臣下がみんな自分を欺くと思った胡亥は、この宮中には清廉な者はいないと感じ、先帝は偉大だったと言う。そばにいた趙高は「先帝を越える皇帝は二度とこの世に現れないでしょう」と話を合わせる。胡亥は兄の扶蘇の方が皇帝に相応しかったと言うが、趙高は陛下(胡亥)が即位したのは天の定めだと返す。胡亥は趙高に皇帝はどのように臣下を服従させたらいいか聞く。
胡亥に臣下を服従させる方法を見せるため、趙高は臣下を集める。そして珍しい馬を手に入れたと胡亥に言い、持って来させる趙高。しかし檻に入れられてきたのは、馬ではなく鹿だった。臣下たちはどう見ても鹿だと言うが、趙高が「真でしょうか?よくご覧下さい。これが鹿なのか、それとも馬か」と言うと、ほとんどの者が趙高を恐がり馬だと言い出す。その光景を面白がり、胡亥は笑い出す。
さらに趙高が白い馬だと言えば皆も白馬だと言い、尻尾だけが赤茶色だと言えば赤茶色だと臣下たちは言う。しかし2人の臣下だけは大臣ともあろう者が情けないと趙高に逆らい鹿だと答える。趙高は「目にはこれが何なのかが映っても、心では理解ができなかったようですね」と、その2人を牢に入れるよう命じる。臣下は「馬かどうか陛下よりお定めを」と訴えるが、趙高が馬と言うなら馬だと胡亥は聞こうとしない。
歩きながら胡亥はなぜ多くの者が馬と答えたのか趙高に聞く。趙高は「長生きをして、もっと豊になりたいからです」と答える。だれでも鹿は鹿、馬は馬と判別できるが、我々の役に立つ者を選ぶには鹿を馬と言える者たち、有能であれば有能なほど任用できないと。
皇帝として思うまま振る舞っているが、本当に欲しい物は何なのか分からないと言いながら歩きだす胡亥。その背に向かい趙高は「ただ私に従えばよろしいのです」とつぶやく。
鹿を馬と言わせて以来、臣下たちは趙高の顔色をうかがうようになり、胡亥に真実を伝える者はいなくなる。政治に対して興味を失った胡亥は、自身の判断力に疑問を持ち、かつて始皇帝が追い求め残していった霊薬を宝物とし、上林苑へと住む場所を変え、不老長寿を夢みるように。胡亥が時折、臣下との会話を望んでも趙高が許さず、外の世界と隔絶され、趙高の操り人形なってしまう。そして趙高は朝廷を牛耳り、陰の皇帝として君臨する。
項羽を久しぶり見かけた鍾離昧は喜ぶが、季布は義兄弟の契りを結んでおきながら一平卒扱いをしていると感じ怒っていた。鍾離昧が項羽を呼ぶと、季布と項羽は喧嘩を始める。そこに来た項梁は叱り、次は必ず処罰すると言う。
夜。虞子期を訪ねた項羽は、襲撃された後の虞家を目にする。項羽が倒れている虞姫に駆け寄り抱き起こすと、意識を取り戻す虞姫。そして、すぐ側で父が亡くなったてることに気づいた虞姫は号泣する。
楚軍の仕業だと思い込んだ虞姫は、項羽にも冷たい態度をとる。そして父の墓前で、仇を必ず討つと言う虞姫。父が亡くなり虞子期の姿はどこにも見えず、項羽は虞姫を放っておく事ができない。項羽は一生かけて守ることを誓い、嫌がる虞姫を抱きかかえ連れ帰る。
韓信は町で兵が無理矢理人々を連れ去るのを見る。
川辺に韓信が座っていると、いつものおばあさんが食べ物をくれる。しかし今日で仕事が終わり、もう明日からは来ないと言うおばあさん。韓信がいつか出世したら恩返しすると言うと、おばあさんはそんなことを期待して食べさせたわけではない、どんなに出世したくても心で願っているだけでは決して叶わないと言うと行ってしまう。
男達は秦や項梁の軍の徴兵を免れるため指や腕を折っていた。それを見た韓信は「腰抜けどもめ」と言い、その場を後にする。
あちこちで戦が起き、不安定な時こそ何かやってみたいと思った韓信は町を出る事を決意。季桃に別れを告げる。涙を流す季桃に迎えにくる事を約束する韓信。
項梁はある町を落とすことにする。項羽も季布も自分に任せてほしいと譲らない。項梁はそんな2人に先に町を落とし手に入れた者に従うことを約束させる。
劉季(劉邦)は胡陵を攻めようと考えていた。雍歯を副将にし、雍歯の命令は俺の命令だと思えと皆に言う劉季。
兵士の訓練のやり方に不満を抱いた雍歯と、それに怒った盧綰が喧嘩をする。
2人を連れてこさせ、互いから殺したいほど憎んでいると聞いた劉季は、鞘から剣を抜き2人の足元に投げると「協力してやる。剣を使って相手を殺せ。その剣を取って殺すんだ」と言い放つ。
ーつづくー
胡亥……どこまで○○なの!!!ヾ(`Д´*)ノ
何のために皇帝になりたかったの!?
もう宮中では誰も趙高に逆らえなくなっちゃった(o´д`o)=3
項羽と虞姫が再会しました♪
が、虞姫は項羽を敵だと思ってしまったみたい…Σ( ° △ °|||)
虞子期はどうしちゃったの!?
きっと虞子期が見つかれば真相が分かるよね!?
雍歯と盧綰はどうするかな?
それも気になります。
今日はまた天気で画面が乱れちゃったぁぁぁぁぁΣ(T▽T;)
でも、メインに使ってるレコーダーは乱れが激しいけど
もう一台の方は少しだけ。ふぅぅ。
何とかあらすじが書けて良かったです
が、メインの方が見やすいので時間がかかっちゃった(;_;)
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ちょっとやんちゃが抜け切れていない印象ですが、
虞姫と出会い、守りたいと担いで行きましたね(笑)
担いでしまったのも、姐姐仰るように
誤解をしてしまったのが原因のよう。。。
見つめる眼差しが項羽に刺さっていたように
思えたのは気のせいでしょうか。。。
虞姫お兄さんの、虞子期が早く見つかりますように
そして、韓信が起ちました。
「こんな不安定な時こそ、何かしてみたい。
この情熱を無駄にしたくない。」
そんなことを考える、韓信はステキ過ぎます
でも、季桃の身近な相談相手でいられなくなって、、、
肩に手を置いて、迎えに来ると言う韓信。
約束はちゃんと守ってほしいですよね。
季桃には、戦の時代ですが、
織姫として待っていてほしいですね。
そして、お○○皇帝、負のスパイラルに。
今回のタイトルの、『鹿を指して、馬と為す』
が出てきました。このエピソードのラストの
趙高の「私の言うことに従えばいいのです」は怖かったです。。。
こちらも暗雲立ち込めていますが、
雍歯たちも。猫耳さん(このドラマでは無いですが)は
やっぱり起こしてしまいますね。
劉邦グループも仲良くが基本のような気がするので
不協和音が減りますように。
やっと会えた虞姫は取り乱しても、仇よと怒っても項羽は優しい対応ですね、、、真相はどうなんでしょう。お兄さんは、大事に参加するようにしていたらこんな事態はさけられたかもしれませんね。
義兄弟になった二人とは仲良くしてほしいです。
韓信は自分から戦に行く決心したのは、いいのですが、剣の稽古もせず、じーっとぼうっとしてるようにしかみえない。大丈夫かなあ?こちらも、女の子に待ってと伝えてお別れですね。
鹿は、鹿はだけど、チョウコウ、皆を従わせる、方向が、鹿を、馬と、言わせちゃう。
うーん。長男に、鹿に?見える?馬に見える?と、聞いたら、鹿にしか見えないと笑。言ってました。笑
長男は、生き残れないタイプですぅ~。
私は、もちろん馬だと言います。きもぃ~。チョウコウに、従います。死にたく無いから。笑