最後はキミを好きになる!(2話)

【出演者】
リン・シャオルー役…レイニー・ヤン
ソン・チエシウ役…ジョセフ・チャン
レン・イーシャン役…ワン・チュアンイー
タン・アイウェイ役…ティファニー・シュー
リッキー役…トム・プライス
ケン・シュオホァイ役…エイリアン・ホァン




バーに預けられていたイーシャンからの手紙を読んだシャオルー。手紙には"今は君をべガスには連れていけない。結婚なんて尚さらだ。しばらく別れよう"と書かれていた。いつ手紙を預かったのか聞くと、5分前。シャオルーはカウンターに置いた携帯と、旅行に持っていくはずだった荷物を持ち、バーを飛び出す。しかし、その携帯はシャオルーの物ではなく、隣に座っていたチエシウの物だった。気づいたチエシウがシャオルーを追いかける。

ホテルをでたシャオルーは、イーシャンがタクシーに乗ったのを見る。タクシーの前に飛び出し止めてしまうシャオルー。驚いて出て来たイーシャンに、何があったのかシャオルーは聞くと「本当にごめん。実はもう1人のほうが僕を必要としてる」と…。別の女がいるのかシャオルーは聞くが、イーシャンはうつむいたまま答えてくれない。

飛行機に遅れる、とタクシーの運転手に言われ、シャオルーの手を振り払うイーシャン。急いでシャオルーは自分の荷物を持ち、運転手にトランクを開けるように言う。イーシャンはやめるように言うが、チケットが無駄になるし別の女なんて信じない、と返すシャオルー。その荷物を「持つよ」とイーシャンが言っため、いつもの優しいイーシャンを感じ、やっぱり別れるなんてウソだとシャオルー言う。しかしイーシャンはその荷物を持って噴水までくると、中に入っていた服やチケットを噴水にまいてしまった。

チケットが水につかり、慌てて噴水に飛び込むシャオルー。その間にタクシーに乗り込もうとしたイーシャン。シャオルーは「イーシャン!」と呼び止めようとしたが「私を捨てないで」と泣きながら言っても、イーシャンは振り向く事もなくタクシーに乗って行ってしましまう。走り出したタクシーの中で、イーシャンも涙を流していた。
そして一部始終を見ていたチエシウは、アイウェイが去って行った時とリンクする。
イーシャンもすごくつらそうだし、しばらく別れなくちゃいけないほどの理由って何だろう?「もう1人のほう」も気になる。

噴水の中で泣き崩れているシャオルーに「泣いてどうなる。もうヤツはいない」と言うチエシウ。絶対に連れ戻す、とシャオルーは言うが、うまく歩けない。そんなシャオルーにチエシウは自分の上着をかけてあげる。


バーのカウンターに座っているチエシウに、白い服に着替えてきたシャオルーは上着を返す。「この服だけは濡れてなかったの」と言うシャオルー。その服は教会で将来を誓う時、着ようと思っていた服だった。

チエシウもアイウェイに結婚を断られたと話す。同じ境遇でも、シャオルーはヨリを戻すチャンスはあると信じていた。「しらふの方が現実を分かってない」とチエシウはウオツカを注文。

2人はウオツカを飲みまくり…。
酔ったチエシウは「せめてダイヤの指輪の手前、結婚するもんだろ」と言ってシャオルーに指輪を見せる。その指輪がショウウィンドウで見た憧れの指輪だったため「私の幸せの形をした指輪だわ」と手に取って左手くすり指にはめるシャオルー。サイズもピッタリだった。気に入ったならやるとチエシウは言うが、人に贈った指輪でしょ、とシャオルーは返す。何度ももらってくれと言うチエシウとイヤだと言うシャオルー。「しつこい」とシャオルーに言われ「なぜだ。なぜ俺と結婚しない」とチエシウは言い出す。

台湾一のインテリアデザイナーで何百の家を設計したのに「1つの家庭も築けないのか?」と言うチエシウ。気の毒なのはあなただけじゃない、と言うシャオルーに「結婚したいか?」とチエシウが聞くと、シャオルーはうなづく。するとチエシウは「決めた」と言いい、シャオルーの前にひざまずき「君の服や俺の指輪も無駄にできるか?」とプロポーズ。同じように酔っていたシャオルーは「喜んで」と左手を差し出してしまう。そして指にはあの指輪がはめられてしまった。
喜んで、って言ったシャオルーというか、レイニーがすごく可愛いかった


自分の家のベッドで目の覚めたチエシウ。女性物の服や下着が部屋にちらばっているが、何も覚えていない。家の電話の留守電には、結婚をお祝いするメッセージが何件も入っている。携帯を見ても、お祝いのメールばかり。
不思議に思っていたチエシウは、テーブルの上にウオツカを持ったシャオルーと一緒に写した写真がいっぱいあることに気づく。そして何枚もの写真の下に"結婚誓約書"が…。
相手の名前を見て驚くチエシウ。立会人はトニーと社長になっていた。大事な指輪もなくなっている。

一方のシャオルーは病院のベッドで目が覚める。酔った時、足を痛めてしまったシャオルー。看護師が言うには"ダンナ様"と来て大変だったと…。自分の指に指輪がはめられているのを見て、チエシウのプロポーズをシャオルーは思い出す。
シャオルーは診察料と入院費を払って退院しようとした。でもお財布の中は空っぽ。カードでお金を下ろそうとしたが、60万はあったはずの残高がなくなっている。
仕方なく、友人のモンチュンをシャオルーは呼び出す。


ホテルの従業員の撮った写真から、チエシウとアイウェイのことが報道される。
チエシウの勤めている"アオヤ・スペースデザイン"にも記者が押し寄せた。社長は会社を売り込むチャンスだと取材を受ける事に。


シャオルーはモンチュンと一緒に自分の部屋へ。でも鍵がない。そこに大家が来て、昨日引っ越したはずだと言う。その時、床を傷つけたため保証金を修理代にすると言うとダンナに殴られたと言う大家。だから保証金は返したと言われるが、そのお金もシャオルーは持っていない。部屋の鍵もシャオルーが引っ越す時、大家に返していた。

シャオルーの指輪を見たモンチュンは「本当に結婚したんじゃ?」と言う。そして2人はシャオルーのIDを見ることに。そこには配偶者として"ソン・チエシウ"の名前が…。
「人妻になっちゃった」とハメを外しすぎたことをシャオルーは後悔する。


デザイン会社の社長は、立会人になった時の話を記者にする。アイウェイが恋人だったため、彼女の写真も見せず、名前も隠していたチエシウ。役所に呼び出された時、チエシウもシャオルーも酔っていたが、初めて見たシャオルーが恋人だったと社長たちは疑わなかった。

泥酔状態の2人は、役所の受付で「結婚は明日にした方がいい」と言われてしまう。しかし、指輪を見せてアツアツをアピールするシャオルー。社長も「思い立ったら結婚だろ」と説得。それでも信じてもらえず「初夜を披露するしかないわね」と2人で服を脱ぎそうになり、慌てて手続きが行なわれた。

相手がアイウェイだと思っている記者は、話を聞いて、昨日カメラテストで結婚はあり得ないと社長に。でも社長は、結婚した相手はアイウェイじゃないと言う。
その後、社長の会見?インタビュー?はテレビで放送されてアイウェイも見たんだけど、アイウェイは動揺している感じ。自分から離れたけど、結婚したと聞くと思う所があるのかな?


チエシウの家へシャオルーは1人で向かう。
玄関先に落ちていたブラを片手にドアを開けたチエシウは、シャオルーの指になくなった指輪があることに気づく。
ドアが開けられ、シャオルーはチエシウが自分のブラを持っているのに気づく。
二人は同時に「痴漢!」「泥棒!」と叫んだ。

杖で殴りつけるシャオルー。俺の指輪を返せ、とチエシウに言われるが、消えた60万がチエシウの仕業か分かるまでは返さないと言う。
白黒つけるため、役所に行く前に2人は銀行へ。

銀行で確かめると、銀行側が「詐欺も多いので通報しましょうか?」と言うと「この人は夫なの。詐欺とかじゃないわ」と返し60万を下ろしたシャオルーの姿がカメラに映っていた。

銀行を出たシャオルーとチエシウ。
昨日はデザイン料しか振り込まれていないことを話し、チエシウは「己の過ちを他人になすりつけるな」と言う。しかも、口座には常に8桁の預金があるチエシウは「君の60万なんてメじゃない」と。そしてチエシウは銀行のガラスにシャオルーを映し「ガラスに何が見える?"狼狽"って2文字だ」と言う。
シャオルーの60万は何処へいっちゃったの!?もう引っ越ししちゃったから、お部屋もなくなっちゃったし。続きが気になるうぅぅ。




ーつづくー







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