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中国ドラマ「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」第23話 あらすじ

2017年02月23日 18時08分07秒 | 秀麗伝(中)

「夫婦の絆」


麗華は趙姫に周の武王が妻に贈ったという母の遺品を贈る。「“夫婦円満”の縁起物です」と言う麗華。陛下と添い遂げてくださいと。貴重すぎてもらえないと遠慮する趙姫に、麗華は「夫が河北へ行くので荷物を減らさないと」と話す。趙姫からついていくのか聞かれ「まだ分かりません」と麗華は答える。「いい妻ね、武信侯は果報者だわ」と言う趙姫。麗華は「私は寄り添うだけ。夫の悩みまで解決できません」と言う。

趙姫が武信侯の悩みとは?と言う。「夫は陛下に忠実なのに、誰にも理解されず信頼もされていない。国に尽くすべき時に大の男が何もできず、毎日を無為に過ごしています」と言う麗華。趙姫は「大丈夫よ、いつか努力は報われるわ」と励ます。そんな趙姫に麗華は「陛下の役に立ちたいのに機会がないのです」と言う。「でも河北の平定は難しいそうよ。陛下が送った特使は全員殺されたとか。洛陽にいるほうが安全では?」と言う趙姫。麗華は「私も同感です。でも、このままでは何の功も立てられません。あっ、深い意味はないので、今の話は陛下には秘密に」と言う。

「夫君が1人で河北へ行くことになったら?」と趙姫が聞く。結婚したばかりだから寂しいでしょう、私なら1日でも耐えられないと。麗華は「私たちは一生、添い遂げる。そう考えると少しの間のこと」と答える。趙姫が「安心して、私が何とかする」と言い、麗華はうなずく。


悩んでいる劉玄に「どうなさったのです?河北に送る特使の人選でお悩みですか?」と趙姫が聞く。「まったく決まらん。信頼できる者がいなくてな」と劉玄は返す。趙姫は「武信侯なら信用できると思います」と言う。昆陽の戦いで42万の大軍を撃滅したのでしよう?しかも乱れていた洛陽の治安を改善し漢制を復活させました、これほど信頼に足る者は他にいないのでは?と。劉玄は顔色を変え「誰からそんな話を?麗華か?」と言う。趙姫は「違います。朝廷のことは分かりません。武信侯の噂は父上や食客から聞いたのです。でたらめとお思いなら聞き流してください」とすねたように答える。

劉玄は「そなたは麗華と仲がよいゆえ、彼女に頼まれたのかと勘繰ったのだ」と機嫌を取る。それは誤解です、ただ陰さんと武信侯を見て思うのです、陰さんが言ってました“私たちは一生添い遂げる”と、それを聞いてうらやましくて…と言う趙姫。趙姫は「陛下と私も、あの2人のように添い遂げられますか?」と聞く。「もちろんだ」と劉玄が答え、趙姫はわざと「武信侯を特使にしないでください。私でも陛下と離れるのはつらい。あれほど仲むつまじい夫婦を引き裂いてほしくないのです」と話す。劉玄は笑い、確かに劉秀は信頼できると河北へ遣わせることを決める。


劉玄は馮異を呼び内偵として同行するよう話す。馮異は「私には妻子と病弱な父がおります。お許しを」と断わろうとするが、朱鮪は「手柄を立てる機会を下さるのだぞ。お前の家族を洛陽に呼ぶのも守るためだ。万一に備えてな」と言う。家族を人質に取られ断わることができない馮異に、朱鮪は「しかと劉秀を見張るのだぞ」と言い、劉玄も「家族の心配はいらぬ。そちが務めを果たせば、誰にも手は出させぬ」と告げる。

馮異が下がったあと、馮異を内偵にするのはいささか不安が、と朱鮪が劉玄に言う。「馮異は孝行者だ。別の策も考えてある。劉秀には河北の宣撫を任せるが、漢の兵は1人も与えぬつもりだ。それでも劉秀は河北の勢力を平定できようか」と言う劉玄。朱鮪は「妙案です。平定できれば陛下の采配と見なされ、できなくても河北の流賊が劉秀を始末してくれます」と言う。


劉秀は劉玄から大司馬の代理として河北を平定するよう命じられる。

すぐに支度を始めようとする麗華に「慌てる必要はない。詳細は義兄上に聞いてくれ」と言う陰興。陰興は「それより、まだ金が必要なら融通できるよ」と言う。麗華は琥珀が嫁入り道具を実家へ持っていったことを知り「夫には言わないでよ」と口止めする。そこに劉秀が帰ってくる。
出発がいつか聞く麗華に「明日だ。今夜、君を実家に送り届けよう」と話す劉秀。麗華から笑顔が消え「1人で行くつもり?」と言う。「黙っていたのか?」と劉秀は陰興と鄧奉を見る。

劉秀は「私は大軍を率いて行くわけじゃない。ケガが治ったばかりだろ、長旅は体に障る」と麗華に話す。「難に遭うたび、姉さんを突き放すんだな」と言う鄧奉。劉秀が「百も承知だ」と声を荒げると「姉さんはお前のためなら命も捨てる。なのにお前は姉さんを利用し…」と鄧奉が言いかける。それを止め「実家に帰るかは自分で決める」と屋敷の中に入ってしまう麗華。

怒っている麗華に「今までの出征とは事情が違うのだ。河北は極めて危ない」と劉秀は言う。実家にいれば人質にされないと。麗華が「生死を共にすると誓ったはずよ」と言うと、劉秀は「君を守りたい」と話す。麗華は「自分で守れるわ。鄧奉の言うとおりね。新野では私を置き去りにし、昆陽では私を追いやった。私の家はどこ?」と言い返す。私はあなたに嫁いだ、兄上の反対を押し切ってね、今さら帰る家なんてないと。

泣きながら「正直に言って。私と添い遂げる気は最初からなかったの?」と聞く麗華。劉秀が何も答えず「家庭を築くつもりは、まるでなかったと?」とさらに問い詰める。劉秀は「そうだ。君を幸せにする自信がない」と言う。「じゃあ、なぜ娶ったの。出て行って」と言い、麗華は劉秀を部屋から出してしまう。


劉秀が河北で勢力を増すかもしれないと悩んでいた李軼。そんな中「劉伯姫様が旦那様をお訪ねですが、不在なのでお引き取り願いますか?」と聞かれる。李軼は客間で待たせるように告げる。

客間へ向かった李軼は「兄君の件は説明させてくれ」と言うが、伯姫は聞きたくないと帰りそうに。李軼はひざまずき「劉稷が心配で劉縯殿を呼んだのだ」と話す。私も敵討ちがしたい、だがあの者がいては…と。驚いた伯姫があの者とは誰なのか聞く。李軼は「陰麗華だ。韓姫の所にいたのは、事前に殺害の計画を知っていたからだ」と答える。さらに李軼は「劉縯殿が死んで得をするのは誰だと思う?文淑殿の前途のためだ。文淑殿は陛下から大司馬の代理を任された」と話し、証人にも会わせると言う。


李鉄は伯姫を韓姫に会わせる。韓姫は伯姫に「彼女が陛下と画策してもおかしくないわ。2人は親密だもの」と話す。李軼の話を信じ、怒ってその場を後にする伯姫。

李軼は話を合せてくれた韓姫に感謝し帰って行く。「陰麗華。思い知るがいいわ」と韓姫は笑う。


雨が降り出す。劉秀は「私が憎いのは分かる。でも今の河北は物騒極まりないのだ。いろんな勢力が乱立している。挙兵当初とは状況が違う。あの頃の私は君や兄上と同じく、がむしゃらだった。昆陽の時もそう。討ち死にするつもりで戦った。“私が君を娶れなくても、誰かが娶ってくれる”そう考えていたほどた。だが今は違う。私には妻を守る義務がある」と話す。「だから?今後は1人で生きろと言うの?後家を通せと?」と聞く麗華。

麗華は扉を開け「怒ったりして、ごめんなさい」と言う。麗華が部屋の中に入れると、劉秀は「すまない」と言って麗華を後ろから抱き締める。「私が悪いのだ」と言う劉秀。麗華は「夫婦は助け合うものよ、実家に追いやらないで。嫁いだからには、ここが私の家。実家に入り浸る嫁がいる?」と言う。涙を流し、劉秀は「許してくれ」と謝る。そこに伯姫が来る。

伯姫は2人を引き離し「正直に言って。劉玄と結託し縯兄上を殺したでしょう」と麗華に言う。そして劉秀には離縁してと。劉秀は「でたらめを言うな」と叱りつける。「事実よ、この女が企んだの」と言う伯姫。麗華は「誰に聞いたの?ここに呼んで来て」と言う。
伯姫が「秀兄上があなたを愛するとでも?勘違いしなで。身を守るためにあなたを娶ったの」と言い、劉秀は「出て行け」と怒鳴って伯姫を部屋の外へ連れて行く。

「床入りも済ませてないくせに。災いの女だわ」とそれでも叫ぶ伯姫。劉秀は「黙れ」と伯姫の頬を叩く。涙を流す麗華。騒ぎに気付き、馮異と丁柔が駆けてくる。
麗華が部屋を飛び出して行き、馮異が追いかける。


夜。伯姫を叔父上の家へ行かせるため、馬車に乗せた劉秀。しかし行たくない伯姫は、途中で馬車から飛び降りてしまう。


李家の屋敷に行った伯姫は、李軼が「いいか、川を渡る前に劉秀を始末しろ」と話しているのを聞いてしまう。驚いた伯姫が後ずさり、鉢とぶつかる。その物音に気付いた李軼が部屋から出て来る。
李軼は「聞きたいことが」と言う伯姫を部屋に入れる。

「麗華は否定していたわ」と言う伯姫。李軼は「君は純粋だな。彼女があっさりと認めるものか。尻尾をつかみたいなら他の方法を考えねば」と言う。自分の近くに来た李軼を突き飛ばし「何をする気?」と伯姫が言うと、ふっと笑った李軼が「一緒に対策を考えよう」とまた近づく。麗華は共通の敵だ、仲間として親しくするべきだろ、と。近づかないで、と言う伯姫を捕まえ「さっき、何を聞いた?」と言う李軼。伯姫は「別に何も」と言うが、李軼は「噓をつくのはよせ」と言う。

放して、と言う伯姫。李軼は「自分から訪ねてきたくせに、がたがた騒ぐな」と言うと、机の上に伯姫を寝かせ襲おうとする。そこに扉を叩く音が。「李兄さん、助けて」と伯姫が叫ぶ。李軼は伯姫の口を手で押さえるが、伯姫に噛まれてしまう。伯姫を寝かした机を蹴り、床に転がった伯姫は頭を打って意識を失う。李軼は逃げ、入れ違いに部屋に入ってくる李通。


怖い目に遭い、ずっと泣いている伯姫。
劉秀は助けてくれた李通に感謝する。李通は「感謝されるなど滅相もない。今回の件は李家の恥だ。お二人にはいつか償う」と言う。

帰りかけていた李通を追いかけ、劉秀は「妹をどう思っていますか?」と尋ねる。李通は「私は伯姫さんを慕っているが、何というか…」と答える。「妹は我がままです。どこに引かれたので?」と言う劉秀。李通は「君たちはとても優秀だ。劉縯殿や陰戟殿に比べたら李家の者など皆、凡庸。伯姫さんはそんな兄たちの世話をし、健気に生きている」と話す。

劉秀は「私は間もなく河北へ出発しますが、妹が気がかりなので李通殿に託したいのです。よければ妻にしてやってください」と言う。「文淑殿。そこまでしなくても妹さんの面倒は見る」と言う李通。しかし劉秀は「そうはいかない。縯兄上も生前は伯姫を嫁がせたがっていました」と言う。李通は「伯姫さんは、どう考えている?尋ねたことが?」と聞く。「李通殿には好感を持っているようです。大切にされれば妹もいずれ李殿の優しさに気づくでしょう」と話す劉秀。李通は「本当に伯姫さんを頂けるのなら、一生かけて大事にすると約束する」と言う。劉秀が「では、どうかよろしく頼みます」と言い、李通は「承知した」と返す。


李通が帰り、話を聞いていた伯姫は「全部、聞いたわ。私は嫌よ。なぜ勝手に決めるの」と涙を流す。劉秀は「分かってくれ。お前のことが心配なのだ」と言う。「結婚なんかしない。禹兄さん以外の人に嫁ぎたくないわ。縯兄上と約束したの、この家を守ると」と言う伯姫。劉秀は「馬鹿だな。女子は嫁に行くものだろ。李通殿は善良だ、お前のことを大事にしてくれる。彼に託せば私も安心だ」と話す。それでも家で留守番をすると言う伯姫に「必要ない。もし私が…。お前は清明節に兄上たちの墓へ参るだけでいい。分かったか?」と言う。しばらく劉秀を見つめたあと、伯姫はうなずく。「約束して。必ず生きて戻ると」と伯姫が言う。劉秀は涙を堪えながら伯姫を抱き締め「ふがいない兄を許してくれ」と謝る。


馮異は麗華になぜ実家に帰らないのか聞く。麗華は「男は勝手ね。妻を娶りながら、何かあるたび実家へ帰す。あなたも丁さんにそうするの?」と言う。「文淑は劉玄にずっと監視されている。文淑の愛情の深さは君が一番分かっているだろう。君をいばらの道に巻き込みたくないのだ」と言う馮異。麗華は「私は平気よ。一緒にいれば助け合える。戦う時は1人でも多いほうがいい」と言う。馮異は「それは甘い。河北には劉縯殿も春陵の仲間たちもいない。君は無力だ」と告げる。

しばらく考えた麗華は、実家に帰らないことを決める。「私は妻よ。たとえ重荷でも、連れて行ってもらう」と言う麗華。馮異は笑い「さすが陰戟だ。もう何も言えんよ、好きにしろ」と言う。
麗華が荷造りに帰ろうとしたところに、兵を連れた趙夫人の侍者だという趙信が来る。
「陰様、参内してください」と言う趙信。麗華は「秀兄さんにすぐ出発するよう伝えて」と馮異に頼む。私は実家へ帰ったと言えばいいと。


実家にいるなら安心だと思った劉秀は、河北から戻ったらきちんと麗華に謝ろうと思う。


ーつづくー


鄧禹も素敵だと思うけど、鄧禹にその気はないものね…。
劉秀は李通のことを嫌っているのかと思ったけど、冷静に見てくれていてよかった。

それにしても李軼…(*´Д`*)
これが好きな人に対する態度なの!?
劉縯だけじゃなく、劉秀まで殺そうと企んでいたなんて!!
それに強引に乱暴しようとするなんて最低ヾ(`Д´*)ノ

麗華が心配。
劉秀は実家へ行ったと思っているし、馮異も本当のことを言えないし…(;△;)



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1 コメント

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馮異はいい人ですよね~ (Berry)
2017-02-25 14:57:00
馮異のようなこんな理解者がいてくれて、本当にいい人ですよね、、、、、

趙姫は、結婚嫌がっていたのに、こんなに賢いなんて、、。いつの間にか麗華とお友達に?それに、宮廷の諍い女のあの、侍女だったんですね。綺麗なので気が付きませんでしたよ~

李軼は、捕まって拷問していたときの仲間の行動が理解できなかったからなんでしょうか?見捨てられたとおもって、敵側に、、?
一族が殺さ手たので権力者にすがりたいからなんでしょうが、、仲間だったのに劉秀を殺すこと考えるなんて!、、、彼はもしかして、あの屠蘇を追いかけまわしてた先輩に似ていますね。。

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