ウェブカメラを使えば顔が見られる、とグァンジュンに言われ、困ったダーホァは“このパソコン、カメラがないの。だから無理よ”と書く。わざと“真冬だし寒いだろ?”書くグァンジュン。ダーホァは“分かってる。いっぱい着てるわ”と返す。携帯も写真もウェブカメラもなく、向こうは夏のはずなのにおかしいとグァンジュンは思う。
ダーホァは偶然“早く起きて”とメッセージが書かれたリャンエンの写真を見つける。その写真を持ってテリーを探しに行くが、テリーは部屋にもリビングにもいない。やっと見つけたテリーは、プールサイドに座り、悲しそうにワインを飲んでいた。「テリーが悲しんでるわ。あんな姿を見たくないわよね?立ち直れるよう守ってあげて」と写真のリャンエンにつぶやくダーホァ。
テリーはワイングラスを置き目をつぶると、そのまま体を前に倒しプールの中へ落ちてしまう。うつ伏せに浮かんでいるテリーを見たリャンエンは、テリーの名を呼びながらプールの中へ。しかしテリーを助ける前に溺れてしまうダーホァ。気づいたテリーがダーホアを助ける。
「急に何するんだ」と言うテリー。ダーホァは「変なことを考えないで。死んじゃダメ」と言う。バカだな、とテリーは笑う。
公園に行ったグァンジュンはこれまでの“リャンエン”の行動を振り返り、どう考えてもドゥ主任がダーホァだと考える。家族のため、店のため、借金のためにウソをついたな、と涙が溢れてくるグァンジュン。
プールに飛び込んだデーホアのために、しょうが湯を作ったテリー。ダーホァが「急に飛び込むから自殺かと思いました」と言うと「ああ、死にたくなった」とテリーは返す。だから頭を冷やしたと。カップからしょうがを取り出してから飲むダーホァを見て、テリーは「彼女に似てきたな」と言う。「物マネが私の仕事ですから」と言うダーホァ。しかしテリーは「もう、いいんだ。君は家に帰れ。グァンジュンや家族が君を待ってる」と言う。ダーホァは「ええ、家に帰りたいです。お店が恋しいし、兄さんと一緒にいたい。でも、あなたが心配です。今、帰ったら一生後悔すると思います」と話す。
テリーに元気になってもらいたいダーホァは「会社には、あなたが必要です」と言う。「彼女と同じ顔をして、そんな話をするな」と言うテリー。ダーホァは「私は別人ですが、彼女も私と同じことを言いたいはず」と言う。彼女は死んでも、あなたは生きてる、命ある限りは生きる努力をしなくちゃ、あなたが今すぐ会いに行っても彼女は喜びません、私がそばにいてあなたを応援します、契約期限まで一緒に頑張りましょう、あなたが強くなれば、きっと彼女は喜びますよ、と。テリーは死ぬ間際のリャンエンが「強く生きてほしい。そうすれば、あなたの中で私も生きられる」と言っていたことを思い出す。
「約束したんだ。彼女は僕の中で永遠に生きると。でも、怖いんだ。時が経つにつれて、いつか彼女を忘れるかもしれない。思い出さえ消え去ってしまうかも…。その日が来るのが怖い。彼女を忘れるなんて自分が許せない」と言うテリー。ダーホァは「2人の思い出を聞かせてくれますか?あなたが話してくれたら、すごくうれしい。彼女のこと、もっと知りたいから」と話す。
「うちとドゥ家は先祖からの古い付き合いだ」と話し始めるテリー。留学していたリャンエンが休暇で戻った時、我が家で面倒をみた、その時、彼女の世話をしたのが僕だ、彼女のことは前から話に聞いていた、彼女は聡明だしピアノも上手だ、そういう女性はカフェやギャラリーが好きだと思っていたが、彼女の父親は厳しく、子供の頃から束縛される生活だった、だからこそ自由に憧れたんだ、と言いながら、テリーはリャンエンとたこ揚げをした時のことを思い返す。
その年、何度もリャンエンとたこ揚げをしたテリー。テリーはリャンエンがたこ揚げを好きだと思っていたが、そうじゃないと分かったと言う。たこ揚げをしながらリャンエンは「あなたと一緒に飛びたいな」と言っていた。
「僕は信じてた。彼女と一緒に飛び続けられると。でも、彼女は高く飛びすぎた」とテリーは言う。遠く離れた世界に行ってしまったと。
ダーホァはテリーの両手を取り「一緒に飛んだ思い出は残っているはず。人生で最愛の人に出会えたことは奇跡です。たとえ10年でも、1か月でも、1分1秒でも構わない。最愛の人と過ごせたら、それ以上の幸せはないと思います」と言う。そして見つけたリャンエンの写真を取り出し「わずかな時間でも幸せだったのなら、いつまでも悲しまないで」と言うダーホァ。テリーはリャンエンの話をして気持ちが落ち着いたと礼を言う。
「心にしまっていては病気になりますよ」とダーホァが言うと「彼女と同じことを」と笑うテリー。テリーは「タコさんウインナーが好きだってことが、ある日、彼女にバレた。そしたら作ってくれたんだ」と話す。2人で笑い合ったあと、ふとテリーはリャンエンの面影があるダーホァに手を伸ばす。「何か?」と聞くダーホァ。テリーはゴミを取るフリをしてごまかす。
翌朝。迎えに来たグァンジュンは“ドゥ主任”が自分と同じブレスレットをしているのを見る。“ダーホァ、お前なんだろ?”と思うグァンジュン。
ダーホァが笑顔でグァンジュンを見つめていると分かり、テリーはわざとダーホァの手を握る。
車に乗る時、テリーもグァンジュンがダーホァと同じブレスレットをしていると気づく。チョンホンを呼んでおきながら、ダーホァと同じ車にテリーは乗る。
会社に着くと、テリーは「グァンジュンと同じブレスレットを?誰かに見られるとまずい。今すぐ外して」とダーホァに話す。しかしダーホァは服で隠しているから大丈夫だと外さない。
グァンジュンの履歴書を見て、雑貨店へ行ったカイロー。
カイローはダーホア母に、グァンジュンの同僚で、近くに来たので買い物に、と話し「彼とドゥ主任は親しいみたいですね」と言う。ダーホァ母は、ドゥ主任が先日家に来たとや高い贈り物をくれ、いい人だと返す。さらにカイローはグァンジュンに友人を紹介したいからと「恋人はいますか?」と聞く。ダーホア母は「必要ない」と答え、グァンジュンは自分の娘のダーホァのことを愛していると言う。今は海外にいるが、1年後には帰ってくると。
ダーホア母はダーホァの写真をカイローに見せる。ダーホァの口元を手で隠し、目元だけを見るカイロー。カイローはダーホアがいつ海外へ出発したのか聞く。2か月前だとダーホァ母が答え、カイローはドゥ主任が会社に来なくなった頃だと分かる。
これまでのドゥ主任の行動や、グァンジュンとダーリーが運転手になったことなどを思い返し、カイローはある答えにたどり着く。“これでつじつまが合う”と。「ありがとう。予想外の大収穫でした」とダーホァ母に言い、カイローは店を後にする。
グァンジュンは会社の階段に座りながら「ドゥ主任が本当にダーホァなら本物のドゥ主任は?ダーホァを替え玉に利用したのは誰なんだ。テリー社長か?でも、なぜだ?」とつぶやく。そこにジュースを持ったダーホァが来る。グァンジュンに1本渡し、もう1本を飲むダーホァ。
しばらく話たあと、仕事に戻るとダーホァは階段を登り始める。そんなダーホァに「おむすび」言うグァンジュン。ダーホァはつい「えっ?」と言いながら振り向いてしまう。
「そんなこと言うから急に食べたくなったわ。あなたの家の近くにおいしい店は?」とごまかそうとするダーホァ。グァンジュンは「買ってきます。きっと主任の好きな味です」と答える。「ありがとう」とお礼を言い、ダーホァはオフィスへ向かう。グァンジュンは“ドゥ主任”がダーホァだと確信する。
会社の誕生日パーティーが開かれる。
会場で“今までのことから考えて、ダーホァがドゥ主任に変装してるとしか思えない。もし本当にそうだとしたら、ドゥ主任に何があったの?”と思うカイロー。
車から降りたテリーとダーホァは会場へ向かう。車を運転してきたグァンジュンは、いつもは外で待っているが「今日は中を見に行く」とダーリーが止めるのも聞かず駆けて行ってしまう。
会場に来たテリーは、今月誕生日の人たちにお祝い金を渡す。
そのあと進行係が「ではロウソクの火を吹き消してもらいます」と言うと、突然「待って」とカイローが止める。そしてカイローはマイクの前まで歩いて行く。
ーつづくー
ドゥ主任がダーホァだとグァンジュンが気づいたみたい…。
これからグァンジュンはどうするんだろう。
すぐにダーホァに気づいたことを言うのかな…。
あとテリー。
グァンジュンにヤキモチやいている!?
ダーホァには家に戻るように言いながら、グァンジュンを見つめるダーホァが嫌みたい。
ただテリーの場合、ダーホァが好きなのか、リャンエンとして見てなのか…。
同じようにドゥ主任がダーホァじゃないかと気づいたカイロー。
カイローはマイクの前で何を話すつもりなのー!?Σ( ̄ロ ̄lll)
いろいろが気になりますぅぅぅ。
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