそうな勢いだったよ(∩˃o˂∩)
伽羅を励ました楊堅は、なかなか男らしくてよかったと思う。
自分の婚姻のことは何も言わなかったけど、もう伽羅と夫婦になれてよかったと思ってる気がする。
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宇文毓も、宇文護も、楊堅もこのドラマの男子たちは
キレる尋常ではない気がします・・・
秘密が明るみに出て宇文毓は割り切れていないですが、
楊堅は違いましたね。
伽羅と語る場面で、優しく手を握って励ますところは
姐姐も書かれている通り、頼りになる雰囲気が漂っていました!
そうそう、楊堅が太師を”一途な男”認定するところはツボでした。
秘密が明るみになって、楊堅たちは少し距離が縮まるといいですね。
冬曲のナイス、伽羅への質問もよかったです。
これから楊堅・伽羅カップルがどうなるか楽しみです♪