劉邦は兵を貸してほしいと項羽に頼む。しかし項羽は一存で兵は動かせないと断わる。それでも雍歯は目の前の利益のみを考え魏に寝返ったと訴える劉邦。「項将軍。我らの祖国は楚ではありませんか?なのに魏の王に頭を下げるとは許せません」と。それを聞いた項羽は、劉邦の望む5千の兵を貸してもいいが、8千にして返すよう条件を出す。
劉邦の手持ちの兵を入れれば8千になるが、それは戦が終われば項羽の傘下に入れという意味だった。「よいでしょう」と言う劉邦。劉邦が行こうとすると、呼び止めた項羽が「3千ではどうだ?」と言い始める。十分です、と劉邦は答えたが、どんどん減らされ「8百では?」と言い出す項羽。劉邦は復讐できれば何人でも構わないと言う。1人も貸してもらえなくても必ず討つと。
項羽から8百しか借りられなかったが、命を懸けて戦うと劉邦は張良に話す。張良は「これからは私の配下の者を総てお預けします」と言う。
晨曦は章邯の護衛兵から、章邯が戦に勝てば邪魔をされ、負ければ罪をなすりつけられ非常に危険な状況にいると聞く。たとえ章邯が天下を平定しても無事に戻ることはできないと。動揺した晨曦は倒れてしまう。
晨曦は幼い頃より診てもらっている侍医の張林に章邯のことを相談。どうしても章邯を助けたい晨曦は、趙高を倒すしかないと言う。張林はしばらく后宮への出入りを増やし、軍官や武官、宦官たちにさりげなく探りを入れることにする。
劉邦たちが出陣しようと外に出ると、項羽が5千の兵と待っていた。劉邦は感謝し、項羽にひざまずく。
沛公府にいた魏王の兵は、項家の兵を目にすると恐れを成して逃げてしまう。そして雍歯は審食其に刺され、戦うことなく捕らわれることに。
劉邦は雍歯になぜ裏切ったのか聞く。「俺も県令と呼ばれたかっただけだ」と雍歯は答える。「明日の処分を楽しみに待ってろ」と雍歯に言う劉邦。
3人の長老が沛県の民を助けてほしいと直訴に来たことを張良は劉邦に話す。自分を裏切った沛県の民を許せない劉邦だったが、張良は沛県の民は雍歯に脅迫され、無理強いされていただけ、彼らの支持を得られれば困ったときは必ず助けてもらえるはず、雍歯一人を見せしめとすれば十分だと説得する。
晨曦を診察に来た張林は、さりげなく人払いをさせると、趙高を倒すには身近にいる崇信を取り込むしかないと話す。
趙高は明花を侍女として送り、晨曦の様子を探らせていた。明花は張林の隠語に気付かず、診察しただけでこれといった話はしなかったと趙高に報告。しかし会話の内容は薬の話題だったが、表情を見ると病自体に関心はないようだったと話す。趙高は晨曦のことを抜け目のない女だとは思っているが、病気ばかりしているため、たいしたことはできないと考える。
劉邦は雍歯を同郷の友であることに免じ、死罪にはせず沛県からの追放に決める。雍歯は劉邦にひざまずくが、劉邦は目をそらす。「俺の事を殺さなくていいんだな?きっと後悔するぞ」と言い、雍歯は出て行く。
劉邦は雍歯の反乱に加わった沛県の民も許し、呂沢に沛県を任せる。
項梁に返す兵の中には張良の兵も含まれていた。劉邦は相談もせずに決めたしまったことを詫びるが、張良は「私の兵は総て沛公(劉邦)の兵です」と言う。その言葉は、今後、一緒に戦ってくれるという意味なのか聞く劉邦。張良は漢を滅ぼした秦に恨みがある、いつまでご一緒できるか分からない、それよりも今後必要だと思った時に声をかけてくれれば昼夜を徹して駆けつけると約束する。
項軍の陣営に向った劉邦は、これからは項羽将軍の陣営で力を尽くすと項梁に話す。項梁は劉邦と一緒にいた博学の張良に、残ってご指導を願いたいと頼む。張良は指導とは恐れ多いが、劉邦は将軍の配下にいる、今後もお会いする機会はあるはずだと返す。そんな劉邦と張良に項梁は范増を紹介する。
劉邦の兵舎は馬小屋だった。紀信は囚人だった時でも飯を食う事だけはできた、しかし劉邦について来てからは一度も腹いっぱい食った事がないと周苛に言う。そして食い物を調達してくると言う紀信。楚の陣営で面倒を起こすなと周苛は止める。
ーつづくー
晨曦が趙高を倒すことを決めました。
大切な章邯の身が危ないものね(;_;)
崇信も趙高に不満を抱いているとは思うけど…どうなるんだろう?
劉邦は雍歯を追い出す事ができたけど項羽の配下に…。
雍歯の「俺の事を殺さなくていいんだな?きっと後悔するぞ」という言葉も気になります。
また雍歯は出て来るのかな?
紀信は絶対面倒を起こしそうヾ(・ω・`;)ノ
雍歯がいなくなっても、別の人が現れるのね…。
というところで来週につづくですー。
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臨機応変で寛容。
見抜いていますね、蕭何さん張良さんの二人とも。
ただのゴロツキのように見える劉邦ですけれど。
項羽も兵を貸しましたね。
増やして返せ、とはナイスな条件で
こんなところはいいなと思いますよね。
約束を果たし、戻ってきた劉邦のアテンドを
項梁おじ様が自らしてしているとは。
このシーンでは、范増のずっこけ&くしゃみは
コミカルで笑ってしまいましたw
この回気になるのは、晨曦たち。
趙高を倒すことにしましたが。。。
バラの足湯と少女のような足の裏は
こちらも笑うところですよね?
晨曦のベットシーンの後ろにあった
羊尊はランプのように見えたのですが、
遠近法で重なっているように見えただけでしょうか???
あと、呂稚たちも助かってよかったです。
呂稚が抱いていた幼子が
とてもかわいかったですよね。
父とはまたお別れですね。。。
張良の、遠くの親戚より近くの他人
という台詞もこんなところで出てくるとは
ちょっと驚きました。
雍歯が去り、また次が出てきましたし、
項羽と劉邦がどう絡んでいくかも楽しみです♪
晨曦に見方が登場ですね(*^^*)
体調も気になるけど病弱だからこそ趙高も油断してる!?
二人の作戦、上手くいくといいですね…
劉邦、無事項羽から兵を借りれてよかったんですが、項羽が兵の数をどんどん減らし続けたのは劉邦を試したのかな?結局大軍を借りれたけれど…雍歯を生かしたのは本当に良かったのか…今後の憂いにならないといいのですが…
最後の劉邦が住まいから立ち去る時!?に過去を思い出すシーンなんだかじーんときてよかったです(*^^*)
項粱の軍に移ってドラマも大きな動きが出てくるでしょうか?
あらこれ気になることを残しつつ月曜の放送待ちですね(^-^)
うささん、いつもありがとうございますm(__)m
プチhappyには少し時差が大きいかもしれませんが、同じ時間にコメント書かれてたのかと思うとうれしくなって~またコメントさせていただきました~m(__)m